トップ > 


最高のマリアージュ

最高のマリアージュ



当店店主はワインとクラシック音楽に造詣が深い。

そんな私が神から与えられた最高の時をご紹介。






歴史的な名演を楽しむ。

歴史的名演とは・・・。

フルトヴェンングラー復帰のベートーヴェンの第5番。

カザルスがケネディ大統領の前で平和を願いチェロを弾く。 彼曰く鳥の歌、Peace、Peaceと鳴く・・・。

クーベリックが亡命後民主化を受けプラハの春で指揮。

ベルリンの壁崩壊によりバーンスタイン指揮の第9。

歴史的名演は政治や情勢に絡む。

冷戦時代にカラヤンが手兵となったベルリン・フィルを率いて指揮。

しかも作曲家の前で・・・。第10番。

そう、ショスタコーヴィチの御前で・・・。

しかもスターリンの死を受けての作品。

これについては見解は様々。

私は独裁者の死の影響はあったと推測する。

その方が作品をより重く感じるからだ。

ライブ録音、1969年5月29日。

張りつめた空気の中ドイツ最高峰のオケが火を噴く。

これにはアンチ・カラヤンの私でも素直に感動。

演奏後の拍手がまた凄い。

当時の政治的緊張も同時に感じる。

この演奏でカラヤンとベルリン・フィルの信頼関係が厚くなったと思う。以後の両者の活躍がその証明だ。



鋭い眼力が勝者を生む産地ジュヴレ・シャンベルタン。

玉石混交な地・・・。

ですから見極める力が必須。



☆ 2011 ジュヴレ・シャンベルタン

  ドニ モルテ

  当店販売価格¥12,412(税込)



随分、代が変わり味わいに変化を感じる。

私のように先代から飲んでいると感じる。

素直な味わいにアルノーの性格が表れている。

無理のない果実味は難解なテロワールをリアルに表現。

滑らかで独自の濃さ、男性的でありつつ品がある。



最高のひと時でした・・・・。



2017年8月13日

静岡 藤枝市 ワイン専門店ピノ ノワール

詳細を表示

対談:ブラームスとナパ・ヴァレー

対談:ブラームスとナパ・ヴァレー



Aさん:当店常連様ワインとクラシック音楽好き。

店主:若い頃ヴァイオリンを習い志した。通称ピノさん。






店主:空気が澄んだこの季節。

ワインとクラシック音楽がいいですね。

Aさん:まさに芸術の季節だね。

店主:昨日ブラームスのVnコンチェルトとナパのSB。

これが共鳴していました。

Aさん:ブラームスは録音も様々あり面白いね。

店主:ヴァイオリンの銘器グァルネリ・デル・ジェスを完全に使いこなすアイザック・スターン。

彼の演奏は素晴らしい。

Vnが木管楽器の様な温もりある音色。

G線の野太さからE線はとても甘美。

色彩の濃淡がはっきりと際立つ。

ストラドを凌駕すると思います。

Aさん:ヴァイオリニストはグァルネリ派とストラド派に分かれますね。

店主:しかし全員がこの銘器を持てるわけではないですね。

ですからグァダニーニやらセラフィンやらJBヴィヨームとかの銘器を手に入れる訳ですね。

そしてワインですが爽やかなSB・・・。

Aさん:いいですねSB。

店主:今ではナパ・ヴァレーのSBは抜群。

その代表格がホーニッグ ヴィヤードです。

あまり自己主張するタイプではなく和食には合います。

マロラクティック醗酵はさせずに無垢なSBが味わえます。

☆ 2015 ホーニッグ ヴィヤード SB

  


Aさん:以前、CSを買わせて頂きました。

あれも凄くおいしかった印象がある。

店主:SBの銘醸地であるロワールとはまた違う物語があり面白いと思います。

Aさん:では今夜はブラームスとSBで決まりだね。



詳細は【クリック】2017年8月17日

詳細を表示

私の時間・・・・。

私の時間・・・・。



私の時間。

ワインとクラシック音楽に癒される。

最高の時間に極上のワイン。

最高の気分を得る為に極高の音楽。






まずはワイン。

これは貴重・・・。

コトー シャンプノワ ブラン。

シャンパーニュ地方のスティルワインである。

しかも個人的に気に入っているドビ。

フランスのシャンパーニュ愛好家に人気。

ですからドビのシャンパーニュをご体験アレ。

基本のブリュットは繊細な味わいで美しい線。

この果実の線が美的で特質。



フランス国内産地最北に位置する。

ですからブドウ栽培の北限と言われる。

最近は地球温暖化で栽培地図に変化がある。



前日にヴィレ・クレッセを頂いた。

同じシャルドネである。

ご存じのようにその違いには驚かされる。

シャープな味わいで綺麗な酸。

ライムやレモンの香り。

奥底から菩提樹や白胡椒のニュアンス。

2013、14年産のシャルドネを使用。

それらが絡み複雑さも感じる。



そして天才ワーグナー最後の楽劇。

舞台神聖祝典劇パルシファル。

2016年7月25日のライブ録画。

私の愛聴盤はクナッパーツブッシュ指揮。

彼はこの作品の神秘性を魔力で惹き出す。

1951年から1964年まで毎年指揮。

(1953年を除く)

