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オペラとニューヨークワイン

オペラとニューヨークワイン



オペラ鑑賞は醍醐味があります。

総合芸術と言われる・・・。

深い知識が必要な分野です。






Aさん:当店通い歴10年、登山がご趣味

店主:ヴァイオリンを習い志した。経験豊かなソムリエ




店主:ウェーバー作曲の魔弾の射手がお気に入りです。

中学生の時に夢中で鑑賞・・・。

これが初めて聴く本格的なオペラでした。

ザルツブルク音楽祭でのフルトヴェングラー指揮。

それ以前に序曲で魔弾の射手は聴いていました。

ウェーバーは興味深い作品が多いです。

クラリネット五重奏曲もあの当時頻繁に鑑賞していました。

Aさん:ドイツの記念碑的作品だね。

内容も理解しやすい・・・・。

恋する狩人が魔力を得て的を射とめる。

しかし・・・となる。

森の賢者が出現して解決。

ワーグナーにも影響した作品となる。

店主:イタリアと比較すると地味。

レクイエムもブラームスは保守的です。

しかしヴェルディは華やかです。

ワインにも通じると思います。

エティケットはイタリアが素敵。

そしてスペインも感性がいいです。

個人的には米国のデザインも好きです。

そして・・・。

椿姫となります。

ドミンゴとコトルバス。

指揮はカルロス・クライバーです。

端的な演奏で感銘を受けました。

運転で言うと攻めるドライブです。

(法定速度内でね)

そして、段々と本格的なオペラに挑戦しました。

ワーグナーの世界は、やはり強力。

ドイツ人らしく長大で壮大。

かと思っていたらリヒャルト・シュトラウスとなる。

薔薇の騎士のあの流れは素晴らしい・・・・。

以前、某高校の音楽の先生とワイン会をしました。

曰く、クライバーの薔薇の騎士を生で体験。

あれが一番だったと・・・。

エーリヒの息子カルロスはやはり感性がいい。

名指揮者の息子は父の音楽遺産を継承した。

そんな薔薇の騎士とニューヨークの白・・・。



★ 2017 シャルドネ

  オスモート ワイン

  当店販売価格¥4980(税込)



新進気鋭のワイナリーです。

ニューヨークワインの銘醸地フィンガー・レイクス出身。

同地はリースリングの聖地・・・。

ですがシャルドネで勝負しております。

生産量は448ケースですから貴重です。

Aさん:ピノさんが勧めるワインは旨いからね。

今回はオスモートのシャルドネで椿姫鑑賞だ!!



2019年12月10日

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チャイコフスキーとベルナール デュガ ピィ

チャイコフスキーとベルナール デュガ ピィ



澄冬この季節はチャイコフスキーが似合う。

それもとっても似合うのだ。

ワインも同じくグンとおいしさが増します。






★ チャイコフスキー


 
  ヴァイオリン協奏曲

  交響詩 マンフレッド



  樫本大進 ヴァイオリン

  ビシュコフ 指揮

  チェコ・フィル



チャイコフスキーの名作は数多ある。

珠玉の作品が質高くしかも無数にある。

そんな作曲家は数少ない・・・。

一つの作品を創作する苦しみ。

モーツァルトはスラスラ創作出来たという。

それは稀であろう・・・。



クラシック音楽の花形である協奏曲。

創作されては消え、現在演奏されるのは名曲だけ。

初演時の評判やその後の運が決定づける。



チィコフスキーのヴァイオリン協奏曲。

初演前の段階で酷評された。

しかも初演も失敗と不運の連続。

しかし不滅の名曲は今では欠かせない作品。



私の年代ではチェコ・フィルは親近感がある。

名指揮者クーベリックやノイマンが来日し好演を聴かした。

飾り気がなく無垢な響きに感動したものだ。



マンフレッドは演奏される機会は少ない。

しかしチャイコフスキーの中でも傑作。

それにしてもバイロンの詩劇マンフレッドは作曲家にインスピレーションを与えた。

シューマンも作曲しています。



そこで銘ドメーヌ銘ワインがいいだろう。

銘づくしだ!!



