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あああああああああああああああああああああああああああああああああああああ西洋の文化に酔いしれる私。

あああああああああああああああああああああああああああああああああああああ西洋の文化に酔いしれる私。




芸術的家飲みは私の範疇である。




オーストリア ウィーンの白。

そして芸術花開くパリで活躍したドビュッシー。

うんうん最高のマリーアジュじゃないのかい。

同国の白ならばグリューナー・ヴェルトリナー。

爽やかな物ばかりかと思いきや長熟タイプもある。

どれも品質は高くおすすめである。




☆ 13 ウィーナー ゲミシュター・サッツ

  ヴァインゲート・マイヤー・アム・プァールプラッツ

  グリューナー・ヴェルトリナー主体




特徴である白コショウのアクセント。

鼻に気持ち良く抜ける香り。

シトラスのニュアンスも感じます。

やさしい味わいには、何だかほっとする。

各種バランス絶妙で完成度が高い。



ドビュッシーの美しい管弦作品。

牧神の午後への前奏曲。

時間は微睡む・・・。

一時の物語である。



若い時は全く理解できなかった作品。

それもそのはず、ドイツ物ばかり鑑賞していたからだ。

この作品ばかりは年を重ねなくてはわかるまい。



パリでの火曜会の主催マラルメ。

象徴派詩人としてつとに有名。

彼からインスピレーションを受け作曲。

あらゆるクラシック音楽の踏襲から抜け自由。

これが、後の音楽に影響を与えぬわけがない。



詳細は【クリック】2015年9月15日

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クラシック音楽を聴こう(ブルックナー編)。

クラシック音楽を聴こう(ブルックナー編)。




当店ではワインのある生活だから格上の音楽をご紹介。


アントン・ブルックナー。

彼の交響曲で有名なのは4番と後期3部作。

しかし、第3番もいい。

彼は改訂を繰り返すのでいくつかの版が存在する。

これが難しくする原因の一つである。


ですから、あまり何版かを気にせずに楽しむ。

これが秘訣。


ですから、どの作品も進化なのか後退する。

それは、マーラーにも言える事。




私は因みに鋭い第1稿を評価している。




聖地バイロイトで尊敬するブルックナーに献呈。

紆余曲折を経て初演、大失敗。

どんな気持ちであったか・・・。

初演の失敗は作曲家に精神的負担を多大にかける。

ラフマニノフも自身の作品の評価を気にして苦悩。

やっとでピアノ協奏曲第2番を作曲して経緯もある。



ジョージ・セル指揮がなかなか完成度が高い。

卓越した指導力でクリーヴランド管弦楽団を全米で知れたオケに飛躍させた。

時代を感じさせる演奏ではあるが聴き応え十分である。





詳細は【クリック】2015年9月14日

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米国のカリニャン。

米国のカリニャン。




当店から発掘物をご紹介。



アメリカのカリニャン。

これは面白いぞと私的審査後合格販売。

どのワイン達も専門店の棚に並びたい。

ですから審査は彼らもド緊張するのだ。

私は、まるで宮本武蔵の巖流島の境地である。

彼らだって関ヶ原の戦い前夜なのだろう。

誰しも敗軍の将にはなりたくないのである。

とは言っても、これはいつもの確実な手順。

冷静さを持ち合わせている私は着実確実に判断するのだ。





 ★ 2014 カリニャン

  ポピュリス

  アメリカ カリフォルニア






カリフォルニア大学ディヴィス校の同窓生4人。

異なるワイナリーで研鑽を積む。

彼らが立ち上げたワインは個を感じる。




私は個人的にカリニャンは好きだ。

スペイン原産でマスエロの別名を持つ。

現在では南仏で栽培が盛んであり量産ワインが多い。

しかし、VVのカリニャンは極めて素晴らし仕上がり。

濃密が信条の同品種を支えているのはそのタンニン。

タンニン量が極めて豊富で飲んだ後にそれはわかる。

口中にしっかりと持続的に残るからだ。

生産量も少なく今後が楽しみなポピュリスである。

おすすめ度:超★★★★★





詳細は【クリック】2015年9月13日

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今宵はベートーヴェンの協奏曲を。

今宵はベートーヴェンの協奏曲を。




ワインのある生活だからこそ格上の音楽をご紹介。




最高の演奏だね。


バックハウスがピアノを弾きベームが指揮。


オケはウィーン・フィル。


完璧だ・・・。


ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番。




https://www.youtube.com/watch?v=o-3X8lmAt2g">詳しくは【クリック】



どうですか?




