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チャイコフスキーとイタリアワイン

チャイコフスキーとイタリアワイン



日々ワインとクラシック音楽を研究。

同じ文化で育まれた両者は密接です。






Bさん:興味津々の常連様

店主:ヴァイオリンを習い志した。経験豊かなソムリエ




店主:チァイコフスキーは人気ですね。

特に地方ではチァイコの第6番。

そしてピアノ協奏曲第1番が頻繁に演奏。

お馴染みの作品ですね。

Bさん:他の作品を取り上げて頂きたい。

マンフレッド交響曲とか・・・・。

先日、ビシュコフがチェコ・フィルを連れて演奏。

店主:私も鑑賞しました。

彼が語っていた・・・。

チェコ・フィルでも馴染がない、と。

しかし大曲故に醍醐味がありました。

チャイコフスキーは苦労人です。

世間のイメージとかけ離れた人生です。

恋する対象やとある夫人の金銭的関係。

結婚生活の破たん、初演前での出来事。

などなど・・・・。

チャイコフスキーに飲みやすい赤。

しかもイタリア マレンマを選択。

しかもリカルド・コタレッラが尽力。

マレンマはトスカーナとラッツィオにまたがります。

意外とこの事は知られておりません。

このワインはラッツィオ側となります。



★ 2018 ラルト

  サンジョヴェーゼ60%、モンテプルチアーノ35%

  チェザネーゼ5%

  当店販売価格¥1760(税込)




とても飲みやすい仕上がりです。

チェリーやラズベリーの香りトマトの葉のニュアンス。

サンジョヴェ特有の酸が特徴的に感じます。

中域の広がりはモンテプルチアーノ的。

全体的に親しみやすさはチェザネーゼの恩恵です。




Bさん:この価格帯は買いやすい。

以前に上級のコリトゥスを購入したね。

セパージュは似ている。

あれは濃厚で果実感が凄かった。

モンテプルチアーノが効いていた。

あれとは違うんだね。

店主:そうです。

使い分けをして楽しむといいですね。



ご来店〜。

お待ちしております〜!!





2020年1月14日

最終更新日:2020-01-14