★ 2011 ジュヴレ シャンベルタン Coeur de Roy Tres VV

  ベルナール デュガ ピィ

  当店販売価格¥24,200(税込)



贈答にも




2019年12月9日

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朝比奈隆のベートーベンとソアーヴェ

朝比奈隆のベートーベンとソアーヴェ



ワイン中心の生活。

クラシック音楽を聴く毎日。

銘醸ワインを楽しみ名曲鑑賞。

素敵だね・・・。





昨日はベートーヴェン鑑賞。

そして素晴らしいワイン。

超久し振りに朝比奈隆に酔った。

日本の指揮者界のレジェンドです。

明治生まれの秀才で大坂フィルを築いた。

晩年はブルックナーの大家として尊敬された。

私も彼の壮大なブルックナーの世界に浸った。

あれから数十年久し振りに朝比奈指揮・・・。



今回は手兵大阪フィルではなくN響。



★ ベートーヴェン

  交響曲第4番 変ロ長調



★ 交響曲第7番 イ長調



  1995年12月13日 ライブ録音



最近のスタイルと随分違う。

大袈裟な表現も見受けられるが個性ある。

あの時代はドイツ系指揮者が活躍していた。

ですからそのスタイルを踏襲しています。



そしてイタリアの白。

近年ソアーヴェがまるごと旨くなっている。

量から質へと大きく舵を切り安心感がある。

イタリアは北から南に延びる・・・。

また背骨の様に山脈があり回りは海・・・。

歴史もありそれらが複雑に絡む。

それを見事に著したのが塩野七海さんだ。

私が尊敬する女流作家。

結果、土着品種も多き多種多様なワインを生む。

ですから、ソムリエの助言があるのがいい。



☆ 2017 ソアーヴェ コラシコ

  レ・バッティステッレ

  ガルガーネガ100%

  当店販売価格¥3890(税込)



ガルガネガ100%の有り難いソアーヴェ。

モノセパージュ信奉者の私。

絶賛のヴェネトを代表する白でございます。



師走は何かと忙しいですね。

お早目にワインを揃えておきましょう。




2019年12月8日

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グールドが弾くバッハとロゼ シャンパーニュ

グールドが弾くバッハとロゼ シャンパーニュ



グールドが弾くバッハは素敵。

ロゼ シャンパーニュに胸ときめく。

素敵な大人の時間をお過ごし下さい。






ピアニストはグレン・グールドがいい。

カナダ大使館で没後展示会が数十年前に開催された。

勿論、参加し愛用の帽子や特徴のある椅子などを拝見した。
大使館内ではグールドのピアノが流れ、感無量でした。

彼の金字塔バッハのゴールドベルク変奏曲。

それはそれは衝撃的でした。

その衝撃はその後の私の愛聴歴に深く刻まれた!!

アンチェル指揮でベートーヴェンの皇帝。

名演の誉れ高い・・・。

カナダへ亡命した名指揮者・・・。

(アンチェルの人生は壮絶で逆に音楽は闊達)

彼の横で弾きながらグールドが指揮気味。

何てヘンテコなピアニストかな・・・。

作家の村上春樹氏が小澤氏と対談。

グールドはヨーロッパで生まれたのではない。

ですから自由に弾けた・・・。

そんな事を述べられたいました。

また坂本龍一氏がグールドを尊敬しているのは有名です。



やはりシャンパーニュで楽しみたい。

当店で人気のクリスチャン エチエンヌ。



★ シャンパーニュ ロゼ

  ピノ ノワール、シャルドネ

  価格は店頭にて!!



