対談:ナパ・ヴァレー
Aさん:当店通い歴7年、ワインに精通
店主:百戦錬磨のソムリエ
只今ナパ・ヴァレーのワインが席巻しています。
伝説のパリ テイスティングが証明する。
その実力は瞬く間にワイン界に知れ渡った。
語りましょう・・・。
店主:当店は高価格帯も良く売れます。
ブルゴーニュ、トスカーナ、ナパ・ヴァレー。
特にナパ・ヴァレーの高級イメージ路線は成功。
今回はキャッスル・ロックをお勧め致します。
★ 2017 ナパ・ヴァレーCS
カベルネ ソーヴィニヨン主体
当店販売価格¥5498(税込)
1994年設立・・・・。
と言っても自社で醸造設備を持っていません。
ですから優秀なワイナリーと契約します。
畑に関しても同じです。
Aさん:シェアーハウスじゃないけど・・・。
どちらかと言えば居候かね。
店主:ブルゴーニュもナパ・ヴァレーも新規で畑の所有は難しい。
土地の価格が値上がり相続税も比例します。
でしたら所有せずに品質の高いブドウを得る。
これは理に適っていると言えます。
ネゴシアン系ですね・・・。
そしてまだお勧めのナパ・ヴァレーがあります。
ヴァソ セラーズ・・・・。
カルト系のダナのハーシー・ヴィンヤード(ハウエル・マウンテン)は15%がセレクトされます。
残りがヴァソとなります。(約70%)
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★ 2014 CS ナパ・ヴァレー
ヴァソ・セラーズ
CS96%、PV3%、M1%
当店販売価格¥12960(税込)
勿論、ダナの立役者メルカが醸造しています。
ダナのハーシーに比べ飲みやすくナパのCSの素晴らしさを楽しめます。
ハウエル・マウンテンはオークヴィルやラザフォードと比べ知名度は落ちます。
しかし午後に強い日差しを受け夜間は急速に温度が下がります。
ですから結果バランスが良いワインになります。
Aさん:ダナのワインは超高級・・・。
ですかがこの価格なら納得して購入できます。
一度フィリップ・メルカのCSを飲んでみたい。
この夢が実現できるのは幸せです。
ピノさんは旨いワインを発掘するのが上手。
ナパ ハイランズも素晴らしかった。
店主:そう言って頂きまして感謝です。
2019年2月2日
静岡県 藤枝市 ワイン専門店
シチュエーション考えました。
ワインを贈る・・・。
どんな背景があるのでしょう。
数十年振りに友人に会う。
私の子供も巣立った・・・。
彼も同じ様に人生を送っているだろう。
同じクラスで悪さも勉強もがんばった。
好きな子も同じであった・・・。
意識はしなかったが今思えばライバル関係であった。
私行きつけのレストランで会う。
彼とのワインはバローロにしよう。
百花繚乱のバローロ。
イタリアワインの王様として君臨。
熟成したネッビオーロは妖艶。
香り味わい共に魅せてくれる。
★ 2005 バローロ チェレクイオ
ミケーレ キアルロ
当店販売価格¥12793(税込)
バレンタイも近い・・・。
お手製のチョコに+ワイン。
デザインもオシャレ・・・。
飲みやすい・・・。
がいい・・・。
彼とは同じ会社で出会った。
彼は一年後輩で高身長・・・。
まさしく私好みで一目ぼれ。
社内の飲み会で自然と隣同士になった。
趣味や故郷が同じで意気投合。
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★ 2014 ドモード サンジョヴェーゼ
イタリア アブルッツォ
サンジョヴェーゼ100%
今回の組み合わ・・・。
喜んでくれるかな〜
と背景を気ままに考えました。
2019年2月1日
静岡県 藤枝市 ワイン専門店
クラシック音楽の天才作曲家
当店店主はワインとクラシック音楽に造詣が深い。
そんな私から・・・。
私が尊敬する作曲家。
