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モーツァルトの傑作ミサ曲ハ短調

モーツァルトの傑作ミサ曲ハ短調




ワインのある生活だからこそ格上の音楽をご紹介。

ミサ曲は様々な作曲家が作品を残している。


古くは、ギヨーム ド マショーが作曲している。


バッハ、ハイドン、モーツァルト。


そして壮大なベートーヴェンの作品。


シューベルト、ブルックナーなどなど。


今回はモーツァルトの未完の作品。


ケッヘルは427番である。K400以上は珠玉作品が連なる。


通常ミサ曲は5つに分けられる。


キリエ、グローリア、クレド、サンクトゥス。

そしてアニュス・デイ。


しかし、この作品は未完。


神の子羊所謂アニュス・デイは作曲されなかった。


ソプラノ独唱はとても美しい。

まさに非の打ち所が無い傑作である。


私は音源は古いがチェリビダッケ盤を愛聴している。




★ モーツァルト作曲

  ミサ曲ハ短調 K427




  セルジュ・チェリビダッケ 指揮

  ローマ・イタリア放送交響楽団

  1960年3月26日 ライブ録音




賛否両論ある指揮者。


没後約20年。今だに人気がある。


ある意味神格化されている。



冷静に評価すると演奏に差が随分ある。


ベルリン・フィル時代。


そして流浪時代。

詳細は【クリック】2015年7月26日

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おすすめブルネッロ。

おすすめブルネッロ。



当店からおすすめの1本!!




イタリアワイン好きなら・・・。




トスカーナのワイン好きなら・・・・




と言ってもトスカーナは輝くワインの宝庫。




中でも輝きを放つブルネッロ ディ モンタルチーノ。




サンジョヴェーゼの真の姿を魅せつけた。




その中でも世界に存在を知らしめたのがバンフィである。



★ 2000 ブルイネッロ ディ モンタルチーノ

  カステッロ バンフィ

  当店販売価格¥13624(税込)





様々な挑戦や努力には敬意を払いたい私。



今では、当たり前の事を30年以上前に行動に移した。


土壌を見つめ直し適切なクローンを選択。


そして、ステンレスと樽を組み合わせた醗酵タンク。


近年ではレーザーによる選果台の導入。

模範的なブルネッロとして飲人の記憶に残る名作である。

このブルネッロを飲んでいるとそんな努力を感じさせない。


熟成を経てブルネッロは開花する。


いくら、昔と違い飲みやすく仕上げていてもだ。


つくづく思う・・・。


芸術作品は努力の痕跡を少しでも見せないのが本物だ。

詳細は【クリック】2015年7月25日

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日常の一コマ。

日常の一コマ。




とある日の当店の会話から



Gさん:ワイン初心者のお客さん。

ピノさん:ワイン専門店店主。




Gさん:ピノさん暑いですね。


ピノさん:そうですね。


Gさん:私は赤が好きなので暑くても赤が飲みたい。


ピノさん:いい赤がありますよ。


Gさん:是非お願いします。


ピノさん:チリカベです。


Gさん:えっチリカベ?


ピノさん:驚かれるのも無理はありません。

濃厚なイメージを持たれたと思います。

しかし、今回ご紹介する赤はかわいらしい仕上がりでいいですよ。


Gさん:楽しみ、楽しみ!!


ピノさん:しかもCS100%!!


Gさん:がび〜ん。


ピノさん:でしょでしょ、時代のニーズは変わるものですね。

フレッシュでスグリの香り、綺麗な酸もいいです。

バランスも素晴らしく1000円代の価格を考慮すると合格。

Gさん:チリのどの産地ですか?


ピノさん:チリの低価格ワインを代表するセントラル・ヴァレーです。

とても広い範囲で、品質も様々でした。

しかし、今は高い理念を持った生産者が多く素晴らしいワインが多いです。



詳しくは【クリック】2015年7月24日

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当店からおすすめの1本。

当店からおすすめの1本。




毎日が蒸し暑い・・・。




会社では上司に気を遣い。




部下にも配慮。




営業がお仕事ならお客さんに頭を下げ・・・。




家では上司以上の存在である奥様が・・・。




なんて、そんな事はありませんね。




だったらだったら、こんな白は如何かな?