彼のピアノ協奏曲は第5番を頂点にどれも素晴らしい。


第5番は洗練されていて美しい。


苦労の痕跡が見当たらない完璧さ。


それに比べ他の4作品は苦心の痕跡がみえ楽しい。





バックハウス、ピアノの職人である。


ベートーヴェンの流れをくむピアニスト。


亡くなり約半世紀。今だに根強い人気。


がっちり構築された弾き方は私好み。





サポートするカール・ベーム。


第二次世界大戦中もドイツに残り活動。


これはバックハウスにもいえる事。


ですから往年の演奏スタイルがわかり興味深い。




今宵はベートーヴェンの夕べで楽しんで下さい。



詳細は【クリック】2015年9月12日







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おじさんも参ったワイン。

おじさんも参ったワイン。




当店からおすすめワインをご紹介。




さすがソーターのピノ ノワール。


アメリカワイン好きなら一度は耳する名であろう。


トニー・ソーター氏。


数々の有名ワイナリーを支え活躍。


オレゴンの地で自らのワイナリーを持つ。


特にピノ ノワールとシャルドネが素晴らしい。


良き地と良き造り手を得て開花。


たっぷり熟したベリー系の香り。


ジューシーで芯のある味わい。


ピノ ノワールらしい綺麗な酸とミネラル。


流石である。


一方のシャルドネ。


これもピノに負けずに素晴らしい。


一言で表現するならキレを感じる酸に豊かなミネラル。


香りも印象的で華やか。


そしてナッツやオイルのニュアンスも感じる。


本場で例えるのならピュリニーとムルソーのいいとこ取り。


表現の仕方は様々あれど器用なシャルドネに思う。




これにはおじさんも参ったね。



参ちまった!!




詳細は【クリック】2015年9月11日

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ブルックナーとブランカイア

ブルックナーとブランカイア



当店では格上のマリアージュをご提案。


ワインとクラシック音楽を溺愛する私からの発信。



アントン・ブルックナー。




創作される作品は神秘的宇宙空間。


特に交響曲はより神秘性を帯びる。


その中でも第8番は巨大な作品である。


この作品を聴きこなして真の意味で理解ができる。


今まで様々な名演を聴いた。


カルロ・マリア・ジュリーニ。

イタリア人指揮者。

映画俳優並みのルックスで人気があった。


トスカニーニ並みにレパートリーも広い。

【私の一押し】


ブラームスのレクイエムもは素晴らしかった。


ブルックナーの第8番も耳の肥えた私でも感銘を受けた。


ブルックナーの作品には古酒がいい。


それも、今回はイタリア。


イタリア人指揮者にはイタリアだ!!


しかもジュリーニのように幅広く・・・。


サンジョヴェーゼにメルローやCS。




★ 1999 イル・ブルー

  ブランカイア

  当店販売価格¥10440(税込)




銀座が有名店ひしめく地ならば、

実力ある生産者が多数のボルゲリ、
となる。


その中で、私の愛飲がブランカイアである。


カルロ・フェッリーニが指揮する感性のいい仕上がり。


ボルゲリ多くの海沿いの温暖さを感じるよりもコンパクト。


熟成から顔を覗かすポテンシャルの高さには脱帽である。

詳細は【クリック】2015年9月7日




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おすすめポルトガルの白。

おすすめポルトガルの白。




当店では興味深いワインが日々入荷。






オイラはポルトガルワインが好き。

何とあんぱんよりも好きだ。

日本の心、ド演歌より好きだ。

私の髪型は、がっちり七三分けだ・・・。


熱い風呂も涼しい顔で入浴。

ベッドより畳に布団だ!!

添い寝はいらん。

ねこの名前は、たまちゃんだ。





失礼!!正統派の専門店でしたね。





同国は、日本と長い歴史もあり親しみやすい。


しかし意外と伝統を重んじる。


頑なに土着品種にこだわる。


同じイベリア半島でもスペインと比べると興味深い。


そんな中、私からのおすすめがある。




☆ 2014 マール デ リスボア

  アリント主体



ポルトガル品種の個性派アリント。


これもアリント、あれもアリント。猛省。


強烈な香りと酸で大いに自己主張。


このワインではかなり控えめである。


それでも香りが雲のように広がる。


独自の酸はだいぶ穏やかで清々しい。


飲み応えも十分にあり存在感のある1本である。



おすすめ度:★★★★☆



詳細は【クリック】2015年9月5日

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ケスナーのシャルドネ

ケスナーのシャルドネ




当店からおすすめの白。


何だかスッキリしない天気が続く。


心も身体もお疲れ気味・・・。

それは仕方がない事。


おいしいシャルドネを飲むしかない。




☆ 2012 シャルドネ ゲート

  ケスナーワインズ

  アメリカ カリフォルニア 




ケスナーのピノはおいしい。


香り高く華やかで自己主張も強くない。


要は匙加減のわかっている造り手なのだ。


そんなケスナーですがこのシャルドネはいつもと違う。


結構、主張しているのだ。


やはりワインは面白い飲み物である。


収穫する畑を使い分けて憎い演出。


川べり、と丘陵上部の畑。


同じシャルドネでも全く違う。


それらを丹念に精査し想い描く仕上がりにしている。


どこかで出会ったら飲むべきワインである!!