まず筆頭は楽聖ベートーヴェンである。
彼の業績は圧倒的。
あらゆる分野で凄みを効かす。
為政者に音楽を芸術と認めさせた。
ゲーテとは対照的で逸話は有名。
そして正統派継承者ブラームス。
彼は楽聖を尊敬し更に進化させた。
時代遅れなどの言葉は全く正しくない。
懐古しながら進化させている。
全ての作品おいて時代遅れはない。
またオペラを残さなかった。
ベートーヴェンとブラームスの間のメンデルスゾーン。
作品の完成度は高く手直し無しのストレートさを感じる。
これはモーツァツトにも言える。
あまりに早く人生を閉じた天才。
彼が長く活躍していたら傑作を次々創作したと思うと残念です。
後期ロマン派から2名、リヒャルト・ワーグナーとリヒャルト・シュトラウス。
どちらもリヒャルト君。
人格的には難有りのワーグナー。
大作曲家として君臨・・・・。
破天荒な人生ながらも才能で生き抜く。
オペラの世界を超越した楽劇を生む。
因みに自信過剰な天才もベートーヴェンだけは尊敬していた。
それとウェーバーにはシンパシーを感じていた。
彼の信奉者をワグネリアンと呼ぶ。
聖地であるバイロイト通いは基本。
そしてリヒャルト・シュトラウス。
ナチスに翻弄されながらも不屈の男。
交響詩やオペラなどすれも一流。
革新的な作風から晩年は回帰。
最晩年の四つの最後の歌はリート傑作。
上記の神様以外にもたくさんいます。
後世に名を残すのは天才ですから。
また時間がありましたら紹介させて下さい。
2019年1月31日
静岡県 藤枝市 ワイン専門店
強烈ベートーヴェン第5番とワイン
当店店主はワインとクラシック音楽に造詣が深い。
そんな私から素敵なマリアージュをご紹介致します。
シャルル・ミュンシュ。
まだアルザスがドイツ領だった頃に生誕。
彼は元々ヴァイオリニストであった。
しかもかなりの腕前である。
最古の市民オケであるゲヴァントハウスでコンマスを務め
フルトヴェングラーも指揮をした。
指揮者に転向してからはパリ管やボストン交響楽団などで腕を振るう。
1960年に手兵ボストン交響楽団を率いて来日。
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★ ベートーヴェン
交響曲第5番 ハ短調
1960年5月22日 日比谷公会堂
ライブ録音
不思議なのはヨーロッパに土台を持つ彼が米国サウンド全開な事。
行儀良くない金管の響き。
作曲家の指示を誇張に演出する事である。
ワインは敢えて対比できるものを選択。
官能的なシャンボール・ミュジニーがいい。
しかもデュジャック・・・・。
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奥ゆかしいシャンボール・ミュジニー。
しかもデュジャック フィス エ ペール。
フィス エ ペールは珍しい。
父子が逆である・・・。
ネゴシアンながらほぼドメーヌ。
その品質はお墨付き・・・。
まだまだ若く単調・・・。
ながらも時間の経過と共に表情を変える。
濃厚で密度の濃い味わい。
前代時代より進化し深い色調・・・。
全房醗酵からの脱却・・・。
ヴィンテージによる除率の変化の恩恵。
一点張りの主張もいいが臨機応変が正解。
うまみ要素が強く味わいの集中力は随一。
熟成させてあの魅惑で官能的にさせたい。
シャンボール ミュジニーのあ〜虜。
★ 2015 シャンボール ミュジニー
デュジャック フィス エ ペール
当店販売価格¥9,797(税込)
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時短料理・・・。
カツオと玉ねぎ簡単サラダ。
カツオの鉄分とシャンボール ミュジニーの鉄っぽいニュアンス。
そして生血のニュアンスが絶妙。
また私の様にメタボマンには超ヘルシー!!
