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対談:カラヤンとニューヨークワイン

対談:カラヤンとニューヨークワイン



ヘルベルト・フォン・カラヤン。

帝王を冠された指揮者。

目を閉じて指揮をしたカリスマ性高い音楽家。




Aさん:ワインとクラシックに造詣が深い教養人。

店主:幼少期からヴァイオリンを習い志す、愛器は1850年制ニコラ・ヴィヨーム。
百戦錬磨のソムリエ。





店主:ベルリン・フィルはオケの頂点。

シェフがラトルからペトレンコに変わる。

Aさん:時代は変わるね・・・。

店主:私的にはドイツ系に大政奉還して欲しいです。

やはりドイツのオケにはドイツ系指揮者がいい。

Aさん:もう国際的なオケだから難しいのかもね。

店主:そうかもしれません。

昨日はカラヤン指揮でリヒャルト・シュトラウスを楽しみました。

ワインはニューヨークのピノ ノワールです。

Aさん:ピノさんは最先端だね。

店主:シュトラウスはティル オイレンシュピーゲルの愉快ないたずらです。

カラヤンは同時代の作曲家であるシュトラウスを得意としている。

戦後で反ドイツ、反ナチスの色が濃い米国でカラヤンと手兵になったベルリン・フィルが公演。

カラヤンはナチス党員の隠せない過去もあり反対運動があった。

その時にティルを指揮しています。

1955年2月27日の事です。

Aさん:前任者のフルトヴェングラーが死去したのでカラヤンが王座に座った。

店主:そうですね。

今回は1973年の録音でした。

ワインはニューヨークのフィンガーレイクスのピノです。

手の様な形に見える湖で11の湖から構成されています。

米国らしくNO1を狙っておりナパ・ヴァレーを意識しています。

今の時点ではナパ・ヴァレーが格上ですが超富裕層を抱える同州ですから今後が楽しみです。

Aさん:以前にエレメント・ワイナリーのピノを購入したけど旨かった。

店主:ありがとうございます。

おすすめはドクター・コンスタンティン・フランク。

ヴィニフェラ種の専門家です。



★ 2014 オールド ヴァインズ ピノ ノワール

  当店販売価格¥4,860(税込)



