トップ > Pick up > オルセー美術館とワイン

オルセー美術館とワイン

オルセー美術館とワイン



私の趣味はワインとクラシック音楽。

最高のマリアージュを研究しています。




2019年5月1日。

オルセー美術館でのベルリン・フィルコンサートの映像を楽しみながらワイン。

印象派の作品の所蔵が随一であり音楽もドビュッシーである。

ドビュッシー自身は印象派とは思っていない。

しかし私達、後世の評価では印象派である。



ドビュッシー作曲

歌劇「ペレアスとメリザンド」組曲から 抜粋

牧神の午後への前奏曲



天才の才分を感じる牧神の午後への前奏曲。

午後の時間、牧神がニンフに目を付ける。

午後のまどろんだ時間に夢心地である。

ドビュッシーの澄んだオーケストラレーション。

小品ながら大曲以上の傑作だと常に痛感します。



またダニエル・ハーディングの指揮が素晴らしい。

イギリスの指揮者でラトルの薫陶を得た人物。

流暢な指揮で現代指揮者ではトップクラスです。



そして最後にワーグナー。

この巨人の作品は惹きつける力が巨大。

ワーグナー熱烈愛好家をワグネリアンと称す。

楽劇ワルキューレからさようなら 勇ましいわが子。

ヴォータンが最愛の娘と別れる最高のシーン。

私は中学生の時ワーグナーと出会い、惚れた。

中でもこの場面は涙でるよ、感動だ!!

歌手はブリン・ターフェル・・・・。

威厳ある歌い方でまるでハンス・ホッターである。



そしてワインはピノ ノワール。

北イタリアのヴァッレ・ダオスタの雄アンセルメ。

ユニークな産地で決して重くない仕上がり。

ピノ ノワールの適地だと私は思う。



gggggggggggggasasas.jpg



★ セメル パテル ピノ ノワール

  当店販売価格¥9180(税込)



親近感湧くピノ ノワール。

ライト・ボディーながら旨みエキスいっぱい。

じんわりと旨みが広がる。

小梅的、イチゴドロップ的な香りが広がる。

質感ある酸味が好印象で絶妙なバランスに感激。



いい時間・・・。



2019年5月27日

静岡県 藤枝市 ワイン専門店

最終更新日:2019-05-27