やはり芸術とワインは共鳴する。
2019年1月29日
静岡県 藤枝市 ワイン専門店
ワインとクラシック音楽の夕べ
ワインとクラシック音楽は私の肥やし。
心と身体に染みわたる喜び。
それは楽しみです。
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団。
そしてブルゴーニュのお買い得ワイン。
ロイヤル・コンセルトヘボウの前首席指揮者ガッティ。
彼の過去のセクハラ問題で辞任。
たったの2年間の活動・・・。
そう言えば昨年はクラシック音楽界ではセクハラ問題が吹き荒れた。
著名な音楽家が辞任や批判をされた。
そんな中でトーマス・ヘンゲルブロックが指揮。
アーノンクールに薫陶を得た人物。
リストのピアノ協奏曲第1番。
久ぶりにピアニストはキーシン。
活動があまり見えない彼を久々に鑑賞。
年齢を重ねたヴィルトーゾは素晴らしかった。
そして天才メンデルスゾーンの作品。
これまた人気の第4番イ長調イタリア。
開放的で生き生きとした作品。
若くして亡くなったメンデルスゾーン。
彼は良心的で模範的、純粋な作品が多く、その偉業は素晴らしい。
彼が長く活躍してくれたら最高の作品を創作し続けていただろう。
ところでワインは白。
コート ドールの値上がりに対しコート シャロネーズは注目。
中でもリュリは素晴らしい。
濃い色調で熟した果物。
そして白胡椒のアクセント。
余韻の好印象は舌上に残る。
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☆ 2014 リュリー クロ ラ フォリー
ラ フォリー
当店販売価格¥3989(税込)
★
序曲「ローマの謝肉祭」 ベルリオーズ 作曲
ピアノ協奏曲 第1番 変ホ長調 リスト 作曲
ピアノ四重奏曲 第1番 ハ短調 作品15から 第2楽章 フォーレ 作曲(アンコール)
歌劇「セビリアの理髪師」序曲 ロッシーニ 作曲
交響曲 第4番 イ長調「イタリア」 メンデルスゾーン 作曲
歌劇「オテロ」から バレエ音楽 ヴェルディ 作曲
歌劇「マノン・レスコー」から 間奏曲 プッチーニ 作曲(アンコール)
<ピアノ>エフゲーニ・キーシン
<管弦楽>ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
<指 揮>トーマス・ヘンゲルブロック
収録:2018年9月14日 コンセルトヘボウ(アムステルダム)
2019年1月28日
静岡県 藤枝市 ワイン専門店
対談:クラシック音楽の個性派
Fさん:当店通い歴8年。
店主:ワインとクラシック音楽の研究者。
個性豊かなクラシック音楽の芸術家。
彼らは理念を持っている。
それらに敬意を払い鑑賞したい。
語りましょう・・・。
店主:まずはクナです。
ハンス・クナッパーツブッシュ。
我々は親しみからクナと呼んでいます。
練習嫌いで本番に強い強烈な個性です。
Fさん:フルトヴェングラーと同時代を生きた。
クナはナチス政権にはっきり発言した。
彼の雄大な演奏は素晴らしい・・・。
店主:あのウィーン・フィルに「私もあなた方もこの作品は詳しい」
「ですから練習はやめましょう」と発言。
チェリビダッケとは対照的です。
Fさん:しかしブラームスの交響曲。
お得意のブルックナーは名演です。
店主:ブルックナーの第3番。
この作品は尊敬するブルックナーに献呈された。
クナが指揮をすると土っぽい。
と言うか人間臭い・・・。
あの神聖な作品が人間臭く感じる。
先日、ゲルギエフ指揮でミュンヘン・フィルで鑑賞したら物足りなかった。
何でかと考えていたら・・・。
そうだ、クナの演奏と比べていたからだと気が付きました。
Fさん:ワーグナーの演奏は立派。
楽劇ワルキューレの壮大な進行は感動的。
店主:クナは意外にワルツなど小品も凄い。
意外にかわいらしく表現します。
クナと類似するのが・・・。
やはりクレンペラーだと思います。
若い頃はテンポが速く晩年とは別人。
