メンデルスゾーンの交響曲第3番を聴け!
ワイン専門店ピノ ノワールはワインがある生活だからこそ、クラシック音楽をご紹介致します。
小さなお子さんをお持ちの方で、教育の一環としてクラシック音楽を聴かせたい。
それでは、メンデルスゾーンの交響曲第3番、スコットランド。
これはおすすめです。
メンデルスゾーンは第4番のイタリア、序曲「フィンガルの洞窟」など地名所縁の作品がある。
それらは、聴き手を引き寄せる作品で現在でも人気が高い。
私が中学生の時の定番はスコットランドでした。
指揮者はコリン・デーヴィスであった。
貧困からサーまで登りつめた立身の指揮者。
この演奏は何回も何十回も、いや何千回も聴いた。
2014年8月29日 詳細は【クリック】
チェリビダッケのブラームス
戦後ベルリン・フィルに貢献したセルジュ・チェリビダッケ。
1945/46年シーズンは108回のコンサート、その内24回が演奏旅行である。
1946/47年シーズンは128回のコンサート、その内55回が演奏旅行である。
そして、フルトヴェングラーが本格的にベルリン・フィルに復帰すると指揮する回数が激減。
1954/55年はたったの4回である。
戦後のベルリン・フィルとチェリビダッケの足跡は、クラウス・ラング著チェリビダッケとフルトヴェングラーに詳しく書かれています。
ご存知のように、帝王カラヤンが音楽監督に君臨し、チェリビダッケは同オケから去る。
そして、38年後の1992年に復帰するまで雪解けにかかる時間はあまりに長かった。
2014年8月26日 詳細は【クリック】
おすすめキアンティ。
昨今のキアンティの品質向上は素晴らしい
「安かろう、悪かろう」は既に過去の話である。
ワイン専門店としても一愛好家としてもうれしいことです。
品質向上は生産者の自覚にあると思う。と言うか絶対だ。
今回ご紹介の生産者もその内の一つである。
テヌータ ディ フラテールニタ。
前身は1263年、フラテールニタ・ディ・ライチ慈善会です。
所謂、中世の時代、イスラム教徒とペストなどに苦しめられ、信仰心から土地を寄進する人々は多くいたと推察されます。
フラテールニタ・ディ・ライチ慈善会は1200haの寄進を受けた。
その内47haがブドウ畑。
他はオリーブや林檎とまさに理想的である。
2014年8月25日 詳細は【クリック】
北イタリアのシャルドネ。
シャルドネ。
やはり人気品種である。
北イタリア、ヴァッレ・ダオスタ州。
人口は私の住んでいる藤枝市くらいである。
ですから州としては一番小さい。
氷河期に侵食され形成された土壌で、標高は最高800Mと高い。
ですから濃厚で単調気味のシャルドネではなく、上質な酸を得られている。
当店では、ミュラー・トゥルガウも扱いましたが、これは即完売。
意外とドイツ系品種も人気である。
まだ今回ご紹介のシャルドネは若干在庫があります。
☆ 2013 CHARDONNAY
アンスティトゥ・アグリコル・レジョナル
小さな州だけあって生産量も少ない。
ミュラー・トゥルガウは2000本。
シャルドネは1850本です。
2014年8月23日
地元、藤枝、近隣の静岡、焼津市からもご来店。
ストラヴィンスキーの花火と楽しむ
音楽の小品や小説の短編など限られた時間や紙面に創造者の世界を反映させる。
限られた条件だから展開がはやく一瞬の世界だから美しい。
私の好きなストラヴィンスキーの幻想曲「花火」もまさに一瞬の美しさ。
☆ イーゴル・ストラヴィンスキー
幻想曲「花火」Op4
小澤征爾 指揮:シカゴ交響楽団
1968年7月8日(録音)
約3分少々の短い作品。
この作品は後世に大きな名を残す事になるストラヴィンスキー転機の作品。
初演時にあのディアギレフが聴いており結果「火の鳥」の作曲を依頼する事になります。
その様な運命的小品は、ストラヴィンスキーが、音の魔術師リムスキー・コルサコフに習った素晴らしいオーケストレーションを堪能できます。
2014年8月19日 詳細は【クリック】
グレケットで検証
大量生産で安ワインのイメージのあるグレケット。
熟成に向くかセラーで管理。
結果は、とても良い状態でありこの品種の一面を垣間見せた。
07 グレケット
カンティーナ グレッティ
イタリア ウンブリア
とても濃いイエロー。
グレケットは私の記憶だと2種存在する。
OrvietoとTodiである。
前者は濃い色調でコクがあるのを信条としている。
ステンレステンクで醗酵、熟成のこのグレケット。
ですから樽由来ではなく熟成からの色調で間違いない。