とても古いVVで全米で2番目らしいです。

収量が下がり結果深みが素晴らしい秀品です。

Aさん:それは楽しみだね。

店主:これからの時期ピノ ノワールがグンとおいしくなります。

ですから優雅にクラシック音楽と楽しんで下さい。

Aさん:正に教養ある大人だね。

店主:ワインを扱う人間として芸術は必須です。



2018年9月23日

静岡県 藤枝市 ワイン専門店

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対談:没後100年ドビュッシー

対談:没後100年ドビュッシー



天才作曲家クロード・ドビュッシー。

彼の作品はまるで絵画・・・。

脳裡にキャンパスを想い浮かべ鑑賞。

また既存の形式を破壊した先駆者でもある。




Aさん:ワインとクラシックに造詣が深い教養人。

店主:幼少期からヴァイオリンを習い志す、愛器は1850年制ニコラ・ヴィヨーム。

百戦錬磨のソムリエ。






店主:天才の没後100年ですね。

Aさん:そうだね。

しかしクラシック音楽通だけ騒いでいる。

店主:悲しいです・・・。

彼は学生時代から異端児。

私生活も破天荒で女性が苦労しました。

Aさん:惹きつける魅力がある。

作品から感じるね。

店主:交響詩:海。

傑作です。

日本の浮世絵を連想させる筆使い。

彼は船乗りに憧れがありました。

ですから波の描写が素晴らしい。

Aさん:そうだね波って一口に言っても様々。

店主:実際に航海に出た事はないからあの表現は素晴らしい。

それが、彼唯一で傑作のオペラ、ペレアスとメリザンドに表れている。

Aさん:彼が感性のみで作曲した。

店主:恐ろしい程にドビュッシーの響き。

音と音の間の響き・・・。

あの色彩感覚は富んでいる。

Aさん:やはりドイツの形式を打破。

そんな狙いがあったのかね。

店主:フランスとドイツの関係。

それは戦の連続。

ですからそんな側面もあったかもしれません。

Aさん:天才の生涯は短かったね。

店主:悲しいのは愛娘のシュシュちゃん。

天才が溺愛しました。

しかし彼が没した翌年に短い生涯を閉じた。

この事を伝記で知り私は大泣きしました。

・・・・・。



2018年9月22日

静岡県 藤枝市 ワイン専門店

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書籍:ファイナンス思考

書籍:ファイナンス思考



毎月、数多くの書籍を乱読する私。

タイトルから興味が沸く場合や趣味から派生して購入する場合。

また、暇潰しに購入する場合と様々です。

そんな乱読人間の私が、ご推薦する書籍は経営。




★ ファイナンス思考

  朝倉祐介 著

  ダイヤモンド社

  おすすめ度:★★★★☆



経営者が離れられない決算書。

一年の成績表・・・。

優等生になりたいがそれは難しい。

弊社は明治37年に創業。

約100年に渡り酒類卸売(問屋)として地域に貢献致しました。

昭和43年7月に株式会社となり今期で50期となります。

初代から数え私で4代目。

私の代で問屋を整理しワイン専門店と衣を変えを致しました。



代々の事ですから土地も広くありそれが重圧でした。

また引き継いだ事柄全てが理解できる訳でもない。

初期の時点はやはり四苦八苦労しました。



最初はBSもPLも見るのも怖かった。

しかし私の長所である努力、勉強で今では上場企業の決算書を見るのが趣味。

今話題の家具屋さん・・・。

某居酒屋・・・。

と集めてはニヤニヤ、勉強になります。



この書籍の所謂PL脳。

長期の計画が失いやすい問題点。

端的に言うと目先の経営になりがち。

株主の目線を気にし過ぎる経営者。(ある意味正しい)

売上げをアップし経費を抑える事に終始した結果、失う面。

昔の創業社長の時代とは違います。

借入過多になると離れられないPLの恐怖。

私はそれなりにマイペース経営です・・・。

マイペース経営では直近のPLに極度に依存せず自由発想が出来る。

それが強みかもしれません。



2018年9月21日

静岡県 藤枝市 ワイン専門店

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名曲鑑賞散歩

名曲鑑賞散歩



当店店主はワインとクラシック音楽に造詣が深い。

そんな私から・・・。




遺跡や名所、名園を散策し楽しむ。

古地図片手に休憩はお茶とお団子だ。

横を見れば、八ちゃん・・・。

オイラは江戸っ子、その感じだ!!

同じ様にクラシック音楽を散策・・・。

難しい事は何もありません・・・。

フーガやソナタ形式何て後で勉強すればいい。

あなたの心で素直に鑑賞・・・。

それが名曲散策の楽しみ方です。

道案内は私が致します。

左右確認し安全安全・・・。

視界良好、ご気分如何・・・!!