クナ指揮は私の基準である。

話は戻る、2016年のバイロイト。

ラウフェンベルクの演出はなかなかである。

宗教的な色合いを感じさせながらも世界に問う。

中世では、宗教が強大。

パルシファルでその一端が垣間見れる。



有意義なマリアージュでした。



詳細は【クリック】2017年8月12日

静岡県 藤枝市 ワイン専門店ピノ ノワール

詳細を表示

書籍:ストラディヴァリとヴァルネリ

書籍:ストラディヴァリとヴァルネリ



毎月、数多くの書籍を乱読する私。

タイトルから興味が沸く場合や趣味から派生して購入する場合。

また、暇潰しに購入する場合と様々です。

そんな乱読人間の私が、ご推薦する書籍はヴァイオリン。






ストラディヴァリとヴァルネリ

中野雄 著

お勧め度:★★★★★

一言:最高!!




ヴァイオリンの二大銘器。

それがストラディヴァリとグァルネリ。

私(店主)は熱烈なグァルネリ・デル・ジェス支持者。

現存する個体が少なく前者に比べ知名度は低い。

しかし、あの表情の豊かなさはストラドを超越する。

怖れずに言う。言ってしまう!!

音色のみで感動したのはグァルネリ・デル・ジェスだけ。

演奏家がストラドという楽器を使いその表現で感動や涙した事はたくさんあります。

これは微妙ながらある意味本質だと思う。




私(店主)はヴァイオリンを習い夢中で弾いていた。

所有するヴァイオリンは1850年製ニコラ・ヴィヨーム。

そこそこ高価なフランス製ヴァイオリンであった。

渋谷にあった「KOTO」で証明書付きで購入。

当時、オーナーはジロードン八重子さんであった。

その時、店所有のグァタニーニを弾かせてもらった記憶がある。ですからオールド・ヴァイオリンには馴染がある。

因みに同時にスズキの安価なヴァイオリンも所有。



しかし・・・。

銘器中の銘器の値段は私のヴァイオリンの値段を遥かに凌駕。

個人所有できる時代ではなく財団などの所有を貸与される事が多い。

また所有者からまた所有者へ様々な変遷を辿る。

そこに名前の由来が付き魅力を増す。



私(店主)は以前、ヴァイオリン制作の権威、村田蔵六氏の品川にある工房を訪ねた。

また名古屋にあるスズキのヴァイオリン工場などを見学。

そしてヴァイオリン展などでオールドを様々触れた。

私のヴァイオリンの先生はセラフィンを所有。

これまた美しいニスのオールド・ヴァイオリンであった。

以上は失礼ながら私事です。



さてさて書籍について・・・。


魅力的なヴァイオリンの世界

簡単にはその魅力を説明できない。

この書籍を読んで感動して頂きたい。

特に取り憑かれた一人の男。

ルイジ・タリシオ。

別書、「魔のヴァイオリン」でも紹介されています。

ヴァイオリン収集への眼力、執念は異常。

ストラド最高の銘器、メシアも彼が所有であった。



2017年8月8日

静岡 藤枝市 ワイン専門店ピノ ノワール

詳細を表示

対談:最近のクラシック音楽

対談:最近のクラシック音楽



Aさん:当店常連様ワインとクラシック音楽好き。

店主:若い頃ヴァイオリンを習い志した。通称ピノさん。






店主:ブラームスいいですね。

若い頃は第1番をよく鑑賞しました。

しかし最近は第4番です。

エネルギッシュな第1番は負担が掛かる。

中年になると自然に鑑賞できる第4番がいい。

Aさん:わかるわかる。

ですから第2番も聴く頻度が上がる。

店主:録音もたくさんあり研究材料は豊富。

Aさん:ピノさんにとっては研究なんだね。

店主:ハハハ・・・。

クレンペラーの構造物。

哲学を帯びた第4番。

熱狂する演奏ではありませんが・・・。

Aさん:難しい表現だよね。

その点、ストコフスキーが好きです。

店主:彼は長寿でしたよね。

土台はヨーロッパですがアメリカ的。

Aさん:アメリカに渡り大活躍した名指揮者。

