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クラシック音楽雑談(演奏家編)

クラシック音楽雑談(演奏家編)



Aさん:当店常連様ワインとクラシック音楽好き。

店主:若い頃ヴァイオリンを習い志した。






Aさん:好きなヴァイオリニストは?

店主:私は自分の音を持っている演奏家が好きです。

Aさん:例えば?

店主:ダビット・オイストラフやミルシティン。

そしてフランチェスカッティやティボー等々。

Aさん:往年のヴァイオリニストばかりですね。

店主:現代のヴァイオリニストは興味がないですね。

やはり第1、2次世界大戦を体験してきた演奏家。

オイストラフなんかスターリン時代も生き抜いた。

自分の運命を作品に反映させる。

ですから自ずと個性的な演奏になりしかも生々しい。

Aさん:そうですか、勉強になります。

店主:何々コンクールで、とかは全く興味がない。

指揮者でも下積みから経験してきた苦労人がいい。

昔はオペラ歌手のピアノ伴奏などを経験し階段を上る。

あのカラヤンでもカルロス・クライバーだってそうです。

彼らがいきなりスター指揮者になった訳ではない。

カルロスがピアノがあまり上手ではないのは有名。

Aさん:そうですね。下積は大切です・・・。

店主:作曲家だってそう。

ブラームスは酒場でピアノを弾いたりしていた。

まあ彼の場合は金銭的な目的もありましたが・・・。

店主:兄弟で音楽の才があったドイツのブッシュ兄弟。

兄は指揮者で弟はヴァイオリニスト。

彼らだって独自の音があって、聴くだけですぐにわかる。

Aさん:それって凄い事ですよね。

店主:芸術は勉強になりますね。



詳細は【クリック】2016年4月26日

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ワイン道、その面白さ、奥深さ、そして楽しさって何。

ワイン道、その面白さ、奥深さ、そして楽しさって何。



ワイン道は魅惑的である。

人によってはドウ、人によってはミチだと思う。

私の場合は両方である、ワインドウは長いミチだからだ。



味わいやその国の歴史。

そして土壌、気候と様々な話題が尽きない。

自然とおしゃべり上手になってしまう。

私はワイン好きで口下手な方に出会った事がない。

皆様、かなり雄弁である。

安価なワインは、今では大変においしい。

しかし、背景に充実した歴史はない・・・。



★ 2012 サンジョヴェーゼ

  レオネッティ セラー

  ワシントン州 ワラワラ バレー

  サンジョヴェーゼ80% シラー12%

  アリアニコ8%

  当店販売価格¥12435(税込)



ワラワラ ヴァレーは歴史ある産地。

特にシラーから高品質なワインが誕生している。

中でもレオネッティはその歴史と味わいで業界を牽引。

功績多大でその影響力は大きい。

様々飲んだが中でもユニークなサンジョヴェーゼ。



これがおすすめだ。



サンジョヴェ所縁の香りに味わい。

どことなくシラーの重みも感じる。

そしてアリアニコを少しブレンド。

まさに柔軟な発想である。

新世界ワインの楽しみは、まさに発想。

この二文字が楽しいのある。




ワイン道、これからまた精進致します。



詳細は【クリック】2016年4月25日

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贈答にワイン

贈答にワイン



知的な味わいのウォーターズ。

当店店主こと私はクラシック音楽に傾倒しヴァイオリンを弾いている。

そして小さなワイン屋を経営。これで十分幸せである。


しかし、今歯が痛い。これはチョッピリ不幸。

ウォーターズのオーナーはロックに傾倒しミュージックショップを経営。

そして徐々にワインに惹かれワイナリーを所有。

これもまた最高の人生。



★ カベルネ ソーヴィニヨン

  カベルネ・ソーヴィニヨン86%、メルロー14%

   おすすめ度:★★★★★

  当店販売価格¥7128(税込)



☆ プレリュード

  ルーサンヌ60% ヴィオニエ40%

   おすすめ度:★★★★★

  当店販売価格¥4989(税込)

  ウォーターズ ワイナリー

  アメリカ ワシントン州



CSは、とても滑らかで旨い。

CSのポイントはタンニンの表現。

とするならば、とてもシルキーでいい具合だ。

低温浸漬、抽出、清澄剤などに敏感に対応したのだろう。

配慮を感じる素晴らしい仕上がりです。



そして白。

ルーサンヌ特有の口当たり。

綺麗な質感で口中を満たす。

ハーモニーを感じさせる美的ワイン。

世界のシャルドネとSBの牙城を切り崩せ!!




