天才ハンス・ロットに触れる
当店店主はワインとクラシック音楽に造詣が深い。
やはり芸術は飽きる事がない。
以前マーラーの伝記を読んでいたらハンス・ロットの名があった。
彼より2歳年長であり親交も深くお互いを尊敬していた。
しかしロットは精神的に異常をきたし死去。
何と年齢は25歳でした・・・。
ですから作品の数は少なく知名度も低い伝説の音楽家。
N響の音楽監督はパーヴォ・ヤルヴィ。
偉大な父を持つ指揮者です。
現在、N響と信頼関係にある。
この関係は過去も含めても最良だと思う。
それはパーヴォの導き方にあると思う・・・。
★ ハンス・ロット作曲
交響曲第1番 ホ長調
師であるブルックナーの響きとマーラー的要素を感じる。
マーラーに関してはロットが影響を与えたが正しい。
今、鑑賞すると普通・・・。
ですが当時は斬新であったようだ。
作品自体は認められずにロットは精神的に悩んだのかもしれない。
作品は自分の子供である・・・。
やはり力作を評価されなかったのは大きい。
しかしロットが22歳の時に完成した作品。
やはり天才の片鱗を感じます。
フルトヴェングラーもワルターも19世紀の指揮者は作曲もした。
どちらに志があったかはまた別である。
先に作曲で後に指揮活動だと思う。
しかし現在では作品は演奏されない。
ベートーヴェンのように繰り返し演奏されるのはやはり凄い。
未知の作品を知るのは刺激的。
しかも当時に思いを馳せる・・・。
右脳を使い感じる・・・。
これは素敵な時間である。
2019年4月22日
静岡県 藤枝市 ワイン専門店
対談:クラシック音楽の名演!!
Gさん:クラシックとワイン愛好家。
店主:ヴァイオリンを習い志した。
膨大なクラシック音楽の音源。
その蓄積の中に名演奏が多くある。
それでは語りましょう。
店主:もうクラシック音楽愛好歴は長いです。
やはり中心はフルトヴェングラーです。
先日、若い常連様にフルトヴェングラー指揮でベートーヴェンの第5番をお勧めしました。
若き青年は最後まで鑑賞してくれた・・・。
しかし難しくて録音が古いと言っていた。
確かにモノラル録音は聴きづらいと思う。
しかし、ドイツの魂フルトヴェングラーは聴くべきです。
Gさん:でしたらサイモン・ラトルとか勧めればよかった。
彼はモダンな演奏スタイルですしね。
バーミンガム市交響楽団との演奏は凄い。
マーラーは得意だよね・・・。
店主:そう、来日した時にコンサート行きました。
その熱量たるやマグマのようでした・・・。
あの熱量を持ちベルリン・フィルのシェフとなった。
辣腕ぶりは引いたが安定した運営ぶりでした。
Gさん:天下に君臨するベルリン・フィルもつまらん。
せいぜいカラヤン時代までだよ・・・。
今度、音楽監督に就任した何々・・・。
もう名前も覚えていない。
店主:そうですね・・・。
期待より失望ですよ・・・。
昨日はレコードの温もりを感じました。
フルトヴェングラーの歴史的名演。
1947年5月27日のライブ録音です。
これこそゲルマン魂・・・・。
私の感性にガンガン響きます。
フルトヴェングラーはドイツを背負いました。
何だかんだ言いながらトスカニーニは逃げた。
ムッソリーニ批判をアメリカでしても自身は安全。
安全な中で批判をしても効果は薄い。
Gさん:しかもトスカニーニは自身のオケには独裁者。
噛みつき野郎です。
店主:しかし最晩年、自身の為のオケNBC交響楽団との別れは劇的。
君臨しても去るべき時はある・・・。
彼は英断を下しました。
大いなる悲しみを背負いながら・・・。
良いも悪いも人生は先が見えないから自分で道を選択しなくてはならない。
その事を思い知りました・・・。
2019年4月21日
静岡県 藤枝市 ワイン専門店
ソムリエが選ぶイタリアワイン
イタリアワインは多彩。
やはりソムリエが手助けしてくれるお店で購入したい。
今やソムリエ在中は普通である。
ワインを選ぶ時にソムリエですか?と尋ねる事は必須。
今回はウンブリアの白。
ウンブリアは日本人にはお馴染です。
サッカーの中田氏が在籍したペルージャは州都です。
★ オルヴィエート・クラシコ
グレケット、プロカニコ他
日に日にポカポカ。
私が住む静岡県藤枝市は太平洋の恩恵もあり一足先にポカポカ。
視覚でも嗅覚でも味覚でも春を感じる。
服装も皆様、春らしい・・・。
こんな時期に爽やかな白がいいね。
GW中に真昼間から楽しみたい!!