自らカーヴを掘り1970年に設立。

シャンパーニュでも南部の産地。

最近、輸入が増えてきたコート デ バール産。

繊細できめ細かな泡が魅了します。

イチゴやジャムの香りにスパイス香。

ボリュームがある味わいで印象的です。

グールドのピアノと共鳴する・・・・。

素晴らしい時間をお楽しみ下さい。



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2019年12月7日

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バルトークと古酒

バルトークと古酒



ワインのある日々。

クラシック音楽の日々。

飲んで聴いて楽しい時間・・・。






やはり何度聴いても凄い。

バルトークのヴァイオリン協奏曲第2番。

サロネン指揮テツラフのヴァイオリン。

そしてベルリン・フィル。

クラシック音楽の花形である協奏曲。

中でもシベリウスのヴァイオリン協奏曲と双璧。

それが、バルトークの作品だと思う。




とても繊細なバルトーク。

彼は才能と不運を背負う。

不運は大戦があり新天地を求めた事。

結果、慣れないアメリカ生活で疲労。

彼の長編伝記を読破した私。

一人の偉大な音楽家の足跡は重い。

それをかみしめて鑑賞・・・。

因みにフルトヴェングラー指揮。

メニューインのヴァイオリンも凄い。

一聴きあれ!!



ワインは古酒ボルドー。

しかもサンテミリオンでも古参。



★ 1997 シャトー スタール

  フランス ボルドー

  当店販売価格¥9,260(税込)



流石のスタールだ。

サンテミリオン古参のシャトー。

まだまだ生命感ある味わい。

達観したその境地に親近感を感じる。

長期熟成の経過を感じながら脱帽しかない。




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2019年12月6日

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隠れた名曲とペサック レオニャン

隠れた名曲とペサック レオニャン



当店店主はワインとクラシック音楽に造詣が深い。

そんな私から大人のマリアージュをご紹介。





あまり人気のない作品を鑑賞。

これもクラシック音楽を愛する私には必須な事。

あの楽聖ベートーヴェンの交響曲第2番。

実に軽やかでベートーヴェンのイメージとは異なる。

しかし聴き込めばその魅力に取り憑かれる。

どんな作曲家でも不人気の作品はある・・・。

ワーグナーでさえ初期のオペラは演奏される事は稀。

稀どころか全然演奏されない。

しかも交響曲だって残しているが演奏は皆無。

ワグネリアンの私ですらまだ未鑑賞である。



ベートーヴェンの交響曲第2番を鑑賞しながらワイン。

ここは銘醸ワインを嗜みたい。

ペサック レオニャンの出番だ!!



★ 2014 シャトー ラトゥール マルティヤック

  カベルネ ソーヴィニヨン66%、メルロー27%

  プティ ヴェルド7%

  当店販売価格¥8,980(税込)



ルージュ、ブラン共に格付されています。

そして価格も手頃でわかりやすい味わい。

ですから贈答などでも大変な人気を保持。



もう師走・・・。

ワインを飲む頻度も上がります。

そんな時ソムリエ在中の当店へお越し下さい。




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2019年12月5日

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フィラデルフィア管弦楽団とワイン

フィラデルフィア管弦楽団とワイン



美しい響きのフィラデルフィア管弦楽団。

不死鳥の如く復活した。




Sさん:ワインの目利きが素晴らしい紳士

店主:ヴァイオリンを習い志した。経験豊かなソムリエ




店主:NHK音楽祭2019でフィラデルフィア管弦楽団来日。

懐かしいですね・・・。

同オケは一度破産しました。

しかし米国の名門オケは復活・・・。

著名な指揮者が導いたオケです。

ストコフスキーやオーマンディなどが監督を務めた。

クリーヴランド管弦楽団と並びサウンドが美しい。

オケも人種が多彩でアメリカ的ですね。

Sさん:指揮者のセガンは個性的だね。

これからの注目株だ・・・。

有名なラフマニノフのピアノ協奏曲第2番。

ハオチャン・チャンをソリストに迎えた。

ラフマニノフも愛したオケ。

だから素晴らしかった。

チャンもフィラデルフィアは特別。

と語っていた・・・。

店主:ラフマニノフらしいnobleな響き。

ワインもその点を考慮したいですね。

そうしますとカリフォルニアがいい。



★ 2017 クエスト

  ホープファミリーワインズ

  当店販売価格¥5、860(税込)