しかしマーラーにも認められた天才。
あのレッグによって蘇生された指揮者。
ブラームスのアルト・ラプソディー。
失恋から開放される気持ち・・・。
それを私は苦難から開放されると解釈しています。
クレンペラーはユダヤ系であり人格も主張が強烈。
結果・・・。苦労人です。
天才+苦労で達観した境地に到達。
Fさん:わかる・・・・。
彼の演奏は哲学を感じる。
最初は難しく感じる、しかし数度聴くと良さがわかる。
興味深いよね往年の演奏家は・・・・。
2019年1月27日
静岡県 藤枝市 ワイン専門店
マーラーとニューヨークワイン
当店店主は芸術に造詣が深い。
そんな私から素敵なマリアージュをご紹介致します。
寒いこの季節マーラーの音楽はより深みを得る。
世紀末ウィーン芸術の一端を担ったマーラーだから。
交響曲第5番。
常に死を意識した彼らしい作品。
エリアフ・インバル指揮。
〜指揮者は存在する。
インバルな模範的なマーラー指揮者。
マーラーと同じユダヤ人でもあります。
★ グスタフ・マーラー作曲
交響曲第5番 嬰ハ短調
エリアフ・インバル 指揮
ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団
2017年3月13日 ライブ録音
そんな時は素晴らしい感性のワイン。
ニューヨークのピノ ノワール。
highsenseなワインである。
★ 2012 ピノ ノワール
エレメント ワイナリー
米国 ニューヨーク
数々の有名レストランで研鑽を積んだベイツ。
彼はマスター・ソムリエでもある。
フィンガー レイクスの冷涼な地から素晴らしいピノ ノワールを造る。
彼のワインはニューヨークの超一流のレストレンのみで提供されます。
芸術に華を添えるマリアージュでした。
2019年1月26日
静岡県 藤枝市 ワイン専門店ピノ ノワール
私的マリアージュ
当店店主はワインとクラシック音楽に造詣が深い。
中でもワインとクラシック音楽の組み合わせに執念。
そんな私の革新マリアージュ。
その意味は・・・・。
苦難あるが個性ある旧ソ連のショスタコーヴィチ。
そしてイタリア モリーゼの土着品種の組み合わせ。
スターリン体制下の芸術家の苦悩。
勿論、一般民衆も圧政に苦しんだ。
中でもジダーノフ批判に晒されると芸術家人生は暗闇。
ショスタコですら批判される・・・。
しかし不死鳥の如く交響曲第5番ニ短調で復活。
彼の根底にあるのは常に反骨精神。
表面は恭順しながらも反発。
それは作品を研究するとわかる事実。
名演が生まれるのには背景がある。
クーベリックのプラハの春音楽祭。
バーンスタインの東西ベルリンの壁崩壊での第九。
そして作曲家の前でのカラヤンの指揮。
そう、今回はショスタコーヴィチの第10番。
御前演奏である・・・。
パーヴォ・ヤルヴィ指揮N響も素晴らしかった。
しかし凛とした緊張感はカラヤンだ。
会場の拍手の中ショスタコは無表情であった。
そう感情を露わにできない独裁体制。
仮面の表情が身や己の芸術を死守できる。
★ ショスタコーヴィチ作曲
交響曲第10番
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ベルリン・フィル
モスクワ大ホール
1969年5月29日 ライブ録音
そしてワイン・・・。
数年前にティンティリアを飲み感心した。
スペインをルーツに持つ土着品種。
ベリー系たっぷりのふくよかな味わい。
これに感心したのである。
上記の味わいは数多ある。
しかしそれでいて特有の上品さは珍しい。
★ 2015 ティンティリア ラゲーナ
デューヴァ
ティンティリア100%
イタリア モリーゼ
当店販売価格¥4428(税込)
どうですか・・・。
革新の意味・・・。
2019年1月25日
静岡県 藤枝市 ワイン専門店
カルテットとピノ ノワール
ワイン通でありクラシック音楽通の私。
脳裡は常にこの二つ・・・。
クラシック音楽で究極は弦楽四重奏曲。
シンプルながら奥が深い・・・。