アレンジを施し聴きやすくした。

店主:パティをバンズで挟んでハンバーガー。

言い過ぎかもしれないがそんな手法。

ですが、これがアメリカ人には受けた。

一例はバッハをより大衆的に施した。

敬遠しがちは崇高なバッハをハンバーガーに仕立てた技。

これには参りました・・・。

またブラームスもレパートリーの一つ。

最後に指揮した第4番。

年齢を感じさせない。

第1楽章後に思わず拍手が入るからね。

感動的・・・。

Aさん:最近の演奏はつまらん。

店主:個性あるスター不在です。

カラヤン、バーンスタイン後の世界。

クラシック音楽を牽引するスターの長期不在。

Aさん:そうです。

店主:見渡せば、 酷似してきたオーケストラ。

ベルリン・フィルだって、人種、性別が様々。

これでは地域色が表現できないよね。

冷戦時、東のオケが来日すると、雰囲気が醸されていた。

オケが「音」を既に持っていた。

それを上手に引き出すのが指揮者の役割だった。

Aさん:カラヤンがウィーン・フィルを指揮する。

するとウィーン・フィルの音色が変わる。

店主:そうです。

フルトヴェングラーがベルリン・フィルを指揮するとあの独自の音色になる。

残念ながら自身の響きを自身で失わさせたオケは最大の武器を捨てた。

結果、クラシック音楽は魅力的ではなくなりました。

人生の大半をクラシック音楽を伴侶とした私は悲しい。



2017年8月6日

静岡 藤枝市 ワイン専門店ピノ ノワール

詳細を表示

おすすめナパ・ヴァレー

おすすめナパ・ヴァレー



当店はナパ・ヴァレーのワインが人気。

高級感漂う独自の地位を享受。

イタリア人であるロバート・モンダヴィが先駆者。

これに続けと後進も努力する。

現在、ではワイン好きの垂涎ワインである。



イアタリア系品種に拘る。

それがルナヴィンヤードだ。

ピノ グリージョは繊細で上品。

お行儀の悪い方もこれを飲めば悔い改める。

そんな導きある白。

そして今回、満を持し入荷。

こちらはボルドー系。

ルナヴィンヤードの挑戦でもあろう。






★ 2014 CS ナパ・ヴァレー

  ルナヴィンヤード

  カベルネ・ソーヴィニヨン85%

  プティ シラー15%

  当店販売価格¥10,468(税込み)

  おすすめ度:★★★★★

  一言:飲まなきゃアカン。




味わいは濃厚。

しかしここはルナ、品もある。

ブラックチェリー、ユーカリ、タバコ。

複雑に香る。

とてもジューシーで飲み応え十分。

また滑らかなタンニンは心地良い。

模範的なナパワインと言えるだろう。



詳細は【クリック】2017年8月5日

静岡 藤枝市 ワイン専門店ピノ ノワール



詳細を表示

南アワインの贈答セット

南アワインの贈答セット



贈答は人間関係の潤滑油。

まさに滑らかにさせる重要なアイテム。

今回は個性的な贈答セットです。




当店は南アワインも人気。

あっ、南アフリカの事です。

価格帯も幅があり魅力的。





★ 2014 シラー クロナール セレクション

  シラー100%

  当店販売価格¥6302(税込)



☆ 2015 シャルドネ クロナール セレクション

  シャルドネ100%

  当店販売価格¥4980(税込)



印象に残る贈答になります。

やはり贈り手の気持ちやセンスがわかる。

何故か、歴史がありながらアパルトヘイトで停滞。

1994年の廃止後、年々質が向上。

元々のポテンシャルが開花しつつある。



昔はリンゴの産地。

現在はワインで注目されるエルギン。

冷涼な気候を生かしピノ ノワールが有名。

しかしだ。

シラーも素晴らしい。

エレガントな仕上がりで本家ローヌと対峙。

比較される事で更に品質が上昇する。

そしてシャルドネ。

これまたお上品。

上品な育ちの私と類似?