贈答としても最適でしょ。



詳細は【クリック】2016年4月24日

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アルザスワインとミュンシュ

アルザスワインとミュンシュ




当店人気急上昇中のアルザスワイン。

その人気はツィント フンブレヒトからだ。

当店のアルザスワインの牽引役でもある。

これからガンガン、アルザスをご紹介致していきます。





☆ 2013 ピノ グリ カルケール

  ツィント フンブレヒト

  フランス アルザス

  当店販売価格¥4980(税込)

  おすすめ度:★★★★★



アルザス生まれのシャルル・ミュンシュと楽しむ。

元々はヴァイオリニスト。

ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団に在籍。

その時、フルトヴェングラー指揮でコンマスを務めた。

指揮者転向後は情熱的な指揮で人気指揮者へ。

フルトヴェングラーの影響を受けて欲しかった。

しかし、我が道を行く指揮者であった。




代表的指揮にベルリオーズの幻想交響曲。

そうです・・・。

作曲家自身の失恋から創作された危険な作品。

人の脳裡は何を考えている皆目見当がつかない。

ベルリオーズは、とても狂気を伴っていた。

その幻想交響曲を最も得意とするのがミュンシュ。



★ ベルリオーズ

  幻想交響曲

  シャルル・ミュンシュ 指揮

  ボストン交響楽団 1962年4月9日 録音




やはりミュンシュにはアルザスワインがいい。



努力と地道な作業の積み重ね。

ですから価格もそれなりにする。

豊かな香り、糖蜜、胡椒なども感じる。

伸びのある酸と程良い苦み。

贅沢な味わいでゆったり気分で楽しみたい。



おいしいアルザスワインを一飲みあれ!!



詳細は【クリック】2016年4月19日




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カイラとミア

カイラとミア




毎日大好きなワインに囲まれ、これが天国なのか。

この居心地の良さはまるで別世界。

夢であったら覚めないでくれ!!

好きなワインに囲まれた生活は極上である。



また仕入れて下さいと、注文が多いワインがある。

いやいや、これはもうお願いに近い・・・。

そんな熱いお願いを叶えよう。




★ カイラとミア

  ガーリー・ガール・ワインズ

  米国 ワシントン州 コロンビア ヴァレー



それぞれの女性のライフスタイルから命名。

ミア、ジジ。クロエ、ソフィー、カイラ、ファラ。

様々に活躍する女性。

今回は一番人気であった2名にしました。

カイラはメルロー100%、調和された味わい。

柔らかな口当たりは好感が持てる。

ファラのCSも個人的にはおいしいと思う。



そしてシャルドネのミア。

あらゆるワイン産地でシャルドネは活躍。

ミアの故郷コロンビア・ヴァレーでも高品質。

アメリカで影響力あるコンペでも評価された。

サンフランシスコ インターナショナルワインコンペ。

4000本以上がノミネート。

その中で6本しか選出されなかった最高のメダルを獲得。

それが、ダブルゴールド・メダル。

私の下手な説明より説得力があるでしょ。



思春期の娘、冷戦状態の夫婦関係?

それより、ミアちゃんとカイラちゃんがいいでしょ?

自分のスタイルで堪能して下さい・・・・・?


一飲みアレ!!