  CS主体PV他



最近注目を浴びるパソ ロブレスです。

CSを基調に面白いのはPVの比率が高い。

Sさんには以前にトレアナ・レッドを購入して頂きました。

あれもCSが基調でした。

Sさん:いい感性している。

ナパ・ヴァレーを中心にCSの新潮流が生まれている。

それを感じるね。

そう言えばさ・・。

シャルドネも旨かった。

確かマルサンヌも少量入っていた。

意外とマルサンヌの質感が貢献大だった。

店主:様々な角度から意見を言える。

ホープファミリーの懐の深さが垣間見れます。



HPを見て頂きましてありがとうございます。



2019年12月3日

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クラシック音楽界激震

クラシック音楽界激震



店主はワインとクラシック音楽が好物。

そんな好物セットをご案内致します。




マリス ヤンソンス氏が亡くなった。

今では数少ない名指揮者・・・。

私は何度もコンサートで聴いており身近な指揮者。

彼の父は有名な指揮者でした。

カラヤンやムラヴィンスキーから学んだ。

また人柄も良さそうな人物でした。

しかし最近の指揮者は若い・・・。

ブロムシュテットも凄く若い!!



先日もヤンソンスの指揮でベートーヴェン。

しかも大曲、ミサ曲 ハ長調を鑑賞したばかり。



ワインは当店人気で実力派のプピーユ。

逸話はともかく・・・。

手頃なボルドーがまたまた入荷です。

カリーユ氏と従弟が有機栽培で造る。

プピーユ入門編として最適だね。



★ 2014 シャトー レスカノ バイ プピーユ

  メルロー主体、他

  販売価格は店頭にて!!

  瞬殺間違いナシ!!




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雨の日・・・。

何かと大変ですが気をつけてお過ごし下さい。





2019年12月1日

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対談:ブルゴーニュと指揮者

対談:ブルゴーニュと指揮者



指揮者はシェフに例えられます。

シェフの腕前が作品に魂を吹き込む。

指揮者は要である・・・。

大いに語りましょう。






Zさん:通い歴10年以上、登山が趣味の某会社経営

店主:ヴァイオリンを習い志した。経験豊かなソムリエ




店主:私はフルトヴェングラーを尊敬しています。

もう、35年以上の愛好家歴です。

以前、フルトヴェングラー愛好家の集いに参加。

ブラームスの交響曲第1番の垂直聴きをしました。

その後、ワインを頂きながら雑談会・・・。

素敵な時間でした・・・・。

まあ、詳しい方達で大いに勉強になりました。

Zさん:フルトヴェングラーは熱烈な愛好家が多い。

あの時代を生きた指揮者や芸術家は個性的だね。

オットー・クレンペラーの逸話は面白い。

またトスカニーニの反ファシスト。

しかし彼自身が独裁的で自分を見れなかった。

ある意味、ムラヴィンスキーもそうなのかな。

店主:しかしムラヴィンスキーの書籍を読むと政権に対して都合の悪い事を言う姿勢。

また、オケの悩みなど反骨の人らしいです。

レニングラード・フィルの奏者が奥様でした。

彼が指揮するドビュッシーの牧神の午後への前奏曲は素晴らしい。

繊細な響きであり神経が隅々まで行き届いています。

Zさん:勿論、ショスタコーヴィチは素晴らしいね。

交響曲第5番のコーダは激烈だ。

ティンパニが破壊されるかと思うよ。

店主:ここでワインのご紹介をさせて下さい。

クラシック音楽にワインはとても合います。

源流が同じであり成長速度も似ている。

自然派ワインの潮流はクラシック音楽も同じ。

作曲家の時代の様式で演奏する。

それには楽器、奏法も作曲された時代に合わせる。

今回は・・・・。

Zさんにも買って頂いているラファルジュです。

華やかさはありませんが堅実なドメーヌ。

私好みの通なブルゴーニュです・・・。

しかもヴォルネイ、自然体で頂ける。



★ 2011 ヴォルネイ ヴァンダンジュ セレクショネ

  ドメーヌ ラファルジュ

  当店販売価格¥9,900(税込)



