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一音一言物申す。(シベリウス編2)

一音一言物申す。(シベリウス編2)



当店店主はワインとクラシック音楽に造詣が深い。

私から一音一言物申すと題しまして語らせて頂きます。




ジャン・シベリウス好きなんだな・・・私。

クラシック音楽の作曲家では皆様知る著名な人物。

交響詩フィンランディア、愛国心から創作された傑作。

人生に迷いを感じたり絶望の壁にぶち当たったら聴いて欲しい。胸に熱いものが込み上げて来るから・・・。

傑作、交響曲第2番。

根底にある美しい気持ちや北欧の風景が浮かぶ。

日本人は特に第2番が好き、北欧らしい旋律に憧れを感じるのかもしれない・・・。そう老後はフィンランドだ。

ヴァイオリン協奏曲は難曲なれど霊感漂う神秘の作品。

琴線に触れるとは正にこの事、芸術のあるべき姿だ。



偶然か神のいたずらか同時代を活躍した作曲家ドヴォルザークとシベリウス。

前者は最大のメロディー・メーカーとして現在でも君臨。

後者はフィンランドでユーロ導入まで紙幣として採用。

まさに19世紀音楽界の両横綱だ。

ドヴォルザークの交響曲第8番・・・。

アレ何よ。本当っ涙止まらん!!



そして私の好きなシベリウス。

美しい名曲からすると意外ですが私生活は節度がない。

色男道を実践。

ワインも大好き葉巻も嗜む。

借金も日本円で約4億と天文学的数字。



それでも作品は独自の美しさ・・・。

それでも響きは北欧の美しさ・・・。

それでもそれでも聴き手の気持ちを離さない説得力。


シベリウスはフィンランドを持ち続けた偉大な作曲家。



ここで【一音一言】



度々、日本にも来日するエサ=ペッカ・サロネンのシベリウスを聴きたまえ。

情熱的で深遠なシベリウス世界を楽しめます。



追伸

サロネン指揮のストラヴィンスキーの春の祭典。これまた凄い。



シベリウスの作品、一聴きあれ!!



詳細は【クリック】2017年10月10日

静岡 藤枝市 ワイン専門店ピノ ノワール

最終更新日:2017-10-10