全く香りは衰えず勿論、味わいも輪郭がしっかりとしている。
レモンドロップにメープルシロップなどのニュアンス。
この香りは、誰でも好きであろう。
2014年8月16日 詳細は【クリック】
ファボリータで楽しめ。
土着品種、ファボリータ。
家庭用品ではありませぬ。
ブドウ品種でござる。
1600年代にリグーリアからピエモンテに伝わったとされる。
食用としても美味しく頂けるとか。
この品種は好みが分かれると思う。
何故って?控えめで自己主張はしないから。
しかし今は土着品種ルネサンス。
シャルドネやSBに飽きた人達は、探求しているのである。
☆ 2001 ランゲ・ファボリータ
フラテッリ・アレッサンドリア
イタリア ピエモンテ
爽やかで、とても繊細。
口中で舌上で繊細な液体を楽しむ。
舌上で転がして繊細な質感を楽しむ。
日本人なら、この繊細なタッチを理解できる。
おすすめ度:☆☆☆☆☆
2014年8月14日 詳細は【クリック】
気ままに語りたいベートーヴェン
ベートーヴェンの交響曲第1番。最高だね。
クラシック音楽でややこしい古典派とロマン派。
更にややこしくしているベートーヴェンの存在。
音楽教師ならベートーヴェンは古典派の作曲家というだろう。
確かに交響曲第1、2番は古典派の作品。
ですが、愛好家の私からすると3番以降はロマン派らしい響きである。
ベートーヴェンを尊敬している偉人は多くいる。
作曲家で指揮者のフルトヴェングラーもそうである。
偉大な天才ワーグナーもそうである。
ここで、ワイン用語でいう並行聴き。
指揮者はフルトヴェングラー。
オケはウィーン・フィルである。
☆ 交響曲第1番 ハ長調
1952年1月24、27、28日録音
★ 交響曲第3番変ホ長調
1952年11月26、27録音
2014年8月9日 詳細は【クリック】
私よりかわいいコアラワイン
かわいいコアラ。
中年の私より、はるかにかわいい。
☆ コアラ ランチ リースリング
オーストラリア
ワインの面白さの一つが味わい。
マクロでみれば国別。
そしてミクロでみれば畑。
品種は国、地方、地域、村、畑で変わる。
勿論、生産者でも随分味わいが変わる。
リースリングもマクロで味わうとドイツよりアルザスのほうが辛口に思う。
そして、このオーストラリアのリースリングもしっかりとした辛口でいい。
首尾一貫して苦味が心地いい。
何だかエティケットのイメージと真逆なワイン。
男も女もギップに惹かれる合う。
お試し価値有りなのだ!!
2014年8月8日
ローマ亡き後の地中海世界
正統派乱読人間の私。
分野の違う数種類の本を、
同時に乱読する者を正統派乱読人間と言いたい。
現代では珍しい部類に入る人間かもしれない。
私の好きな作家はたくさんいます。
その中でも女流作家の塩野七生さんは大好き。
1年がかりで「ローマ人の物語」を読破。
この本は長大な作品でローマ好きなら一度は読破をおすすめします。
そして、「ローマ亡き後の地中海世界」。
私は文庫になるまで待ちました。
文庫はバッグにも入れられ持ち運びが便利だからだ。
そして値段も下がる・・・・。
乱読人間は我慢強いのである。
キリスト側から見て暗黒の中世。
イスラム教徒であるサラセン人とキリスト世界の戦い。
この頃から熾烈な戦いをしていた。
何だか今日の現状とリンクする根深い問題である。
2014年8月5日
貴方も私もトロッケンが飲みたくなる。
暑い日が続く・・・・。
ドイツのトロッケンを無性に頂きたくなる。
グラウアー・ブルグンダー100%。
所謂ピノ・グリである。
中世以降ドイツで栽培され、人気品種。
しっかりとイエローが入った外観。
2600名の栽培家が登録する組合。
かなり古木が使われても不思議ではない。
ですから芳醇でほんのり角砂糖の香りもする。
少し冷やし気味にしても単調にならない厚み。
数々の賞を獲得したのも頷けます。
おすすめ度:★★★★★
2014年8月4日 詳細は【クリック】
藤枝、近隣の焼津、静岡、島田市からもご来店
新書:ジャン・シベリウス
乱読人間の私。
ワインからクラシック音楽、歴史、経済など貪欲に読書をしています。
そんな乱読人間の私から、今回はクラシックの書籍のご案内。
フィンランドの作曲家でフランス風に名乗ったジャン・シベリウス。
★ ジャン・シベリウス
交響曲でたどる生涯
松原千振 著
交響曲や交響詩と共にその生涯を紹介。
クラシック音楽後進地であるフィンランドからあの素晴らしい作品が数多く誕生したのだろう。
数々の疑問もこの書籍を読むと理解できます。
2014年8月2日 詳細は【クリック】