詳細は【クリック】2016年4月12日

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フリーマンな贈り物

フリーマンな贈り物



ワイン専門店を経営していると様々なワインに出会う。

伝統や逸話の多い国や産地。

新興ながら努力と挑戦で飛躍的に人気になった産地。

また文化や技術が、交差するなど多彩で飽きない。

今や人的な交流や、質の高い情報は瞬時に入手できる。




エレガントなシャルドネを追及。

最近はどちらかと言えば脱リッチ志向。

洗練されたシャルドネは人気が高い。

そんな中でもフリーマンは注目である。



☆ 2014 涼風シャルドネ

  ロシアン リヴァー ヴァレー

  フリーマン ヴィンヤード



2015年4月、ホワイトハウス。

オバマ大統領が安倍首相を招いた晩餐会。

フリーマンを代表するシャルドネ涼風が提供された。

華のある綺麗な仕上がり。 ですから難題多い話題からも一時解放された、と思う。



そしてまたまた再入荷のピノ ノワール。



★ 2013 ピノ ノワール

  ロシアン リヴァー ヴァレー

  フリーマン ヴィンヤード



フリーマンの真骨頂エレガント。

しかも旨みエキスいっぱいで点数が高い。

香りの充実感と各要素のバランスは秀でている。

最近のカリフォルニアは進化し続けている、と痛感。

価格も張るのでご了承下さいませ。



詳細は【クリック】2016年4月11日

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おすすめセカンド

おすすめセカンド




やはりボルドーワインには感謝。

ワイン道に浸かりはじめた頃。

格付ワインやらセカンドには大変にお世話になった。

今でも、まるで恩師のような尊敬を持って接している。





中でもサン ジュリアンやマルゴーのワインが好き。

上品な仕上がりは美しくドレスアップしたようである。

しかしまた違うポジションで存在感があるポイヤック。

威厳あり男性的で熟成させれば落ち着いたオーラを放つ。

これが飲み手を魅了する。



★ 08 レゼルヴ ド ラ コンテス

  ボルドー ポイヤック

  当店販売価格¥8856(税込)



言わずと知れた正統派2級。

ピション ロングヴィル コンテス ド ラランド。

レゼルヴ ド ラ コンテスはセカンドとなる。

しかし、セカンドというより一つの銘ボルドーワイン。

サン ジュリアンやマルゴーのワインが好きな私。

そんな私はどちらかというとピション バロンよりラランド。

同じポイヤック村でも随分味わいは違うのある。



格付ワインでセカンドの割合は高い。

昔より随分セカンドワインの割合は高くなった。

それだけファーストは看板、内容とも代表する存在。



レゼルヴ ド ラ コンテスはファーストと同じ醸造



セカンドとしての歴史を持ち品質も抜群である。

ですから贈答としても非常な人気を保っています。



詳細は【クリック】2016年4月10日

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クラシック音楽雑談(ヴァイオリン編)

クラシック音楽雑談(ヴァイオリン編)




Aさん:当店常連様ワインとクラシック音楽好き。

店主:若い頃ヴァイオリンを習い志した。







Aさん:本分のヴァイオリニストで尊敬する人は?

店主:たくさんいます。

日本人でもいますよ。

Aさん:ピノさんにしては珍しいですね。

店主:まずN響のコンマスだった堀氏。

確か昨年N響を引退されました。

堀氏のボーイングはとても美しい。

あのボーイングからの表現は凄い。

R.シュトラウスのヴァイオリン協奏曲。

堀氏とサバリッシュ指揮は名演。1985年5月15日。

有名なR.コルサコフのシェーラザードのVnソロも力演。

Aさん:他には?

店主:私はストラディバリウス派ではない。

グァルネリ派なんです。

一度両方を比べる機会がありました。

Aさん:実際に手にとって弾いたのですか?

店主:違います。展示会で見たのです。

グァルネリ・デル・ジェスはF字孔が男性的だった。

グァルネリについてはパガニーニが愛用しは事は有名。

その入手の経緯は彼らしく物語性十分です。



Aさん:これがグァルネリ デル ジェスだと思う音は?