ただの村名と思わないで下さい。

名の通り選び抜かれた区画から造られました。

勿論、樹齢が高いVVです。

Zさん:久し振りにラファルジュもいいもんだ。

ヴィンテージ的にも飲み頃を向かえているね。

今夜はトスカニーニのレコードでヴォルネイだ。



【贈答】

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HPをご覧下さり嬉しいです。



2019年12月1日

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シューベルトのリートとブルゴーニュ

シューベルトのリートとブルゴーニュ



当店店主はドイツ リートが好き。

芸術的な詩と音楽の融合。

ドイツの伝統と文化度の深さを感じます。






シューベルトのリートが恋しくなる。

シュヴァルツコップの美声が恋しくなる。

ディースカウのビロードの声が恋しくなる。



生涯に約600の歌曲を残したシューベルト。

彼のとても短い人生・・・。

彼の死はクラシック音楽の大損失。

しかし我々に珠玉の作品を多く残した。

悲しいのはシンフォニーの作曲家としての認知度が低い。

長い生きであったらザ・グレートに続く大曲が創作されたであろう。



言葉の力を感じるシューベルトのリート。

物悲しげな・・・。

雪化粧の景色・・。

ゆっくりした時間の経過・・・。

温かい暖炉と火の色・・・。

彼のリートは素朴なんだな。



An die Musik D547・・・・。

所謂、音楽に寄せて・・・。

心温まるリートの傑作中の傑作。

芸術や自身を内観する名曲、素晴らしい。



幸福 D433

シューベルト初期の歌曲。

まだ19歳で天才の片鱗を魅せる。

若々しさがあり生命感を感じる。

私の好きなドイツ リートです。



冬の寒いオーストリアをコートを着て散歩。

ベートーヴェンやシューベルトが眠る中央墓地を散歩したい。

私の頭はベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタでありシューベルトのリートだ。



ワインはブルゴーニュ。

名手ブルーノ・クレールの登場。



★ 2011 モレ サン ドニ アン ラ リュ ド ヴェルジ ブラン

  当店販売価格¥9,900(税込)