年齢を重ねると交響曲を重く感じる。
多彩な情報量を捉えきれなくなる。
有名な四重奏団は多い。
アルバン・ベルクやジュリアード。
そして今回のスメタナ四重奏団。
血統の良い四重奏団である。
私がカルテットを究極と称したのは理由がある。
室内楽に分類される簡潔さ故に難しい。
ハイドンが発展させベートーヴェンやシューベルトに受け継がれた。
中でもドボルザークのアメリカは人気。
あの名曲、新世界を作曲後に完成。
ドボルザークは新世界アメリカに馴染めなかった。
しかしチェコ移民の町スピルヴィルで同郷人に囲まれた安心感。
そしてチェコと黒人霊歌が交わる傑作が創作された。
チリピノ・・・。
最近は実にエレガント。
あの有名な海流フンボルト海流の影響を受けるカサブランカ・ヴァレー。
その冷涼な風を受け感性あるピノが誕生する。
樽の風味を嫌い樽不使用・・・。
酸化防止剤も最小限・・・。
エレガントなピノ ノワール。
実は理念あるワインなのだ。
★ 2013 ピノ ノワール
モンセカーノ
チリ カサブランカ・ヴァレー
当店販売価格¥6200(税込)
素晴らしいひと時に感謝。
究極の音楽カルテットは実に素晴らしい。
2019年1月24日
静岡県 藤枝市 ワイン専門店
ワインそしてクラシック音楽
実りある人生を送りたい。
多難でデコボコした人生。
しかし実りある瞬間もあります。
クラシック音楽の名曲。
長い歴史を重ねても演奏される作品。
それを名曲と定義する・・・。
大雑把に4つに区分。
バロック、古典、ロマン、現代。
それぞれ特徴があるのでご理解を・・・。
私は古典派後期からロマン派全般。
現代曲も好きです。
現代曲は日本を代表する武満徹さんが好き。
世界で通用する作曲家で我が国の誇りです。
話は前後しますが・・・。
古典派の巨人ベートーヴェン。
やはり私の生活の中心。
昨日はオペラ、フィデリオを鑑賞。
指揮はバレンボイムである。
楽聖の作品の中で珍しく不人気気味。
しかし自由博愛の精神に満ちた力作。
演奏時間もオペラとしては短い・・・。
オペラ初演時の政情不安が招いた悲劇。
それが今に続く不人気の根底にあると思います。
そしてワインは白・・・。
プライベートセラーで大切に管理していた。
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★ 2013 ブルゴーニュHCB
ドゥラグランジュ
当店販売価格¥3080(税込)
素晴らしい状態の外観。
穏やかでボリュームがある味わい。
粘性十分なコクありブル。
アフターに感じる白胡椒。
こんな時はブタショウ。
豚のショウガ焼きがいい。
当店のコンセプトは時短料理か身近なお惣菜で合わす。
前者は自分で簡単に料理。
後者はお店で販売されている料理。
それ以外は高級レストランでお楽しみ下さい。
http://pinotnoirno1.blog.fc2.com/img/rtrttrtrttrttrt.jpg/" target="_blank">https://blog-imgs-113.fc2.com/p/i/n/pinotnoirno1/rtrttrtrttrttrt.jpg" alt="rtrttrtrttrttrt.jpg" border="0" width="300" height="221" />
2019年1月21日
静岡県 藤枝市 ワイン専門店
対談:クラシック音楽の巨星たち
Aさん:ワインとクラシックマニア。
店主:小さなワイン屋の個性派店主。
往年の演奏家は器が大きい。
ですから聴き比べの楽しさがある。
大いに語りましょう・・・。
店主:私が尊敬するフルトヴェングラー。
トスカニーニ、クレンペラーなど個性ある指揮者がいました。
最近は小粒な指揮者で皆様優等生。
これはコンクールの良し悪しもあると思います。
あの均一された金太郎飴は興味が持てません。
Aさん:わかるね〜。
フルトヴェンングラーの解釈は少し誇張。
対してトスカニーニは整然としている。