名曲中の名曲。

それがチャイコフスキー最後のシンフォニーです。

あまりに有名で最近はあまり鑑賞しなかった。

しかし改めて鑑賞するとやはり凄すぎた・・・。

ベートーヴェンにより確立された方程式。

苦難から歓喜へ・・・。

この作品は歓喜ではなく無の境地。

無なのか死なのか聴き手の判断である。

私の場合は時と場合や心境で都合よく解釈します。

初演後の謎の死・・・。

この死が更に作品へ印象深さを与える・・・。



郷土の料理に郷土のワイン。

これが素直な合わせ方。

クラシック音楽も同じである。

チャイコフスキーの作品はロシアの指揮者とオケ。

ですからムラヴィンスキーに手兵レニングラード・フィル。

これは素晴らしい・・・。

ムラヴィンスキーはフランスにルーツがある。

しかしその生涯は旧ソ連である。

ロシアにフランスのエスプリが効き独自のサウンド。



そして久しぶりにイーゴリー・マルケヴィッチで鑑賞。

この天才も時代に埋もれなかなか聴く機会もない。

端正な演奏で少し面白みに欠ける。

その点が埋没した理由かもしれません。



クラシック音楽もワインも同じ。

シャンボール・ミュジニーも造り手で変わる。

また同じ造り手でもヴィンテージで違う。

クラシック音楽も同じである。

同じ作品でも指揮者が違えば響きは変わる。

また同じ指揮者でも演奏日で随分違う。

その辺りに面白さがあるのである。

名曲を改めて鑑賞・・・。

また新たな発見が見つかりました。



2018年9月20日

静岡県 藤枝市 ワイン専門店

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書籍:全世界史上下

書籍:全世界史上下



毎月、数多くの書籍を乱読する私。

タイトルから興味が沸く場合や趣味から派生して購入する場合。

また、暇潰しに購入する場合と様々です。

そんな乱読人間の私が、ご推薦する書籍は歴史。






★ 全世界史 上 下

  出口治明 著

  新潮文庫

  おすすめ度:★★★★★



くそ面白かった・・・。

すみません・・・。

正統派ワイン専門店らしからぬ言葉。

大変に面白〜ございました。



簡単に流す程度のつもりで購入。

しかし世界史の復習以上に勉強になった。

忘れていた歴史も思い起こしてくれる刺激ある内容。



しかも東洋と西洋の歴史も重ね合わせて進むので丸ごと頭に入ります。

上巻はまだ文明が浅く地域が大きく関わらない。

しかし下巻は舞台が地中海から大西洋、太平洋と広がり軋轢や融和。

これらが重なり読み応えもあります。

また複雑な家系図も分りやすく説明されています。

イギリスが覇権を握る過程などは作者の鋭い解釈もあり納得。



学校とはまた違う進め方で世界史が深まります。



2018年9月14日

静岡県 藤枝市 ワイン専門店

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ロゼとマリアージュ

ロゼとマリアージュ



当店店主はワインとクラシック音楽に造詣が深い。

そんな私から素敵なマリアージュ。






最近はロゼワインが人気。

以前は中途半端なんて声も聞かれた。

しかしロゼは立ち位置を明確にし人気を不動とした。



世界中で最高峰のロゼがロゼ デ リセ。

生産量もプロヴァンスと比べると少ない。

しかし北限の産地らしい品ある仕上がり。

しかも色彩はとてもナイーブです。



★ ヴァン ロゼ デ リセ

  ガリマール

  ピノ ノワール100%

  当店販売価格¥7,020(税込)

  おすすめ度:★★★★★



プロヴァンスのロゼに比べ辛口。

大人なロゼである。

最高峰ロゼらしく贈答でも人気。



合わせたクラシック音楽。

それはワーグナーのジークフリート牧歌。

愛の遍歴を重ねた大音楽家が最後に愛する女性に捧げた。

大音楽家が愛した女性。

それはリストの娘でしかもビューローの妻。

略奪愛であった・・・・。

その名はコジマ・・・。



コジマが息子ジークフリートを生む。

ワーグナーは内緒で作曲。

朝、コジマの目覚めと同時に演奏。

同時は機材がない時代・・・。

ですから彼が指揮した生演奏です。



人生最高の時・・・。



2018年9月9日

静岡県 藤枝市 ワイン専門店

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チェロ・コンサートを楽しむ。

チェロ・コンサートを楽しむ。



当店店主はワインとクラシック音楽に造詣が深い。

そんな私の楽しみは鑑賞・・・。






浜松アクトシティ中ホールでのコンサート。

チェロ弾きの鬼才ミーシャ・マイスキー。

チェロの旧約聖書と言われるバッハの無伴奏チェロ組曲。

私が長年愛している作品、素晴らしかった・・・。

自分を内観したい時に鑑賞する必須作品。

言いたい!!言わせてくれ!!

難しいという心の垣根を取り払い聴いて欲しい。

これはバッハが後世に贈る偉大な偉大な作品です。



私はヴァイオリンを習う前はカザルスに憧れていたのでチェロを習いたかった。

しかし当時、田舎ではチェロの先生は身近にいなかった。



カザルス、ロストロポービッチ、フルニエ、マイスキーは名手である。

勿論、彼らをレコードで、それこそ擦り切れる程聴いた。

擦り切れるはもう死語に近い・・・。

今回、マイスキーだけは生で接する事ができ感動である。



一流の演奏家とは?

