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シューベルト冬の旅とポマール

シューベルト冬の旅とポマール



贅沢にも四季を楽しめる日本。

季節季節に合うワイン、料理、音楽を味わう。

それらにより五感で季節を感じる。





本格化した寒さに銘醸ブルゴーニュは一段と深みを与える。

深々とした寒さにシューベルトのリートが恋しくなる。

しかも久しぶりにレコードで・・・。

声楽はやはり針を通しての温もりが一番なんだな。



フランツ・ペーター・シューベルト享年31歳。

ロマン派を代表する大作曲家。

ですがその人生があまりにも短いのが残念である。

しかし、後世の私達に名曲を数多く残してくれている。

私が愛する冬の旅。

ミュラーの詩を元にシューベルトが手を加え作曲。

優れた歌曲はすぐれた詩によって生まれる正に模範例。

冬の旅の特徴としてピアノが詩の風景を見事に描写。

ロマン的気持ちが写実的な動画のように描かれている。



ワインを飲みながら冬の旅を鑑賞する。



 【おすすめレコード】



  ハンス・ホッター(バリトン)

  ジェラルド・ムーア(ピアノ)



  【合わせたいワイン】



★ 2014 ポマール

  ドメーヌ ローネイ オリオ

  当店販売価格¥8800(税込)



2014年が初ヴィンテージ。

前職はフランス軍の戦闘機パイトット。

先祖からの畑を死守する為に法廷で争う。




この季節ブルゴーニュが格段に妖艶となる。

芯のあるポマールも例外ではない。

ですから楽しんで頂きたい。



シューベルトは気さくで人柄が円満。

大のワイン好きというかアルコール好き・・・。

私は彼とお会いした事はありません。

ですから、ちょっとしたうわさですけどね。

シューベルトさん節度を持って楽しみましょうね。



2020年1月5日

最終更新日:2020-01-05