バーベキューで楽しみたい。
いいじゃないですか!!
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2019年4月18日
静岡県 藤枝市 ワイン専門店
GWを楽しもう・・・。
ワイン専門店ピノ ノワール。
藤枝でひっそり存在感なく営業しております。
来る者は拒まず去るものは追わず。
で、がんばっております。
長く来てくれる常連様・・・。
新規のお客様・・・。
歓迎であります!!
もう一度言う、大歓迎です。
今年のGWは長い長い・・・。
ですから海外旅行、国内旅行など企画はそれぞれです。
久しぶりに旧友と再会する。
久し振りに恩師と会う。
そんな時はワインが必須でしょ。
ワイン専門店からおすすめをご紹介。
★ 2014 ラ シャペル ド ラ ミッション オー・ブリオン
当店販売価格¥11,234(税込)
一言:これは買い!!
誉れ高いラ ミッション オー・ブリオンのセカンド。
あのオー・ブリオンと比較される優ボルドー。
そのセカンドですから十分責任を果たしてくれる。
1992年が初ヴィンテージ。
最近の値上がり状況を鑑みても買い!!
買い、買い、買いだ!!
そしてボルドー格付第2級。
その中でも筆頭格のシャトー。
それがレオヴィル・ポワフェレです。
元々は同じであったが三分割された。
長兄ラスカーズそしてポワフェレ、バルトンである。
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★ 2011 シャトー レオヴィル ポワフェレ
当店販売価格¥12,960(税込)
当店販売価格:ワイン好きなら一度は飲むべき
美的、バランス・マニアの私。
やはりサン・ジュリアンは魅力的。
同村からは素晴らしいワインが産出される。
しなやかでありながらボリューム感もある。
タンニンもキッチリと感じます。
安定、安心感のあるワインです。
2019年4月16日
静岡県 藤枝市 ワイン専門店
ベルリオーズとイタリアワイン
当店店主はワインとクラシック音楽漬け。
まるで漬物状態・・・。
身に浸み込んだ経験を仕事に生かしている。
今に名を残す作曲家はやはり天才だ。
楽聖ベートーヴェンの偉大さは言うまでもない。
また私が愛するブラームスや革命的ワーグナー。
中でもベルリオーズは異色の天才。
彼はギターしか弾けずに作曲。
しかも管弦楽の大家で出版物まであります。
父は医者で彼にもその道を求める。
しかし作曲家の道へ進む・・・。
噂では解剖が苦手であったとか・・・。
当時、幻想交響曲はあまりに画期的である。
旅行好きなベルリオーズは旅行好きな見聞家でもある。
★ ベルリオーズ
交響曲イタリアのハロルド
ローマ大賞受賞者としてイタリアへ・・・。
この大賞はドビュッシーも受賞しイタリアへ留学。
かなり異端な留学生であったらししいドビュッシーはその後の革新的作品をみればわかる。
本題のイタリアのハロルドは、その時の体験を元に創作。
イタリアはメンデルスゾーンなど様々な作曲家が題材にしている。
それだけ南国は憧れの地であったのだろう。
しかも共通して開放的で牧歌的でもある。
当時の雰囲気が醸されている。
ワインはこの流れでイタリアでしょ。
感性あるワインでお気に入り・・。
しかも価格は手頃だからまたまた良い。
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★ サッソ ロッソ
フォンド デルソーレ
当店販売価格¥1836(税込)
やはりサンジョヴェーゼ。
ジュピターの血と言われる高貴品種。
しかし地域地域でその特徴は大きく違う。
ゴールデンウィークにでも楽しんで下さい。
2019年4月15日
静岡県 藤枝市 ワイン専門店
おすすめNZワイン!!
最近、ポッコリお腹。
お気に入りのワイシャツが決まらん。
ではでは・・・。
腹筋1000回。
腕立て5000回・・・。
と出来るわけなく。
ほそぼそと格闘しています。
しかし汗ってこんなに出るの?
とばかりシャツがびしょびしょ。
気持ちのいい運動の後のSBは最高。
しかも瞬く間に世界のSBの地位を獲得したNZワイン。
私はスクリューキャップ肯定派人間。
短気な私にはとても合う。
知っていますか?
NZランドでは99%の採用率って。
新世界ではスクリューキャップが多い。
後参入の地は、合理性を追及する。
これ旨い!!