しかし名が残っているのはフルトヴェングラー。
トスカニーニは後世の指揮者に影響を与えた。
店主:と言うか・・・。
フルトヴェングラーのスタイルは模倣出来ない。
彼だって最初からあのスタイルではなかった。
ニキシュの指揮を聴き何であんな響きになるか研究。
またシェンカーの影響も受けた。
シェンカー理論で有名です。
彼の日記にフルトヴェングラーの事が記載されています。
私含め人間は若い頃誰かの影響を受けています。
井伏鱒二が太宰から影響を受けたように・・・。
Aさん:天才カルロス・クライバー。
彼は父親のエーリッヒの呪縛から抜けられなかった。
影響を受けながら重圧も感じていた。
人間って面白いね・・・・。
店主:私が音楽を聴ける年齢の時は既に寂しい状態でした。
辛うじてチェリビダッケ、カラヤン、バーンスタインが活動していた。
しかしカラヤン率いるベルリン・フィルの高額なチケットは中学生では買えない。
残念な思いをしまいた・・・・。
勿論、クライバーが来日しシュトラウスのばらの騎士なんて無理。
おこずかいではオペラは聴けない。
ですから成人してからたくさんコンサートには通いました。
Aさん:そうなんだよね。
オペラのチケットはやはり高い。
悲しい・・・・。
店主:もっと立ち見含めて開放して頂きたい。
オペラ鑑賞に浸りたい・・・。
昔はマリア・カラスやシュワルツコップ、ビルギット・ニルソン
など能力が高い歌手が乱立。
男性ならディースカウやハンス・ホッターなど素晴らしかった。
この寒い時期はシューベルトの冬の旅。
ディースカウの歌声が醸す温もり・・・・。
Aさん:今日はシューベルトの歌曲を聴きます。
店主:レコードで聴いて下さい・・・。
リートはレコードがいいですから・・・。
2019年1月20日
静岡県 藤枝市 ワイン専門店
対談:ワインとベートーヴェン
Gさん:当店通い歴10年。教養人。
店主:ワインとクラシック音楽の探究者。
ワインとクラシック音楽。
ヨーロッパの文化の根底。
また素養の一つとして身に着けたい。
語りましょう。
店主:やはりベートーヴェンはスーパー・スター。
彼の能力は交響曲から協奏曲、歌曲など多岐。
しかもどれを取っても超一流。
今回は第5、7番とチリワインです。
Gさん:それはいい・・・。
ピノさんならではのマリアージュだね。
しかしLP時代第5、7番の組み合わせが多かった。
店主:そうです。
第5番とシューベルトの未完成とか・・・。
長い作品に序曲とか小品・・・・。
その小品が意外と素晴らしかった。
Gさん:コリオランとかエグモント。
短い作品ですがストーリーが簡潔。
店主:第5番はベートーヴェンの方程式。
苦難から歓喜へ・・・。
この流れはその後に決定打を与えた。
約130年後のショスタコーヴィチすらその呪縛を受ける。
Gさん:と言うか・・・・。
その流れは自然だよね。
ドラマも映画だってその流れ・・・。
店主:そうかもしれません。
セーラー物語とか様々あります。
そしてワインですが・・・。
輸入NO1のチリです。
最近もグングン品質がアップしています。
エレガント系シラー・・・。
チリのイメージをいい意味で崩す。
感性ある仕上がりです。
カサブランカ・ヴァレー・・・。
学校で習ったフンボルト海流。
その海流の影響を多分に受けています。
この産地のSBも素晴らしいです。
やはり寒暖差の賜物。
第5番は二楽章は美しい・・・。
意外と思われるかもしれないがお互いが共鳴する。
これはクラシック音楽とワインのマリアージュの見本。
Gさん:ピノさんには恐れ入る。
これは閃きがないと出来ない。
でワインのお値段は・・・?
店主:¥5434(税込)となります。
★ ベートーヴェン作曲
交響曲第5番 ハ短調
1974年9月15日 ライブ録音
交響曲第7番 イ長調
1964年9月19日 ライブ録音
エフゲーニ ムラヴィンスキー 指揮
レニングラード フィル
2019年1月18日
静岡県 藤枝市 ワイン専門店