おじさんも参ったワイン。
当店からおすすめワインをご紹介。
さすがソーターのピノ ノワール。
アメリカワイン好きなら一度は耳する名であろう。
トニー・ソーター氏。
数々の有名ワイナリーを支え活躍。
オレゴンの地で自らのワイナリーを持つ。
特にピノ ノワールとシャルドネが素晴らしい。
良き地と良き造り手を得て開花。
たっぷり熟したベリー系の香り。
ジューシーで芯のある味わい。
ピノ ノワールらしい綺麗な酸とミネラル。
流石である。
一方のシャルドネ。
これもピノに負けずに素晴らしい。
一言で表現するならキレを感じる酸に豊かなミネラル。
香りも印象的で華やか。
そしてナッツやオイルのニュアンスも感じる。
本場で例えるのならピュリニーとムルソーのいいとこ取り。
表現の仕方は様々あれど器用なシャルドネに思う。
これにはおじさんも参ったね。。
参ちまった!!
詳細は【クリック】2015年9月11日
ブルックナーとブランカイア
当店では格上のマリアージュをご提案。
ワインとクラシック音楽を溺愛する私からの発信。
アントン・ブルックナー。
創作される作品は神秘的宇宙空間。
特に交響曲はより神秘性を帯びる。
その中でも第8番は巨大な作品である。
この作品を聴きこなして真の意味で理解ができる。
今まで様々な名演を聴いた。
カルロ・マリア・ジュリーニ。
イタリア人指揮者。
映画俳優並みのルックスで人気があった。
トスカニーニ並みにレパートリーも広い。
【私の一押し】
ブラームスのレクイエムもは素晴らしかった。
ブルックナーの第8番も耳の肥えた私でも感銘を受けた。
ブルックナーの作品には古酒がいい。
それも、今回はイタリア。
イタリア人指揮者にはイタリアだ!!
しかもジュリーニのように幅広く・・・。
サンジョヴェーゼにメルローやCS。
★ 1999 イル・ブルー
ブランカイア
当店販売価格¥10440(税込)
銀座が有名店ひしめく地ならば、
実力ある生産者が多数のボルゲリ、となる。
その中で、私の愛飲がブランカイアである。
カルロ・フェッリーニが指揮する感性のいい仕上がり。
ボルゲリ多くの海沿いの温暖さを感じるよりもコンパクト。
熟成から顔を覗かすポテンシャルの高さには脱帽である。
詳細は【クリック】2015年9月7日
おすすめポルトガルの白。
当店では興味深いワインが日々入荷。
オイラはポルトガルワインが好き。
何とあんぱんよりも好きだ。
日本の心、ド演歌より好きだ。
私の髪型は、がっちり七三分けだ・・・。
熱い風呂も涼しい顔で入浴。
ベッドより畳に布団だ!!
添い寝はいらん。
ねこの名前は、たまちゃんだ。
失礼!!正統派の専門店でしたね。
同国は、日本と長い歴史もあり親しみやすい。
しかし意外と伝統を重んじる。
頑なに土着品種にこだわる。
同じイベリア半島でもスペインと比べると興味深い。
そんな中、私からのおすすめがある。
☆ 2014 マール デ リスボア
アリント主体
ポルトガル品種の個性派アリント。
これもアリント、あれもアリント。猛省。
強烈な香りと酸で大いに自己主張。
このワインではかなり控えめである。
それでも香りが雲のように広がる。
独自の酸はだいぶ穏やかで清々しい。
飲み応えも十分にあり存在感のある1本である。
おすすめ度:★★★★☆
詳細は【クリック】2015年9月5日
ケスナーのシャルドネ
当店からおすすめの白。
何だかスッキリしない天気が続く。
心も身体もお疲れ気味・・・。
それは仕方がない事。
おいしいシャルドネを飲むしかない。
☆ 2012 シャルドネ ゲート
ケスナーワインズ
アメリカ カリフォルニア
ケスナーのピノはおいしい。
香り高く華やかで自己主張も強くない。
要は匙加減のわかっている造り手なのだ。
そんなケスナーですがこのシャルドネはいつもと違う。
結構、主張しているのだ。
やはりワインは面白い飲み物である。
収穫する畑を使い分けて憎い演出。
川べり、と丘陵上部の畑。
同じシャルドネでも全く違う。
それらを丹念に精査し想い描く仕上がりにしている。
どこかで出会ったら飲むべきワインである!!