SBの見本だよ・・・・。
昔、ハウス オブ ノビロSBに感激。
あの価格でこのアロマって凄いと驚いた。
それと同等かそれ以上だよ!!全く・・・。
★ マナ マールボロ SB
NZランド マールボロ
当店販売価格¥1836(税込)
世界のSBの模範。
あっと言う間に席巻・・・。
ピノ ノワールとSBは特質物だ。
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美感マニアの私。
この驚異の美しさに、もう脱帽。
瑞々しさが口中に広がる。
癒される果実味に別世界の想い。
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2019年4月14日
静岡県 藤枝市 ワイン専門店
リヒャルト・シュトラウス
当店店主はワインとクラシック音楽に造詣が深い。
そんな私から一人の音楽家をご紹介致します。
後期ロマン派を代表する作曲家リヒャルト・シュトラウス。
隆盛を極めたロマン派最後に大きな花を咲かせた。
特質としてリストを祖とする交響詩の正統な後継者。
交響詩に死と変容やドン・ファンそしてティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずらが有名。
そして斬新なオペラも多く残す。
サロメは現在でもその斬新さは凄い。
そしてホーフマンスタールと蜜月から生まれた
薔薇の騎士、エレクトラは重要なオペラ作品である。
父親がホルンの名手である事からホルン協奏曲は傑作。
また彼は指揮者としても有名。
簡素な身振りからフォルティッシモを引き出す。
そんなカリスマ的指揮者の面も持ちます。
そんな天才中の天才の人生は多難であった。
彼が生まれたのはバイエルン王国の時代。
そして第一、二大戦、終戦があり翻弄される。
息子の嫁がユダヤ人でありナチス政権下では苦労。
また財産も二度失うなど精神面、財政面でダメージを受けた。
戦後、喪失感の中から4つの最後の歌を作曲。
これは、ドイツ・リートの最高傑作である。
私的にはシューベルトの冬の旅と並ぶかそれ以上。
最初は交響詩からがお勧めです。
★ ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら
気分により遊び回る主人公。
周囲の動揺や迷惑を感じないティル。
そして最後は・・・。
とドイツの古くからの物語から・・・。
★ ドン・ファン
私この作品が好き。
理想の女性を求めて彷徨う。
だらしなく下品な男ではない。
それよりも品を備え格調高い・・・。
シュトラウスは決して過度にならない実にわきまえた作曲家。
彼はドイツ人の典型的な人物なのかもしれない。
★ 死と変容
これは、交響詩の最高傑作と断言できる。
シュトラウス自身の病気体験からの生の作品。
これは、必ず聴きたまえ。
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ベルリン・フィル
カラヤンが指揮したリヒャルト・シュトラウスは絶品。
アンチカラヤンの私でも感激する。
同じ時代を生きた彼だからの演奏。
また、彼が指揮した薔薇の騎士は評価の高い名演です。
今夜はクラシック音楽を鑑賞して下さい。
2019年4月13日
静岡県 藤枝市 ワイン専門店
ブラームスとイタリアワイン
当店店主はワインとクラシック音楽に生涯を捧げる。
そんな私から素敵なご提案。
極楽。。。。
ワインとクラシック音楽のマリアージュ。
私が敬愛するヨハネス・・・。
そう、ヨハネス・ブラームス。
晩年の写真のイメージやジメッとした音楽室の人物絵のイメージが強烈。
しかし若い頃のブラームスは超イケメン。
誰しも老いればそれなりの風貌になります。
そして作品が渋い・・・。
それが輪をかけて難しくさせている。
偉大なブラームス最後のシンフォニー。
交響曲第4番 ホ短調。
ホ短調好きの私の定番。
澄んだ小川のせせらぎと自然の響き。
あの境地に達したブラームス。
常に評論される彼の作品。
当時の楽壇は二分されていた。
ワーグナーとブラームスである。
本人達よりその周辺が熱くなっていた。
そんな時代に・・・。
最後のシンフォニー・・・・。
精神的に高みに達した彼は創作したのだ。
自分自身へのシンフォニーとして・・・。
ブラ4はオケと指揮者の力量がわかる。
技量が写る作品である。
私はフルトヴェングラーやシューリヒトを頻繁に鑑賞します。
真逆のアプローチながら本質は同じ、これが一流の指揮者の凄み。
ワインはコルヴィーナ100%。
私はモノ・セパージュ信奉者。
ヴァルポリチェッラを構成する一品種。
そんな脇役の品種の大抜擢。
コルヴィーナ君、君が主役をやりたまえ。
http://pinotnoirno1.blog.fc2.com/img/CCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCC.jpg/" target="_blank">https://blog-imgs-113.fc2.com/p/i/n/pinotnoirno1/CCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCC.jpg" alt="CCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCC.jpg" border="0" width="296" height="296" />
★ 2016 コルヴィーナ ドガーナ ヴェネタ