そんな疑問を解決してくれる演奏でした。

彼も70歳と演奏家としては味わいが出る。

テクニック以上に何かを感じる・・・。

鑑賞しながら、何かと考えた。

本人のカリスマ性、作品への愛情と洞察など多面である。



そして娘のリリーがピアノでショスタコーヴィチのチェロ・ソナタニ短調。

私が頻繁に鑑賞する作曲家である。

彼特有の皮肉さも感じながらの匙加減。

ソ連の独裁下で心得たものである。

チェロとピアノが激しく対峙したり協調したりと飽きさせない作品。



そして最後にチャイコフスキー。

長男のサーシャのヴァイオリンも加わり三重奏・・・。

有名な「偉大な芸術家の思い出に」。

正直、これが一番演奏が良かった。

特にヴァイオリンのサーシャは凄かった。

チャイコは大袈裟に表現されやすい。

しかし過度は表現は下品になる・・・。

その点を考慮し美音を響かせていた。



それにしても浜松は耳の肥えた聴衆がいる。

私の席の後ろではショスタコらしいね。

パールマンがこうでとか・・・。

席前ではマイスキー聴くのは数十年ぶりとか。

クラシック音楽斜陽の時代、愛好家がいて嬉しかった。

悲しいのは中学生や高校生らしい年齢が皆無であった。

やはりチェロは難しいと思われたのか・・・。

私の経験では、思春期程音楽を必要としている。

良き演奏に出会い今後の素晴らしい人生に役立てて欲しい。



2018年9月8日

静岡県 藤枝市 ワイン専門店

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書籍:シベリウス

書籍:シベリウス



毎月、数多くの書籍を乱読する私。

タイトルから興味が沸く場合や趣味から派生して購入する場合。

また、暇潰しに購入する場合と様々です。

そんな乱読人間の私が、ご推薦する書籍は作曲家。




★ 作曲家◎人と作品シベリウス

  神部智 著

  音楽之友社

  おすすめ度:★★★★★



私が好きな作曲家シベリウス。

愛国心を持ち続け今でも母国フィンランドで人気と尊敬を集めている。

彼の肖像は紙幣にもされ、生前お金に苦労した彼はどんな心境であっただろう。

彼の愛国心の芽生えとは・・・。

それは誰もが抱く普遍的な愛国心よりも強固だ。

大国に翻弄され続けた母国の宿命とは、断じて許さない信念の成せる愛なのか!!



北欧の作曲家と言えば他にグリーク、ニールセンなどが思い浮かぶ。
しかしシベリウスは別格で世界中で愛される。

ですから作品、人物的にも興味が湧きます。



見た目は威厳があるが繊細。

彼はヴァイオリニストを夢見た。

しかし繊細故に断念した。



ヴァイオリン協奏曲は大大傑作。

ベートーヴェン、メンデルズゾーン、ブラームスなど素晴らしい作品が多い。

しかし、私は彼の作品が一番好きである。

北欧の寒い雰囲気。

1本筋が通り緊張感すら漂う。

難曲故に完璧な演奏に出会うと更に感動する。

パガニーニなど先人が開拓したテクニック。

それを進化させた大物作品である。



そして交響曲や交響詩、声楽に合唱曲など多彩。

交響詩フィンランディア。

10分に満たない作品ながら聴衆を鼓舞する。

口伝で語り継いだ民族叙事詩カレワラに影響された作品。

この様に北欧神話を題材にした作品が多い。

郷土に密着した面を多く持つ。

そんな一面とは別に実は留学や旅行で見聞も広く国を越えた珠玉の作品を多く残した。



浪費癖は生涯治らず負債の額も天文学的。

喫煙家でありアルコール好き。

人間性豊かなのが日本人に愛された理由かもしれない。



この作曲家◎人と作品シリーズは愛好家必須書籍です。

まだ書籍化されていない人物も多いのでこれからも期待!!