おすすめ度:★★★★★
詳細は【クリック】2015年9月3日
クラシック音楽とマリアージュ
今回はクラシック音楽とマリアージュ企画。
オットー・クレンペラー。
マーラーにもその実力を認められた。
強烈な人物であり伝説化された男。
晩年は哲学者かと思わす演奏。
それが老いからか哲学かは私にもわからん。
私が賛美するブラームスの4番。
川の流れのような作品。
これも哲学者にかかると妙に考えさせられる。
それがクレンペラーである。
★ ブラームス
交響曲第4番 ホ短調
クレンペラー 指揮
フィルハーモニア管弦楽団
1958年 録音
強烈な演奏には個性的なワイン。
しかも奇才ジャン・マリー・ギュファン作。
★ オ フィル デュ タン ルージュ
当店価格¥1650(税込)
ソレラシステムで造られた。
豊かな果実味に灌木やオリエンタルスパイス。
多少ザラツキのある味わい。
特徴的な酸と荒めのタンニン。
平凡な毎日を送っていると刺激的なワインがいい。
豚チーズしそ巻きの濃厚な味わいとまたまたいい。
しかも時短料理で材料費も安く済むしね。
詳細は【クリック】2015年8月31日
夏休みのお勉強。
ワインは知の飲み物である。
知識を深め楽しむ飲み物である。
皆様、少しお勉強をしましょう。
夏休み最後のお勉強かな?
今回ご紹介するのはオーストラリア。
そしてヴィクトリア州です。
この州はタスマニアに次いで小さい。
これは、アンダーラインしてね。
1803年にメルボルン近郊に入植。
19世紀中頃は金鉱も発見され人口もワインも隆盛。
ここはテストで出題されるからね。
そこの君、鼻水垂らして寝てないのっ!!
もういいよ本ワインを紹介するよっ
★ 2012 ペニンシュラ シラーズ
パリンガ エステート
オーストラリア モーニントン半島
中学校の教師をしながら畑を開墾。
経歴も異色なら植える品種もまた異色。
当時、カベルネ・ソーヴィニヨンが主流であった。
そんな時にシラーズを栽培。
1990年頃の事である。
さてさてモーニントン半島。
メルボルンから南西に80q。
富裕層のリゾート地として開発された。
三方を海に囲まれ海風の影響を多分に受ける。
ですからシャルドネは、海の影響を感じさせる。
プレミアムワイン産地として確立された地である。
詳細は【クリック】2015年8月28日
ゲーテとベートーヴェンとリースリング
ワインは物事の教養を身に着けると更に楽しい。
偏屈なベートーヴェンと宮廷作法を身に付けたゲーテ。
ベートーヴェンは古典派最強の作曲家。
私はこの男に何度も泣かされた。
一方のゲーテ、若い頃は厳しい父親との関係に悩みながらも人生を切り開く。
若きヴェルテルの悩みで世の中に衝撃を与えた。
後に小国ワイマル公国に招かれる。
二人の対面は一人の女性が活躍。
ベートーヴェンはゲーテの作品から有名なエグモントを作曲。
エグモントはイタリアの地で感化され完成。
今では序曲ばかり演奏されますね。
LPの時代は第5番と序曲エグモントの組み合わせが多かった。
★ ゲーテとベートーヴェン
青木やよひ 著
平凡社新書
この書籍は2004年に発行。
私は、今頃になってこの書籍を読んだ。
こ、こんな素晴らしい書籍を今頃読んだなんて恥ずかしい。
何て思いながらリースリング。〜ながらリースリング
いや久しぶりのリースリングがいいよ。
ドライなタイプ。
今じゃ チリのリースリングもおいしい。
☆ 2014 コステロ リースリング
ビーニャ・レイダ
チリ レイダー・ヴァレー
詳しくは【クリック】2015年8月25日
チャイコフスキーとラフマニノフ、ロシアの夕べ
ワインのある生活だからこそ格上の音楽をご紹介。
クラシック音楽の花形はコンチェルト。
ヴァイオリン、ピアノから金管楽器まで多彩。
その中でもチィコフスキーのピアノ コンチェルト No1は有名。
ですから毎月いや毎週、いやいや毎日世界のどこかで演奏されている。
それは言い過ぎとしても、録音はおびただしく存在する。
生のコンサートで聴き入るのもいい・・・。
尾高忠明指揮でN響。
がっかりの演奏であった。
これはオケの責任ではなく指揮者かなと思ってしまう。
気の抜けた炭酸飲料状態なのかな。
しかしラフマニノフの交響曲第1番。
これはなかなかだった。
若きラフマニノフの作品。
円熟期のエレガントさはないが力一杯の作品。
いい勉強になりました。
