当店ではワインのある生活だから格上の音楽をご紹介。
アントン・ブルックナー。
彼の交響曲で有名なのは4番と後期3部作。
しかし、第3番もいい。
彼は改訂を繰り返すのでいくつかの版が存在する。
これが難しくする原因の一つである。
ですから、あまり何版かを気にせずに楽しむ。
これが秘訣。
ですから、どの作品も進化なのか後退する。
それは、マーラーにも言える事。
私は因みに鋭い第1稿を評価している。
聖地バイロイトで尊敬するブルックナーに献呈。
紆余曲折を経て初演、大失敗。
どんな気持ちであったか・・・。
初演の失敗は作曲家に精神的負担を多大にかける。
ラフマニノフも自身の作品の評価を気にして苦悩。
やっとでピアノ協奏曲第2番を作曲して経緯もある。
ジョージ・セル指揮がなかなか完成度が高い。
卓越した指導力でクリーヴランド管弦楽団を全米で知れたオケに飛躍させた。
時代を感じさせる演奏ではあるが聴き応え十分である。
詳細は【クリック】2015年9月14日
最終更新日:2015-09-14