2018年9月3日

静岡県 藤枝市 ワイン専門店

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ブラームスとマリアージュ

ブラームスとマリアージュ



当店店主はワインとクラシック音楽に造詣が深い。

そんな私から素敵なマリアージュをご紹介。






ブラームス偏愛の私。

特に4つのシンフォニーは大好物。

20年以上の歳月をかけた第1番。

評論家を意識したと言われる力作です。

演奏時間も長い。

オケはこの作品を完璧に演奏して評価される。

偉大な先人ベートーヴェンの重圧。

ブラームスは越えなくてはならないと意識。

しかし聴き応えは十分にあり重要作品である。

フルトヴェングラー、ベーム、ワルターなどの名演が数多く残っています。

そして昨日鑑賞の第4番・・・。

と言ってもほぼ毎晩第1、4番は鑑賞している・・・。

清流の流れの様でその境地は別物。

バッハに学び器用に取り入れたパッサカリア。

研究熱心なブラームスは自筆譜のコレクターでもある。

数としてはたった4曲しか交響曲を残さなかった彼。

偏愛人間としてはもっと多く残して欲しかった。

しかし第4番で明確にわかる。

迷いのない作品は完成形なのだと・・・。



そしてワインはブルゴーニュ。

ホ短調の作品にACブルは共鳴する。

これは今回の発見であった。

正直、村名以上ばかり飲む私。

しかしACブルも質が格段に向上している。

中でもヴァンサン エ ソフィー モレはお勧め。

2016年は¥3564(税込)と価格はお手頃。



密度が高く結果濃厚。

黄桃、パパイヤ、りんごの蜜。

木樽のニュアンスも感じます。

酸味は穏やかで日照量が多かった2016年らしい仕上がり。



ブラームスとブルゴーニュ。

これは相性が素晴らしいと断定!!



【おすすめ音源】



ブラームス作曲

交響曲第4番 ホ短調

フルトヴェングラー指揮

ベルリン・フィル

1948年10月24日 ライブ録音



2018年8月31日

静岡県 藤枝市 ワイン専門店

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対談:百花繚乱の指揮者達!!

対談:百花繚乱の指揮者達!!