一度は飲んだ事があるだろう。

マルサネはキュートな中にも大人な表情。

マルサネの長所を十分に感じます。

今回はモレ サン ドニのブラン。

ですからシャルドネとなります。

同村で約7%しか生産されない。

貴重なモレ白をご堪能下さい。



【贈答】

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HPを見て頂きましてありがとうございます。




2019年11月29日

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ドイツリートの傑作とポンソ

ドイツリートの傑作とポンソ



天才作曲家リヒャルト・シュトラウス。

ドイツ、ミュンヘンで1864年生まれた。

父親は有名なホルン奏者。

ワインはブルゴーニュ最高峰のポンソ。






Aさん:保険代理店経営の凄社長。

店主:ヴァイオリンを習い志した。経験豊かなソムリエ。




店主:あまりに偉大な作品過ぎて、ここぞの時鑑賞。

それが、4つの最後の歌です。

裕福な生家で音楽的才能に優れた一人のドイツ人。

バイエルン王国、統一ドイツ帝国、ヴァイマール共和国、
そして第三帝国、戦後の連邦共和国と激動を乗り越えた。

財産も二度失ったと言います・・・。

あのワーグナーに没頭し没落したバイエルン王国。

当時、最先端な政治体制のヴァイマール共和国。

そしてヒトラーの独裁政権と戦後・・・・。

何故、天才が翻弄されるのかと悲しい。

Aさん:彼は作風を見事に変えている。

父親は保守的な人だよね・・・。

ですから大のワーグナー嫌いだ。

しかしワーグナーはホルンの腕前を認めていた。

彼なくしてはホルンの響きが満足いかないとね。

店主:リストが発案した交響詩を継承し進化させた。

彼の業績はオペラでも開花しました。

サロメは斬新・・・。

これが、あの薔薇の騎士の作曲家かと思いました。

Aさん:シュトラウスはかなりの恐妻家。

しかし愛情があり長い結婚生活だよね。

最後、気力も体力も財力もない状態で作曲。

それが4つの最後の歌だよね・・・。

5つのオーケストラ歌曲から4つを抜粋。

それは彼が死去してからだ・・・。

店主:ただ一つシュトラウスは注文を付けた。

それが当時最高の歌手キルステン・フラグスタートで一流の指揮者の場合のみ。

となれば私が尊敬するフルトヴェングラーとなる。

忘れもしない・・・・。

1950年5月22日が初演日となります。

音質は悪いが最高の名演となります。

やはりワインはポンソがいいと思います。



★ 2013 モレ サン ドニ プルミエ クリュ キュヴェ デ ザルエット

  当店販売価格¥26,400(税込)




天才ローラン・ポンソは2017年にドメーヌを離れた。

ポンソを知るにはモレ サン ドニがいい。

私は数ヴィンテージのクロ ド ラ ロッシュGCを飲んで来た。

魅惑の世界の体現者として言いたい。

まずはこのワインで同じ体現をして頂きたい。

【贈答】

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HPを見て頂きましてありがとうございます。



2019年11月28日

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ブルゴーニュとブラームスが旨い

ブルゴーニュとブラームスが旨い



この季節・・・。

ブルゴーニュとブラームスが恋しくなる。

ピノ ノワールの聖地ブルゴーニュ。

堅実な作品を創作するブラームス。

大いに語りましょう・・・。




Gさん:当店通い歴10年以上、1級建築士

店主:ヴァイオリンを習い志す、経験豊かなソムリエ






店主:待っていた季節の到来。

最高のピノが最高においしく感じますね。

同じくブラームスも哀愁をグンと帯びます。

最高の作曲家が人生を費やした作品。

交響曲第1番 ハ短調・・・。

私の心の友であり研究材料です。

天才が約20年の歳月を掛けて創作・・・。

彼はベートーヴェン以後の交響曲に挑戦。

最高峰の山を前に大いに悩む・・・・。

その山は聖霊山ですからね・・・。

Gさん:あのブラームスにして中々登山をしなかった訳だ。
構想に構想を重ね経験に経験を積みようやく挑戦。

ピノさん的にはその登山は成功だったと思う?

店主:成功というより継承なのかもしれません。

成功というと同列な気がします。
しかし古典派のベートーヴェンと後期ロマン派のブラームス。

ベートーヴェンは自画像の時代。

一方、ブラームスは白黒の写真が現存する時代。

まるっきり世の中が違います。

勿論、鉄道もあるし蒸気船もあり世界が縮小された時代。

作曲の進化は如実でオケの編成も違います。

また職業指揮者も登場していました。

例えばハンス・フォン・ビューローですね。

今回はブルノ・ワルター指揮がお勧めです。

ワルターと手兵コロンビア交響楽団。

ワルターはユダヤ系で才能ある指揮者です。

彼の人生は起伏が激しい・・・。

その人生が晩年のワルターに注入されています。

【ブルーノ ワルター書籍】

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Gさん:ワインはモレ サン ドニかな。

華やかさはないけれど大地や土のニュアンス。

まさにヴィニュロンが造るワインだね。

その素朴さがいい・・・。

店主:レミ スガンですが、実は造っているのはお隣のF・マニャン。

彼は健康が優れない隣人から畑を購入しました。

マニャンは父も偉大なヴィニュロンですね。

息子は洗練されたワインを造ります。

モレらしい素朴さと現代風の味わいを感じる。

やはり才能があるのだと思います。

そして田舎のブルゴーニュですがビジネスセンスもある。

今後が期待出来ます・・・。



HPをご覧くださりありがとうございます。

ご来店をお待ちしております。




2019年11月26日

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