店主:筆頭はアイザック・スターンでしょ。

G線の野太い音からE線の甘美な音まで見事です。

スターンとオーマンディのブラームスのコンチェルト。

これはグァルネリの素晴らしさが全て出ている。

ブラームスはグァルネリの為に作曲したのかと言いたい。

1楽章の激しいパッセージから優美な2楽章。

そして音量が大切な終楽章。これはストラドでは・・・。

Aさん:そんな絶賛なら一度鑑賞したいです。

店主:オラ〜何回も何千回も聴いただ〜!!

Aさん:ピノさん大丈夫ですか。気を確かに持って!!

店主:そう言えばN響の第2ヴァイオリンの大林さん。

もう古株のメンバーですが、美人ですよ。

最近はメガネを掛けて演奏しています。

Aさん:N響の事も詳しいのですね。



詳細は【クリック】2015年4月9日


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バッハの傑作とミクロ・ネゴシアン

バッハの傑作とミクロ・ネゴシアン



藤枝からワインを静岡県内に発信。

いやいやワインとクラシック音楽の発信なら当店は日本中でしょ。

それくらいの自負はある。





父バッハの作品で最高傑作は正直迷う。

だって珠玉揃いで名曲ばかり・・・。

マタイ受難曲、ゴルトベルク変奏曲、平均律・・・。

などなどたくさんある。

しかし個人的に私自身がヴァイオリン弾きだった事もあり無伴奏ヴェイオリンのためのソナタとパルティータ。

この作品を挙げたい。



ベートーヴェンのヴァイオリンソナタが新約聖書。

でしたらバッハの作品は旧約聖書である。

ベートーヴェンとバッハの作品は生い立ちが随分違う。

バッハは練習曲として創作した。

しかし有名なパルティータ第2番の終曲パッサカリア。

あれは神だよ。神。人間の創作物とは思えない。



そんな素晴らしい作品ですから音源は多彩。

古くはヨーゼフ・シゲティから現代まである。

中でも金字塔は、ヘンリク・シェーリングだろう。

模範的なスタイルで今でも輝いている。



★ J・S バッハ

  無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ

  ヘンリク シェリング (Vn)