☆ 2009 ケラーラ クルーズ ヴィンヤード シャルドネ




アメリカのシャルドネ。


一昔前と随分違う。


端正な味わいで品がいい。


様々な分野を見直し現在の味わいに到達。


ソノマ・コーストはシャルドネの適地であろう。


北西から太平洋、南からサンパプロ湾からの適度な空気が流れる。

ですから様々な風が交差し複雑さを帯びる。


リリースから数年が経過、とてもいい状態である。


果実味を楽しんでも・・・。


綺麗な酸味を楽しんでも・・・。


ミネラル感を楽しんでも・・・。


印象的な余韻を舌上で微笑んでも・・・。


何て素晴らしいシャルドネでしょうね。




詳細は【クリック】2015年7月23日

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書籍:ナパ奇跡のぶどう畑

書籍:ナパ奇跡のぶどう畑




ワイン専門店ピノ ノワールからおすすめ書籍のご案内。


毎月、数多くの書籍を乱読する私。


タイトルから興味が沸く場合や趣味から派生して購入する場合。


また、暇潰しに購入する場合と様々です。


そんな乱読人間の私が、ご推薦する書籍はワイン本。




★ ナパ奇跡のぶどう畑

  ダグ・シェーファー著

  野澤玲子 訳



私の様な乱読人間でさせ素晴らしい本にはあまり出会えない。


ですが、この書籍は凄く面白かった。


別にワインの話だからではない。


海外の書籍の場合、翻訳する人がある意味重要だ。


野澤玲子さんの訳した書籍はどれも読みやすいからお勧めです。




シェーファー ヴィンヤーズ。



アメリカワイン好きなら誰でも一度は味わった事がある銘品。


同ワイナリーの歴史と共にナパ・ヴァレーの歴史も理解できる。


私含め消費者はお金さえ支払えば、ある意味気軽に味わえる。


しかし、そこに辿り着くには、苦難の連続である。


改めて考えさせられる・・・・。



詳細は【クリック】2015年7月20日

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感性のいいシラーだね。

感性のいいシラーだね。





当店が力を注ぐ品種の一つがシラーである。




寝言でもシラー・・トイレでもシラー・・・。失礼!!。





私の冗談でお客さんがシラー。



美人を見てニタ〜、重々失礼!!




って、ピノさんおもろいね、と自画自賛。




っと、前置きは無事に終了。



昨今おいしいシラーが多い。


低価格から高額帯まで・・・。


本家フランスに負けな素晴らしい産地がある。


それが、アメリカである。


しかもナパ・ヴァレー産がまた素晴らしい。


今後も注目産地として輝き続けるだろう。


★ 2012 ラジエ・メレディス マウント・ヴィーダー シラー




メレディスの名でわかった人も多いはず。


そうです。あのUCデイヴィス校の教授として様々な品種をDNA鑑定し導き出した偉人。

彼女が引退後に選んだのがシラーとマウント・ヴィーダーの地である。


少量のシラーだけを生産。


今や入手困難な生産者の一つでもある。


様々な味わいがあり百花繚乱なシラー。


ラジエ・メレディスは、わかりやすく模範的である。



詳細は【クリック】2015年7月17日

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おすすめヴィオニエ

おすすめヴィオニエ




当店からおすすめの1本をご紹介。




香り高く豊かな味わい。




それが、ヴィオニエだ。




そのヴィオニエの世界に魅了されている人も多い。




同種から造られるコンドリューはお高いイメージがある。




しかし昨今、手頃な価格も出現し人気急上昇ing。



1000円台で良質な味わいのヴィオニエだってある。




それが、魅了されている人を増やしている一要因。







正直、消費者の方々には嬉しい価格帯ではなかろうか。




☆ 2013 クライン ノース コースト ヴィオニエ

  米国 カリフォルニア ノース・コースト

  ステンレスタンク熟成、醗酵



自社畑と買いブドウからと、これが価格に反映されている。


2000円台のヴィオニエ、現実的な価格と高品質な味わい。


フルーティでアプリコット、アカシアの香り。


まろやかで控えめな酸。


ヴィオニエらしいオイリーな感じと素晴らしい余韻。


プティ・コンドリューなどと勝手に命名。


どうですか?

おすすめ度:★★★★★

詳細は【クリック】2015年7月16日

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ドビュッシーの海とシャブリ

ドビュッシーの海とシャブリ



ワインのある生活だからこそ当店ではクラシック音楽をご紹介致します。





 ドビュッシー 交響詩「海」

  エド デ ワールト指揮

  NHK交響楽団(2015年5月16日)



フランスの作曲家クロード・アシル・ドビュッシー。

「海」は1903年にブルゴーニュ地方で創作が始まる。



彼の音楽は印象派と呼ばれその音は色彩的で官能的。

「海」は「夜想曲」と並びドビュッシーの代表作です。



N響は、ドイツ物が得意というイメージがあります。

しかしフランスの写実的で、どこか、そよぐ風を繊細に表現も出来る。

その点器用なオケに変貌したのだ。

まっ、シェフ次第ですけどね。



☆ 2013シャブリ 

  レ ザルム ド シャブリ




ドビュッシーの海と楽しむ事が好きな私。

独特の海の表現と楽しむ。シャブリしかないだろう。

ステンレスタンクで醗酵、熟成。

ですから爽やかであり豊かなミネラル。

海風が口中に広がる。

エレガントさがあり洗練されている。

音楽を鑑賞するにもワインを味わうにも。

食事も仕事だって、感性が重要。

ただただ日常を過ごす何て私には出来ない。

そんな意味では最高の楽しみ方である。

マリアージュ度:★★★★★

詳細は【クリック】2015年7月13日

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クラシック音楽対談。

クラシック音楽対談。




当店はクラシック音楽が流れるワイン専門店。


そんな当店の会話から。




Nさん:ワインが大好き、ですがクラシック音楽はあまり知らない。


ピノさん:当店店主、芸術に触れるのが大好き。






Nさん:クラシック音楽って難しいイメージがありますが?