当店販売価格¥1,880(税込)
実に興味深い。
複雑さのある味わい。
腐葉土、ネズの実などのニュアンス。
勿論ベリー系の香りもしっかり感じる。
国際品種以外を楽しみたい。
そんなご要望を受けての販売です。
是非に是非にお買い求めください。
2019年4月12日
静岡県 藤枝市 ワイン専門店
ベートーヴェンの春とワイン
当店店主はワインとクラシック音楽漬け。
日々毎日毎時間ワインとクラシック音楽。
昨日は私のアイドル、ベートーヴェン。
そして大好きな南アワインで絶頂・・。
ベートーヴェンのスプリング・ソナタ。
言わずと知れたヴァイオリンの名曲。
彼は、およそ10作品を残しました。
頻繁に演奏されるのが第5番、春。
そして第9番、クロイツェルです。
私の愛聴盤はダヴィート・オイストラフの演奏。
大柄な体格からは信じられない繊細さを伴います。
そしてワイン・・・。
一途な私、愛もワインもクラシック音楽も。
クラシック音楽はフルトヴェングラー一筋。
ワインは多々あるが、南アは最初に頂いてから一筋。
位置付けでは新世界・・・。
ではあるがワインの歴史は古い。
定義の見方は考え方で各々違う・・・。
http://pinotnoirno1.blog.fc2.com/img/pppppppppppppppppppppppppasasa.jpg/" target="_blank">https://blog-imgs-113.fc2.com/p/i/n/pinotnoirno1/pppppppppppppppppppppppppasasa.jpg" alt="pppppppppppppppppppppppppasasa.jpg" border="0" width="296" height="296" />
★ ファイブズ リザーブ CS
CS100%
デイリーワインの主役はCS。
旨安ワインの主役はピノではなくCS。
これに続けとシラーが名乗りを挙げる。
今やデイリーワインは戦国時代の様相です。
おおとストレートな味わい。
私は自他共に認めるモノ・セパージュ信奉者。
ステンレスタンク醗酵、熟成。
CSにステンレスタンクのみは意外と珍しい。
やはり樽を使い複雑さを演出するのが基本。
心地よい香りに満足・・・。
ボルドーのCSと随分違う。
教科書通りの表現とは差がある。
やはりワインとは奥が深いなと痛感。
2019年4月11日
静岡県 藤枝市 ワイン専門店
クラシック音楽は楽しいよ。
当店店主は大のクラシック音楽好き。
初恋のよしえちゃんより・・・。
大好きなカツ丼より好きなのだ。
クラシック音楽は難解だ。
そう思われている方は多い・・・。
しかし作品は多種多様です。
初心者の方でも楽しめる作品は多い。
お客様に子供に聴かせる音楽を教えてと質問される。
私は数曲ご紹介します・・・。
中でもリムスキー・コルサコフのシェーラザードを一押し致します。
彼はロシア管弦作品の父と称されます。
素晴らしい色彩のオーケストラレーションを施す魔術師。
色彩感覚はドイツのリヒャルト・シュトラウスに並ぶ。
彼ら二人は音符を絵具としてキャンパスに自在に描く。
シェーラザードは千夜一夜を題材にしています。
ですからお子様でも身近に感じます。
コンマスが奏でる主題はお話の序奏であり、各楽器がそれぞれ登場して展開。
自然と脳裡に旅の様子が浮かびます。
また音源も豊富ですから選択する楽しさもある。
★ リムスキー・コルサコフ
交響組曲シェーラザード
トゥガン・ソヒエフ指揮
NHK交響楽団
素晴らしい演奏でした・・・。
ふとヴィオラを見ると・・。
何と何とベルリン・フィルの清水さんが弾いている。
これには驚きました。
ゲストで参加していると思われます。
(人違いでしたらすいません)
気になりラトルとベルリン・フィル最後の演奏であるマーラーの第6番を確認。
やはりビオラは同じ女性でした・・・。
そしてこの日のプログラム。
フォーレのペレアスとメリザンド。
ペレアスとメリザンドは様々な作曲家にインスピレーションを与えた。
ドビュッシーは取り憑かれた様に作曲し唯一のオペラを残した。
フォーレ節を堪能できるエレガントで不思議な作品です。
フランス音楽はエスプリが効いた作品が多い。
そしてブリテン。
イギリスを代表する作曲家。
シンプル・シンフォニー・・・。
ブリテンはまだマニアの人しか知らない存在。
しかし才能豊かですから今後人気になると確信。
2019年4月9日
静岡県 藤枝市 ワイン専門店
印象的な1本。
ガメイ種・・・。
私が興味を失った品種である。
しかし、ふむふむ・・・。
何々・・・。
オレゴン産・・・。
しかも1983年植樹。
ビオディナミ&マセレーション・カーボニック。
これはこれは興味が湧くでしょ、あんた。
★ ガメイ エオラ・アミティ・ヒルズ
イヴニング ランド
当店販売価格¥6156(税込)
http://pinotnoirno1.blog.fc2.com/img/gggggggggggggggggggggytyty.jpg/" target="_blank">https://blog-imgs-113.fc2.com/p/i/n/pinotnoirno1/gggggggggggggggggggggytyty.jpg" alt="gggggggggggggggggggggytyty.jpg" border="0" width="296" height="296" />
見よ!!キュートな色調。
ガメイのあの外観外観。
ラズベリーやスミレの香り・・・。
まさに、お花畑や〜!!