★ チャイコフスキー作曲
ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調
ラフマニノフ作曲
交響曲第1番 ニ短調
尾高忠明 指揮
小山 実稚恵 ピアノ
2015年6月17日
詳細は【クリック】2015年8月17日
バルベーラこの1本
当店からおすすめのイタリアワインをご紹介。
イタリアの品種、どれも個性が強い。
北イタリアのピエモンテ。
やはりネッビオーロの名が一番に挙がる。
私的にはバルベーラも挙げたい。
早くから地元では知られた品種であり愛されている。
アルコール度数が高く特徴的な酸を敬遠する人もいる。
これはこれで個性だから尊重したい。
昨今ではそういった個性からやや没個性になりかけている。
そう言った意味では親しみやすいのがコレッジア。
★ 2011 バルベーラ ダルバ マルン
マッテオ・コレッジア
刺激的な酸ではなく綺麗な酸で果実感もいい。
密植度をやや高めて丁寧な収穫作業。
ステンレスタンクで醗酵途中にバリックに移し馴染ませる。
そんな手順が成せる味わいである。
コレッジアのロエロも極旨だ。
勿論、マイナーな産地から脱却し素晴らしいネッビオーロを生む。
その立役者がマッテオである。
一言:一度を味わうべきワインである。
詳細は【クリック】2015年8月21日
藤枝、焼津、島田、静岡からもご来店。
ピノさん冒険記?
安くておいしい白が飲みたい。
そんな要望がお客さんから多数。
ですから私はジャングルでは大猿に追われ・・・。
海中では、大海蛇に巻きつかれ。
危うく、海パンが脱がされるところでした。
自信はあるがの〜!! 失礼!!
そして、そして見つけました。
ご、ご要望のおいしい白、しかもめでたく1000円代。
お待たせ致しました。
私の武勇伝は後でお話しするとして・・・。
☆ 2013 シャルドネ カリフォルニア
クエイル・クリーク
米国の人気スーパーで取扱い。
瓶の形状も私が数々のモンスターから逃げているうちにずんぐり系。
品が良く、爽やかに樽香。
味わいは濃厚でもなくスッキリでもなくいい加減だ。
これでは好感が持たれる。
一時の厚化粧シャルドネでそっぽを向いた人達。
一度、飲まれよ。
時代はエレガンスに変わったのだよ。
これならこれなら食事と共に会話が弾む。
お勧め度:★★★★☆
詳細が【クリック】2015年8月20日
パイス君はピペーニョに欠かせないよ。
当店店主、常連さんからも支持。
そんな凄い赤がある。
知名度もない一つの品種がさ・・・。
その名はパイス君だ。
親しみある味わいだから君を付けちゃった。
彼は大航海時代にスペインから中米に運ばれた。
そして南米へ、ですから元祖ちゃんなのかもね。
ねっねっ!!
そしてピペーニョ!!
パイス君を原料に大樽で造られるチリ伝統ワインだとさ。
これぞ万歳だ!!
飲みやすいよ。香りは本格的で灌木のニュアンスもある。
コップでガバガバと飲むのもいいかもね。
そうかもね。そうかもね。
大花火を見ながらでもいいかもね。
そうかもね、そうかもね。
詳細は【クリック】2015年8月15日
お盆休みの日程!!
お盆休みは読書も追加して・・・。
いいですね〜。
当店は定休日(水)以外は営業。
井沢元彦氏の「逆説の日本史」。
学校の教科書より断然勉強になる。
かなり売れた本ですから読んだ人も多いハズ。
井沢さんの着眼、視点は説得力がある。
★ 12日(水)はお休み。
12日〜15日は18:00まで。
16日(日)は17:00までの営業となります。
宜しくお願い致します。
そして、本命のワインですね。
お盆休み中のボルドー ルージュ。
ボルドー ルージュにしちゃいなよ。
そうしなさいってば。
暑い時は白を飲みたいって・・・。
そんな事を言ってたらおいしいワインチャンスを逃しちゃうよ。
本と同じでチャンスを逃したら、もうアカン。
アカンのです。アカン、アカン。
手頃な価格で旨いワインを発掘したからさ。
CS主体のお値打ちワイン!!
クラシック音楽も必須でしょ。
ベートーヴェンは暑い?
と言われそうだね。
だったらブラームス?
またまた暑いと言われそう。
イタリアのレスピーギはどうかな?
ローマ三部作の一つ、ローマの噴水。
少しは涼めたでしょ・・・・。
では、有意義なお盆休みをお過ごし下さい。
詳細は【クリック】2015年8月11日