おすすめ度:★★★★★

詳細は【クリック】2015年9月3日

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クラシック音楽とマリアージュ

クラシック音楽とマリアージュ




今回はクラシック音楽とマリアージュ企画。



オットー・クレンペラー。


マーラーにもその実力を認められた。


強烈な人物であり伝説化された男。


晩年は哲学者かと思わす演奏。


それが老いからか哲学かは私にもわからん。


私が賛美するブラームスの4番。


川の流れのような作品。


これも哲学者にかかると妙に考えさせられる。


それがクレンペラーである。




★ ブラームス

  交響曲第4番 ホ短調

  クレンペラー 指揮

  フィルハーモニア管弦楽団

  1958年 録音




強烈な演奏には個性的なワイン。


しかも奇才ジャン・マリー・ギュファン作。




★ オ フィル デュ タン ルージュ


  当店価格¥1650(税込)




ソレラシステムで造られた。


豊かな果実味に灌木やオリエンタルスパイス。


多少ザラツキのある味わい。



特徴的な酸と荒めのタンニン。


平凡な毎日を送っていると刺激的なワインがいい。


豚チーズしそ巻きの濃厚な味わいとまたまたいい。

しかも時短料理で材料費も安く済むしね。




詳細は【クリック】2015年8月31日

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夏休みのお勉強。

夏休みのお勉強。




ワインは知の飲み物である。




知識を深め楽しむ飲み物である。



皆様、少しお勉強をしましょう。


夏休み最後のお勉強かな?


今回ご紹介するのはオーストラリア。


そしてヴィクトリア州です。


この州はタスマニアに次いで小さい。


これは、アンダーラインしてね。


1803年にメルボルン近郊に入植。


19世紀中頃は金鉱も発見され人口もワインも隆盛。


ここはテストで出題されるからね。


そこの君、鼻水垂らして寝てないのっ!!


もういいよ本ワインを紹介するよっ




★ 2012 ペニンシュラ シラーズ

  パリンガ エステート

  オーストラリア モーニントン半島




中学校の教師をしながら畑を開墾。


経歴も異色なら植える品種もまた異色。


当時、カベルネ・ソーヴィニヨンが主流であった。

そんな時にシラーズを栽培。


1990年頃の事である。


さてさてモーニントン半島。


メルボルンから南西に80q。


富裕層のリゾート地として開発された。


三方を海に囲まれ海風の影響を多分に受ける。


ですからシャルドネは、海の影響を感じさせる。


プレミアムワイン産地として確立された地である。




詳細は【クリック】2015年8月28日




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ゲーテとベートーヴェンとリースリング

ゲーテとベートーヴェンとリースリング




ワインは物事の教養を身に着けると更に楽しい。



偏屈なベートーヴェンと宮廷作法を身に付けたゲーテ。


ベートーヴェンは古典派最強の作曲家。


私はこの男に何度も泣かされた。


一方のゲーテ、若い頃は厳しい父親との関係に悩みながらも人生を切り開く。


若きヴェルテルの悩みで世の中に衝撃を与えた。


後に小国ワイマル公国に招かれる。


二人の対面は一人の女性が活躍。


ベートーヴェンはゲーテの作品から有名なエグモントを作曲。


エグモントはイタリアの地で感化され完成。


今では序曲ばかり演奏されますね。


LPの時代は第5番と序曲エグモントの組み合わせが多かった。




★ ゲーテとベートーヴェン

  青木やよひ 著

  平凡社新書



この書籍は2004年に発行。


私は、今頃になってこの書籍を読んだ。


こ、こんな素晴らしい書籍を今頃読んだなんて恥ずかしい。


何て思いながらリースリング。〜ながらリースリング



いや久しぶりのリースリングがいいよ。


ドライなタイプ。


今じゃ チリのリースリングもおいしい。




☆ 2014 コステロ リースリング 

  ビーニャ・レイダ

  チリ レイダー・ヴァレー




詳しくは【クリック】2015年8月25日

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チャイコフスキーとラフマニノフ、ロシアの夕べ

チャイコフスキーとラフマニノフ、ロシアの夕べ




ワインのある生活だからこそ格上の音楽をご紹介。




クラシック音楽の花形はコンチェルト。


ヴァイオリン、ピアノから金管楽器まで多彩。


その中でもチィコフスキーのピアノ コンチェルト No1は有名。


ですから毎月いや毎週、いやいや毎日世界のどこかで演奏されている。


それは言い過ぎとしても、録音はおびただしく存在する。


生のコンサートで聴き入るのもいい・・・。


尾高忠明指揮でN響。


がっかりの演奏であった。


これはオケの責任ではなく指揮者かなと思ってしまう。


気の抜けた炭酸飲料状態なのかな。




しかしラフマニノフの交響曲第1番。


これはなかなかだった。


若きラフマニノフの作品。


円熟期のエレガントさはないが力一杯の作品。


いい勉強になりました。




★ チャイコフスキー作曲

  ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調



  
  ラフマニノフ作曲

  交響曲第1番 ニ短調




 尾高忠明 指揮

 小山 実稚恵 ピアノ

 2015年6月17日



詳細は【クリック】2015年8月17日



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