ピノさん:悲しいですね。そんなイメージは・・・。



Nさん:おすすめの演奏または聴き方はありますか?


ピノさん:私は幅広く鑑賞しますが、やはりベートーヴェンは大好物です。


Nさん:面白い言い回しですね。ピノさんっぽい。


ピノさん:はっはっはっ。彼の音楽は踏ん張り所がありいいですよ。


Nさん:踏ん張り所ですか?


ピノさん:そうですよね。一つのフレーズを土台に盛り上がる感じです。

特にその昂揚感はドイツ人の指揮者がお得意です。


Nさん:例えば、どんな指揮者ですか?


ピノさん:私が心底一押しはフルトヴェングラーです。

私の心の大先生です。う〜!!


Nさん:落ち着いてピノさん。


ピノさん:いつも冷静沈着の私が失礼しました。

音源は古いですが、1947年5月27日のライブ録音。

これは素晴らしい。戦後間もない頃の指揮です。

ですから映画館で彼の手兵ベルリン・フィルと。


Nさん:そうなんですか?



詳細は【クリック】2015年7月10日

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いい奴だな、このワイン。

いい奴だな、このワイン。



毎日、はっきりしない天気が続く。


私は江戸っ子だから、白黒つかないのは嫌いだ。


あっ生粋の静岡人だった。


手頃な価格でより楽しみたい。これが関西人だ。


あっ生粋の静岡人だった・・・。


でも、この心理はどこでも同じ。安くて旨いが一番!!


世界共通である。


しかも過去未来同じ。




☆ 2013 パライソ CS

  チリ セントラル・ヴァレー





かわいらしい香りに親しみやす味わい。

ワインに何を求めるかで賛否は分かれる。

このタイプのワインは友人や家族、恋人など距離の近い関係の人と楽しむ。

それが最上である。

お母さんが作る愛情ハンバークで楽しみたい1本である。




いい奴ワイン度:★★★★☆



詳細は【クリック】2015年6月9日








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シャブリ・セット

シャブリ・セット




当店からのおすすめセット。






お中元にも贈答としても・・・。いい・・・。





それがシャブリの2本セット。





ここで、とある家庭の会話を再現。(私の想像)



お父さん:勤続20年の中堅社員。釣りが趣味。


    〇HKのドキュメンタリー番組が好き。


     穏やかな性格で人望がある。





お母さん:モデル並みの美貌で近所で評判。







お父さん:「今年も上司にはそうめんにするかな」



お母さん:「そうね。毎年そうめんだからね」



お父さん:「先日、上司とワインを飲んだんだよ」

「それがね、目を輝かせてワインの話をするんだ」

「あの地味な人が、まるで子供みたいだったよ」

お母さん:「だったら今年はワインにしない?」



お父さん:「いいね。でもワインの知識はないし、スーパーでただ棚から買うのは気が引ける」



お母さん:「そう言えば、藤枝にワイン専門店がひっそりとあるらしいよ」



お父さん:「ハッハッハッ ひっそりとね」



お母さんとお父さん:「では、そこで決まりっ!!」





と長い前置きは完了。パチパチ



詳細は【クリック】2015年7月7日

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ブラームスへ偏愛。

ブラームスへ偏愛。





年を重ねる毎に愛し方が変わる。





それって自然な事だろう。





年を重ねる毎に一層ブラームスに惹かれる。





哀愁を帯び枯れたいぶし銀の旋律。





心から堪能しようじゃないか。





若い頃から熱烈にブラームスが好きだった。





しかし中年の域に入りより一層わかり合える存在になった。





傑作、交響曲第4番 ホ短調。





私も幾度かの困難を乗り越え今がある。




それだからブラームス節が身に染みるのだろう。




もう数百回、いや数千回は確実に聴いている。




彼の作品の良さは生涯に於いて劇的な作風の変化がない事だ。


若い頃と晩年を比べればそれは違いはある。



しかし、ストラヴィンスキー程の劇的な作風変化ない。



ですから、安心感がある。


重厚ながら心情を巧みに表現し聴き手を魅了する。


それが、我友人でもあり尊敬するブラームスだ。





詳細は【クリック】2015年7月5日

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