って軽く冗談を交えたくなる。

MLFなしの特徴的な酸が心地良い。



詳細は【クリック】2017年8月3日

静岡県 藤枝市 ワイン専門店ピノ ノワール

詳細を表示

書籍:冷戦とクラシック

書籍:冷戦とクラシック



毎月、数多くの書籍を乱読する私。

タイトルから興味が沸く場合や趣味から派生して購入する場合。

また、暇潰しに購入する場合と様々です。

そんな乱読人間の私が、ご推薦する書籍は音楽と政治。






面白い書籍は飯も食わず・・・。

寝もせずに熟読・・・。

そんな内容です。



第二次世界大戦後の音楽界と政治の動き。



フルトヴェングラー亡き後のカラヤンの動向。

またソ連の音楽家や作家の置かれた立場。

それらを政治と絡めている。

国の威信をかけて行われたチャイコフスキー・コンクール。

ポーランドもまた同じ目的でショパン・コンクールを開催。

自国に有利な採点をしたくても信念ある一部の審査員により拒絶。



またジダーノフ批判に晒されたショスタコーヴィチ。

彼は本心を隠しつつ作曲活動をする。・・・。

本心を出せば断崖され、運が悪ければ生命も奪われる。




共産圏から亡命する芸術家。

しかし留まり活動する人もいる。

私が尊敬するムラヴィンスキー。

彼は断固とした態度を表明しながら自国で活動。

また親日家としても知られる。

シベリア鉄道で訪日し精密で完璧な響きで聴衆を魅了した。



また資本主義のリーダーである米国にも注目。

ニクソンやケネディーの政治を追いながら若き指揮者バーンスタインの活動も追う。

平和を愛したバーンスタイン。

世界に動きがあった時は彼は迷わず指揮をする。

それが、友情関係であったケネディーと避けられない軋轢を生む。

それは、ソ連に対抗する為に核実験を再開した事であった。



現在の世界の情勢にも通じる書籍である。



★ 冷戦とクラシック

  中川右介 著

  NHK出版新書

おすすめ度:★★★★★



詳細は【クリック】2017年8月1日

静岡県藤枝市 ワイン専門店ピノ ノワール

詳細を表示

対談:ブラームスとボルドー

対談:ブラームスとボルドー



Aさん:当店常連様ワインとクラシック音楽好き。

店主:若い頃ヴァイオリンを習い志した。通称ピノさん。





店主:先日ブラームスの悲劇的序曲を聴きながらフルール ド ペデスクローを楽しみました。

Aさん:格付第5級のペデスクローのセカンドだね。

店主:そうです・・・。

悲劇的序曲はシューリヒト指揮。

Aさん:昔、レコードの頃は大曲とカップリングされてたね。

店主:そうです。

しかしフルトヴェングラーの録音が存在しないのが残念。

フルトヴェングラー向きの作品だと思いますが・・・。

Aさん:大学祝典序曲と同時に作曲された。

店主:そうです。不思議と言うか器用。

芸術家の頭中は一般人には理解出来ない。

この作品があったからこそ後の第4番が創作された。

Aさん:そう考えると、やはり重要な作品だ。



★ ブラームス作曲

  悲劇的序曲

  カール・シューリヒト 指揮

  シュトゥットガルト放送管弦楽団

  1954年3月5日 ライブ 録音

  おすすめ度:★★★★☆



店主:そしてペデスクローのセカンド。

セカンドはあまり見かけません。

品質も高く発見したら買いだと思います。

Aさん:ボルドーは最近飲んでいない。

若い頃、集中して飲み過ぎた。

店主:そうですね。最初にハマる産地ですから。

ポイヤックの中では飲みやすく感じます。

ですから第5級なのかもしれない。

ポイヤックは存在感あるワインが多いですからね。



★ 2014 フルール ド ペデスクロー

  フランス ボルドー 

  おすすめ度:★★★★★



店主:醸造設備も近代化され品質が向上。

Aさん:ボルドーは設備費が増大している。

店主:そうです。

しかしブルゴーニュとは違い生産本数も凄い。

世界中で支持されている事がわかります。

Aさん:ではでは久しぶりにボルドーにするか・・・。



詳細は【クリック】2017年7月24日

静岡県藤枝市 ワイン専門店ピノ ノワール

詳細を表示

ブラームスとバローロ

ブラームスとバローロ



当店店主はワインとクラシック音楽に造詣が深い。

そんな私から私流マリアージュをご紹介。






私の大好きなブラームス。

若き頃はイケメン。

晩年は威厳のあるお姿に変貌。

ベートーヴェンの流れをくむ後期ロマン派の代表格。

シューマンという恩人に敬意を払いつつもクララに密かな恋。

偉大な作曲家でありながら後進に親切。

あのドボルザークも彼がお膳立て。

友人と仲たがい、関係修復の為に作曲、助言を受け融和。