  1967年7/8〜20 スイス ヴヴェイ劇場で録音

  作品の素晴らしさ:★★★★★

  演奏:★★★★



そんな演奏とブルゴーニュはいい。



★ 2011 ヴォーヌ・ロマネ VV

  アレックス ガンバル

おすすめ度:将来の期待も込め★★★★★




ミクロ・ネゴシアンであるガンバル。

本当に頑張っている・・・。

と、別に冗談ではない。

米国人でありながら保守的なブルゴーニュで挑戦。

経歴だって元々不動産業で異色である。

しかし、ここ10年でネゴシアンは約300が創設。

ですから異色で熱意ある者は多いのである。

飲み手としては、多彩な造り手は歓迎ですね。



詳細は【クリック】2016年4月7日

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ベートーヴェンの並行鑑賞

ベートーヴェンの並行鑑賞



当店店主はワインとクラシック音楽に造詣が深い。

そんな私から気ままにクラシック音楽雑談。





最近、ベートーヴェンの第3番、所謂、英雄。

あの名曲を鑑賞していない。

理由は一つに演奏時間が長い。

二つにベートーヴェンの交響曲の中でも重苦しい。

そして最後に、最近の演奏に興味が持てない。

これはかなり重症・・・。

ラトル率いるベルリン・フィルすら興味ナシ。

世界の頂点のオケに興味がないのだから重症だ。



しかし往年の演奏は今だに深く愛している。

フルトヴェングラーが君臨していたベルリン・フィル。

そしてウィーン・フィル。

ムラヴィンスキーが君臨したレニングラード・フィル。



両者の指揮で久しぶりに第3番を鑑賞。

ここ数日で何回も聴き直した。

全く飽きないし、また新たな発見もある。

さすが楽聖ベートーヴェンの芸術だ。



フルトヴェングラーの音源は1952年10月30日ライブ録音。

音質もなかなか良好。

ですからモノラル録音が苦手な人にもおすすめ。

第1楽章の有名な冒頭変ホ長調の主和音はフルトヴェングラーらしい味わい。

第2楽章は葬送行進曲を伴う、これが何故挿入されたのか経緯はわからない。

やはり輝く作品には暗さが必要なのかと思う。

全体にフルトヴェングラー節を感じる名演。



そしてムラヴィンスキーである。

1961年4月6日 ライブ録音。

こちらもこの時代を考慮すれば音質はいい。

約55年前の演奏となる。

ムラヴィンスキーは、キレのあるアンサンブルが注目。

個性的過ぎる表現で賛否はあろうかと思う。

少しいつものムラヴィンスキーとは違和感がある。

その時に違う演目があるがそれとは異質である。

没個性の現代の演奏と比べると随分自由な解釈です。



詳細は【クリック】2016年4月3日

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贈答にワイン

贈答にワイン



贈答は迷います。

それは仕方がありません。

より喜ばれる商品を贈りたいから・・・。

でしたらワイン専門店でワインにしたら・・・。




サン ジュリアン、日本人でも人気が高い。

そのバランスある味わいは流石の一言。

シャトー ラグランジュは特にお馴染みです。

そして昔から根強い人気がタルボーである。

特に私はワインを初めて頂いた頃からのお付き合い。

もう20年以上前の事です・・・・。



★ 2012 シャトー タルボー

☆ 2012 シャトー タルボー カイユ・ブラン

  フランス ボルドー サン ジュリアン



贈答としては最適。

やはりボルドー・ワインは今だにポジションが高い。

仕事上での場合はボルドーかブルゴーニュ。

そして若い人の場合はカリフォルニア、NZ等をお勧めしております。



ポイヤックの威厳さに比べ融和な味わい。

CSの比率が高くともそれがタルボーなのである。

またブランは格付ボルドーが手掛ける白の先駆け。

勿論AOCはボルドーになります。

トロピ系に蜜っぽさがあり柔らかい仕上がり。

万人受けする白に思います。



2016年4月1日

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クラシック音楽の雑談(指揮者編)

クラシック音楽の雑談(指揮者編)



Aさん:当店常連様ワインとクラシック音楽好き。

店主:若い頃ヴァイオリンを習い志した。




Aさん:好きな指揮者は誰ですか?

店主:ヴィルヘルム・フルトヴェングラーです。

私が生まれた時には勿論亡くなっていましたが・・・。

Aさん:それは残念ですね。他には?

店主:そうですね。カール・シューリヒトです。

彼は淡泊なスタイルですが真を突いている。

Aさん:フルトヴェングラーとは対照的ですね。

店主:そうなんですよ。

昔はエルネスト・アンセルメも聴きました。

Aさん:懐かしいですねスイス・ロマンド管弦楽団。

店主:彼は元々数学者。異色の経歴です。

他にはムラヴィンスキーも私は大好きです。

Aさん:整理された表現は素晴らしいですね。

店主:なんせ、ショスタコの5番などを初演した。

伝説の指揮者です。そして意外とフランス物もいい。

Aさん:何故ですか?

店主:確か父方がナポレンオン配下の武将。

ですからフランス系の指揮者です。

私は彼のフランス物は機微に触れる。

そしてソ連時代もジダーノフ批判は受けなかった。

演奏があの体制に好まれたと思う。

あれほど統率された演奏は古今無いですからね。

今のベルリン・フィルのサウンドなんてチョロイ。

Aさん:ムラヴィンスキーのおすすめ音源は?

店主:ロシア物は勿論素晴らしい。

しかし私はそれこそドビュッシーがおすすめです。

フランス物の傑作、午後への前奏曲。

数分の作品ですが洗練されたエスプリを堪能出来る。

1965年2月、モスクワでのライブ録音は凄い!!

Aさん:今度鑑賞してみます。



詳細は【クリック】2016年3月31日




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