Gさん:当店通い歴11年のワイン通。
店主:ヴァイオリンを習い志した。
店主:聴いた事がない作品でも特徴で作曲家がわかります。
わかりやすいのがシューマンとベルリオーズ。
そしてショスタコーヴィチですね。
Gさん:バロック時代と違い個性がはっきりしている。
だからクラシック音楽を長年鑑賞しているとわかるね。
特にショスタコはクセがわかりやすいね。
店主:ワインと同じなんですね。
ドメーヌや産地の特徴を捉える。
後、驚かれるのは他の人と車の乗車中・・・。
流れて来た作品の曲名を当てる。
自慢ですけれど正解率は高いです。
または演奏後にアナウンサーが作品名やオケ名を言います。
その時に指揮者を言える。
まあ、これは組み合わせですけど・・・。
それとお得意の作品があります。
ブルックナーのシンフォニーでミュンヘン・フィルとなればチェリビダッケとか。
Gさん:どの指揮者がどのオケの音楽監督かを把握していると出来るね。
しかし長年の経験が成せる妙技。
店主:私は素晴らしい演奏に出会うと直ぐに泣ける。
これも妙技です・・・。
女優より早く泣けます、絶対に・・・。
Gさん:それは面白い。
往年の演奏家も特徴があり当てやすいね。
ピノさん好きなフルトヴェングラーは当てやすいね。
店主:ピアニストでもグールドやリヒテルは当てやすい。
ヴァイオリニストはフランチェスカーティやミルシティンは当てやすい。
独自の音色があります。
声楽ですとハンス・ホッター、ディースカウは特徴あります。
特にホッターはヴォータンとして名声を得た。
ですから堂々と威厳のある歌い方です。
Gさん:グールドは弾きながらハミングするからね。
そして音のバランスが絶妙。
ギーゼキングとか大家とは随分違います。
店主:チェロのカザルスも当てやすい。
そしてフルニエは上品な音色で正に貴公子。
今日はドボルザークのチェロ・コンの並行聴きします。
2019年5月20日
静岡県 藤枝市 ワイン専門店
最終更新日:2019-05-20