また、一説には使用人にも財産の一部を分け与えた。



★ アルト・ラプソディー

  クリスタ・ルートヴィヒ アルト

  オットー・クレンペラー指揮

  フィルハモニア管弦楽団

  1962年 録音



ブラームスの失恋から創作された傑作。

シューベルトの冬の旅と並び2大失恋ソング。

ゲーテの冬のハルツ紀行からの創作。

ブラームスらしく深い味わい。

冬の旅程絶望的ではなく解決する結末は安らぎすら覚える。

アルトのルートヴィヒも温もりある声でいい。

あなたの竪琴が・・・と精神が脱却し達観する様は感動的。

ブラームスは多くの合唱曲を残している。

常に声楽を意識していたものと思われる。

その点はグスタフ・マーラーも似ている。



★ 2012 バローロ ガレッティ

  ラ スピネッタ

  当店販売価格¥7992(税込)



理念あるバローロ。

ワイン造りにしっかりと着実に進化している。

初ヴィンテージが06年のガレッティ。

スタイルが確立されつつある。

樹齢が高くなるのが更なる飛躍に繋がる。

スミレの花、オレンジピールのニュアンス。

まだまだ瑞々しさを保ち好印象である。

またバランスも秀でている。



詳細は【クリック】2017年7月23日

静岡県 藤枝市 ワイン専門店ピノ ノワール

詳細を表示

対談:ベートーヴェンとドルチェット

対談:ベートーヴェンとドルチェット



Aさん:当店常連様ワインとクラシック音楽好き。

店主:若い頃ヴァイオリンを習い志した。通称ピノさん。






店主:先日放送のサロネン指揮でオール・ベートーヴェン。

聴きながら久し振りのドルチェット。

Aさん:サロネンとイタリアワインですか?

店主:いやいや豪州のドルチェットです。

これまたこの季節にはいいです。

早摘みした事で軽口でドルチェットの長所がでています。

Aさん:そうですね、気軽に楽しめるのが同種。

店主:一部全房醗酵、余韻に感じるスパイシーな感じに繋がっている。

特に香りを楽しんで頂きたい。

フルーツやお花の詰め合わせと言いたくなります。

Aさん:ピノさん、おすすめって事だね。

店主:そうです。

そしてサロネン・・・。

人気は健在です。

彼は作曲もするし日本の某CMにも出演した。

クラシック音楽界を代表する指揮者です。

やはりベートーヴェンの交7番は素晴らしかった。

Aさん:ベートーヴェンでも人気の作品ですからね。

店主:ですからプログラムの常連作品。

しかし第2楽章などは内省を求める。

単純なリズムが広がる様は彼の天才の片鱗が見える。

Aさん:やはりオール・ベートーヴェンは一人の作曲家が理解出来る。

店主:そうですね。

序曲「命名祝日」ハ長調 Op. 115はあまり演奏されない。

しかしOp.115と成熟しています。

熟慮されたプログラムです。

Aさん:ではまた次回が楽しみですね。



★ 2016 パーク ワイン レッド

  オーストラリア

  ドルチェット主体、トゥーリガ・ナショナル

  当店販売価格¥2,430(税込)



★ ベートーヴェン作曲

  序曲「命名祝日」ハ長調 Op. 115

  ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 Op. 37

  交響曲第7番 イ長調 Op. 92



  ピアノ:チョ・ソンジン

  指揮 :エサ・ペッカ・サロネン

  フィルハーモニア管弦楽団

  2017年5月21日 ライブ録画



2017年7月17日

静岡 藤枝市 ワイン専門店ピノ ノワール

詳細を表示

当店ソムリエ厳選ピノ ノワール

当店ソムリエ厳選ピノ ノワール



素晴らしいピノ ノワールを飲む。

それは人生において貴重な体験である。

過去、どれだけピノを飲んでもまだ飲みたい。

そんな魅力ある品種である。






★ 2012 ピノ ノワール 

  ペイヴィンヤード

  カリフォルニア ソノマ コースト

  当店販売価格¥7,220(税込)



2001年創業のワイナリー。

ソノマ・コーストの最北部アナポリス。

知る人ぞ知る山間の産地。

日照に恵まれ冷たい風で冷気を保持。

またワイナリーは若くても経験豊かな人物が造る。

シャトー ラフィット ロートシルトなどで研鑽を積む。

そしてピーターマイケルで確固たる地位を築く。

そうヴェネッサ・ウォンである。



特徴である美しいバランス。

芸術は繊細なバランスで成り立つ。

一つが欠けても成立しないのである。

また大地や森林の香りも漂う。

これ程に懐広いピノ ノワールは稀である。



詳細は【クリック】2017年7月21日

静岡 藤枝市 ワイン専門店ピノ ノワール

詳細を表示