当店店主はクラシック音楽を溺愛。
それはもう溺れそうな深い愛である。
初恋のよしえちゃんよりも・・・。
三度の飯よりもクラシック音楽である。
そんな私から・・・。
無性にヴァイオリン協奏曲を聴きたくなる。
しかし作品は無数に存在する。
しかも一人の作曲家で数種類作曲している場合もある。
私が愛する作品。この作品は1点物。
まずシベリウスのヴァイオリン協奏曲。
彼はヴァイオリニストを目指した腕前。
ですから技巧を凝らし、それがポイント。
北欧らしい極寒の響きも素晴らしい。
静岡県藤枝市の比較的恵また気候。
そんな私からすると音楽を通じて感じ入る。
そしてバルトークは大好物。2作品存在。
異色な作品で民族色を色濃く表現した作品。
ヴァイオリン協奏曲第2番。
バルトークと交友もあるフルトヴェングラー指揮。
そしてメニューンのヴァイオリンが名演だ。
最後に話は脱線するが管弦楽のための協奏曲。
最晩年の作品で、あらゆる配慮が成された秀作。
忘れてはいけなのがブラームス。1作品を残す。
当時最高のヴァイオリニストであるヨアヒム。
ブラームスと長い友好関係。
一時は喧嘩をしたがドッペルコンチェルトで解消。
そのヨアヒムが初演を務めた。
これは大曲で特に第1楽章は長大。
第2楽章はヴァイオリン・ソロの前の木管が長い。
しかし甘美な響きで旋律が湧いてくる。
最終楽章は、力強く演奏時間も短い。
最終楽章だけ聴いて意気揚々と出社もいいかもね。
以上は難易度の高い名作です。
一度は鑑賞して下さい。
難易度:★★★★★
芸術の観点:★★★★★
店主の好物度:★★★★★
詳細は【クリック】2015年2月21日
最終更新日:2016-02-21