やはりガメイはガメイ。
甘味を含んだ果実味にほっこり笑顔。
旨みエキスがじんわり広がる。
決して偉大なワインではない。
しかし気持ちをほぐしてくれる1本。
この季節に似合うワインです。
是非、ご購入をご検討下さい。
2019年4月8日
静岡県 藤枝市 ワイン専門店
春祭とネッビオーロの夕べ
当店店主はワインとクラシック音楽の辞典。
長い経験から蓄積された知識はもはや辞典人間化。
そんな辞典人間の私のおすすめ・・・。
昨日はストラヴィンスキーの傑作。
春の祭典とイタリアワインの夕べ。
イーゴリー・ストラヴィンスキー。
多面性ある作曲家である。
所謂、カメレオン作曲家・・・。
作風や様式を器用に変容させた。
しかしそれは仕方がない事である。
ロマン派が終わりそれに続く作品・・・。
ワーグナーが楽劇トリスタンとイゾルデでトリスタン和音により次時代の道しるべを占めす。
これは余談だが、ベートーヴェンの交響曲の方程式が、ショスタコーヴィチなど後世の作曲家に影響を与えたのと同じでワーグナーの革新はドビュッシーの牧神の午後への前奏曲に結びつく。
この様な背景で作曲家は自身のスタイルに迷いながらもがいていた。
そんな途上で革新的な作曲家が多く誕生した。
ドビュッシー、シェーンベルク、ベルク、レスピーギ、バルトークはその代表だ。
彼らは独自のスタイルを確立し現在では尊敬されている。
脱線しているので本線へ・・・。
天才ストラヴィンスキーの春の祭典。
初演でシャンゼリゼ劇場の聴衆は右往左往の大騒ぎ。
こうしてクラシック音楽史上の名曲は評価が分かれた。
耳の肥えたパリの聴衆でも理解に苦しみ、判断力あるにも関わらず評価が出来ずに騒いだ。
喧嘩もあったと伝えられる程に大騒ぎになった革新的名曲。
私は小学生の時にこの作品を初めて鑑賞。
身近なベートーヴェンと比べその異端さに驚愕した。
初演をしたピエール・モントゥーが後に録音した音源。
それは私の宝物です。
霞がかかる鈍よりした雰囲気。
近年のシャープなスタイルとは随分違う。
しかし、この演奏は決定的だ!!
ワインは私が愛するイタリアワイン。
ネッビオーロの妖艶さは圧巻である。
飲み手を素直に納得させるサンドローネ。
★ 2011 ネッビオーロ ダルバ ヴァルマッジオーレ
栄光の歴史はそう古くはない。
しかし、その卓越した表現力は素晴らしい。
ヴァルマッジオーレはロエロのクリュ。
バローロに比べ果実味がストレート。
バローロに比べ格下扱いだが楽しみ方が違う。
色調、香り、味わいとも胸に迫る秀品。
素晴らしいバランスで美感マニアの私としては満足。
http://pinotnoirno1.blog.fc2.com/img/qqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqwewew.jpg/" target="_blank">https://blog-imgs-113.fc2.com/p/i/n/pinotnoirno1/qqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqwewew.jpg" alt="qqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqwewew.jpg" border="0" width="296" height="296" />
因みにロエロは白もいい。
怖れずに言う!!
評価が高いのはアルネイスの方かもしれない。
何故かって、それはロエロの赤はバローロと比較される。
しかしアルネイスと対比するワインは同州にはない。
そんな貴重な品種がアルネイスである。
アルネイスは押し付けがましくなく自然体。
とても上品なワインですから一度は飲んで頂きたい。
2019年4月7日
静岡県 藤枝市 ワイン専門店