今回は指揮者編。

シェフに例えられ腕前は各々違う・・・。

指揮者の歴史は意外と浅い。

昔は大きな棒などでリズムを刻んでいた。

現在の指揮者の原型はメンデルスゾーンだと言われています。




Aさん:ワインとクラシックに造詣が深い教養人。

店主:幼少期からヴァイオリンを習い志す、愛器は1850年製ニコラ・ヴィヨーム。
百戦錬磨のソムリエ。






店主:私はフルトヴェングラーが一番です。

デーモニッシュな響きは彼特有の現象。

Aさん:私はカルロス・クライバーが好きです。

エーリッヒを父に持つサラブレッド。

エーリッヒの膨大な資料が息子であるカルロスに渡った。

これは最大の遺産ですよ。

店主:わかります。

カルロス・クライバーは研究を重ね緻密に構築する。

それはエーリッヒがあってこそです。

最近はエリアフ・インバルも好きです。

マーラー・ブームを牽引した実績があります。

ですが当時はまだ私は若く理解できなかった。

Aさん:マーラーは難しい。

しかし立派だと思う・・・。

苦悩しながらも当時は人気指揮者。

作曲しても評価はされなかった。

しかし信念から作曲。

今では頻繁に演奏されるその作品。

店主:私はカラヤンは嫌いです。

しかしキーシンと共演したチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番。

あれは素晴らしかった。

カラヤン最晩年・・・。

若きキーシンを老指揮者がやさしく包み込む。

鑑賞しながら涙がぽたぽた落ちた。

Aさん:チャイコのピアノ協奏曲ならトスカニーニとホロヴィッツは凄い。

指揮者+オケ対ソリストの構図。

火花散る演奏です。

店主:あっあれ凄いですね。

トスカニーニの娘婿のホロヴィッツ。

あの手の演奏は今は皆無です。

同じ作品でチェリビダッケとバレンボイムは奇演。

車工場で演奏したのが印象的。

Aさん:バレンボイムはピアニストより今では指揮者。

店主:私は東京芸術劇場で聴きました。

音楽に対して真摯な態度で感銘を受けました。

Aさん:クラシック音楽は演奏家の解釈が面白い。

店主:そうなんですよね。

ワインも同じブルゴーニュでも造り手が違うと味わいも違う。

それこそ同じドメーヌでもヴィンテージで違う。

クラシック音楽もまさにそれです。

Aさん:同じ文化ですからね。



2018年8月30日

静岡県 藤枝市 ワイン専門店

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対談:フルトヴェングラー

対談:フルトヴェングラー




お蔭様でワイン専門店ピノ ノワールは11年。




Dさん:当店通い歴10年、公私共にお付き合い。

店主:幼少からヴァイオリンを習い志す、経験豊かなソムリエ。




ヴィルヘルム・フルトヴェングラー。

私が尊敬するドイツの指揮者。

もう30年以上聴いている。

私のクラシック音楽の原点です。

そんな巨匠について対談。





店主:没後64年。

ですが今も人気の指揮者です。

書籍にCD、レコードが発売されている。

Dさん:驚くべき事。

現役のプレイヤーでもCDを販売し続ける事は難しい。

それを考慮すると驚きだね。

店主:1886年生まれ1954年死去。

ですから第1、2次世界大戦を生き抜いた。

時代を背負いながら指揮・・・。

まさにドイツの苦悩を背負いました。

Dさん:聴衆を惹きつけるよね。

やはりドイツ系が中心。

店主:そうです。

特にベートーヴェンは素晴らしい。

交響曲第5番ハ短調、通称、運命。

1947年5月27日のライブ録音。

これは絶品、ベートーヴェンはこうじゃないと。

Dさん:朝比奈隆氏も真似てますよね。

店主:あの時代の響ですよね。

ベームだってアインザッツは不揃い。

清潔な音は面白味に欠けます。

カラヤンが来日した時にN響だかを指揮し揃ったアインザッツにダメだしをした。

あのカラヤンですらそうです。

Dさん:フルトヴェングラーを批判する人もいる。

店主:先日、某高校の音楽の先生と会話。

フルトヴェングラーは楽譜に忠実ではないと批判していました。

生粋のドイツ人で教養ある家系のフルトヴェングラーに対してです。

楽譜に忠実って、教師らしい発言で面白かった。

では、あなたの授業は生徒が生き生きしていますかって。

私の記憶だと音楽の授業は退屈だった。

しかしヴァイオリンの個人レッスンを楽しかった。

この違いはと問いたいです。

Dさん:感性を大切にする先生だと目が輝くよね。

店主:そうなんです。

別に批判したい訳ではないので本題へ。

フルトヴェングラーと同時代の作品も素晴らしい。

やはり同じ時代の空気なんですよね。

ヒンデミット、プフィッツナーとか・・・。

Dさん:過去の作品はある意味、回想的。

しかし同世代はリアルだからね。



2018年8月27日

静岡県 藤枝市 ワイン専門店

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私の楽しみ方・・・。

私の楽しみ方・・・。



当店店主はワインとクラシック音楽に造詣が深い。

そんな私の過ごし方・・・。





私の時間・・・。

スコアを片手にブラームスの交響曲第2番。

そして新世界のピノ ノワールを楽しむ。

耳からは音楽、目で楽譜、口でワインを・・・。

この離れ業は私の特技です。



ブラームス偏愛人間且つピノ ノワールをこよなく愛する私。

ブラームスは人物、作品なにもかもが好きである。

交響曲第2番は牧歌的な作品。

長大な第1番や清流の如し第4番に挟まれ肩身が狭い。

私ですら1ヶ月に一度位しか鑑賞しない・・・。



第1楽章の第一主題ホルンと木管が美しい森へ誘う。

木々の間から木漏れ日の光・・・。

するとヴァイオリンの心ときめく旋律・・・。

118小節はヴァイオリン協奏曲でも使われる音型。

180小節、所謂展開部は聴き所。

ソナタ形式は展開部が核心である。

指揮はベルリンっ子のティーレマン。

相棒はドレスデン管弦楽団。

やはりブラームスにはこのオケがいい。

重厚な響きながらも流れる様に歌う。

またゼンパー・オーパーは趣ある。

夢はこの歌劇場でドイツ物を鑑賞したい。



ブラームスはウィーン・フィルやベルリン・フィル。

そしてゲヴァントハウスなど歴史あるオケが一番。

これらのオケは伝統色を持っているからです。

しかし、最近はこの独自の音色は薄れて悲しい。



ワインは新世界のピノ。

カリフォルニアのメンドシーノ。

この産地のピノは人を魅了する。

その独自の気候、土壌が成せる自然の技。

人的介入は最小限に留めるべきである。

素性の良い子供は親要らずで立派に成長する。



★ 2014 アンダーソン・ヴァレー

  フィリップス・ヒル・エステイト

  当店販売価格¥7,440(税込)



アンダーソン・ヴァレーはメンドシーノ内のAVA。



私流の時間の使い方です。



2018年8月24日

静岡県 藤枝市 ワイン専門店

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