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最高のマリアージュ

最高のマリアージュ



有意義な連休でした。

最近趣味であるミニ登山。

腹減効果を狙っての登山である。

しかしそれを上回る暴飲暴食、故に外見上の効果はナシ。

そしてワインにクラシック音楽。






私が崇拝するブルックナー。

彼のシンフォニーと宗教作品は素晴らしい。

同時代のマーラーと比較すると純度が違う。

マーラーは民族的苦悩を抱え兄弟の死。

そして愛娘の死・・・。

など絶望との戦いであった。

ブルックナーは素朴の二文字。

オルガニストとしての腕前は当時一流。

演奏中、没頭し過ぎるのはご愛嬌。

生涯独身であり正に音楽に生涯を捧げた。

先人のベートーヴェンが楽聖ならブルックナーは楽純とでも言うべきか。




★ ブルックナー作曲

  交響曲第9番ニ短調

  カール・シューリヒト

  ウィーン・フィル

  1961年 録音



未完だが最高傑作。

ベートーヴェン最後の交響曲である第9と同じ調性。

ブルックナーは最後の作品と考えていたのか。



シューリヒトも認めた演奏である。



芸術の極みにはブルゴーニュがいい。

しかもプリューレ・ロック。

知名度や品質は文句無しである。



★ 2012 ラドワ ル クル

 当店販売価格¥10,247(税込)



コート ド ボーヌの始まり。

同地区の北に位置するラドワ。

果実の輪郭をはっきり感じられる。

しかしプリューレ・ロックは意に反し軽口。

瑞々しいさを伴う。

ワインは小ぶりながら口中に広がる。

鉄や鉱物的なニュアンスはラドワだと再認識させられる。

感性ある飲み手に理解出来る芸術的ワインである。



詳細は【クリック】2017年7月20日

静岡 藤枝市 ワイン専門店ピノ ノワール

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気分のいい日に楽しみたい。

気分のいい日に楽しみたい。



当店店主はワインとクラシック音楽に造詣が深い。

そんな私の楽しみ方の一端をお見せ致します。




素晴らしい事があったり、記念日。

そんな時は華やかな音楽を聴きたい。

リヒャルト・ワーグナーは強い味方。



鉄板はニュルンベルクのマイスタージンガーの前奏曲。

若かりし頃、頻繁に聴いた名曲。

気分を高揚させる、まさに上げ上げの作品。

ですから第2次世界大戦ではナチスによって利用された。

ですから一時期、イスラエルではワーグナー作品を演奏することは出来なかった。



そして合わすワイン。

今回はスパークリングの人気者。

カヴァで楽しむ・・・。



カヴァの3品種にシャルドネを加える。

華やかで香り高く気分がいい。

爽やかさは暑さから開放してくれる。

しかも手頃な価格ですから、皆様どうぞ。





☆ ラルボス1919 ブリュット

  おすすめ度:★★★★★

  一言:カヴァでリラックス



詳細は【クリック】2017年7月16日

静岡 藤枝市 ワイン専門店ピノ ノワール

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タパちゃん。

タパちゃん。



当店のタパちゃん人気です。

えっ・・・。タパちゃん。

そうです。スペインと言えばタパス。

そんなタパスに合わせるワイン。




最近、当店で注力を注ぐ品種。

それがヴェルデホ。

爽やかさと余韻の塩味が気持ちいい。





☆ 2015 ヴェルデホ

  ザ ブラックボード ワイナリー



ジャケもオシャレでスペインらしい。



あ〜、今日も汗かいて仕事した。

あ〜、配送の荷物、多かった。

あ〜、書類の山には驚いた。

あ〜、今日も屋根に上ってトントントン。

あ〜、畑の雑草伸びたな〜。



と、お仕事によって違う苦労。

家でタパちゃん、飲んで下さい。

口中に広がる癒し。

全身で感じる幸せ感。

タパちゃんに「お」を付けないで下さい。

おタパちゃんって何か変だから・・・。



お試しアレ!!



詳細は【クリック】2017年7月15日

静岡 藤枝市 ワイン専門店ピノ ノワール

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ブルガリアのスパークリング

ブルガリアのスパークリング



ブルガリアワイン。

歴史ある産地で紀元前まで遡れる。

当店で根強い人気のサイクル。

同国の素晴らしさを味わいで示してくれた。

続く入荷、ブルガリアの泡。




ディミャット種。

ブルガリア全土で栽培されるポピュラーな品種。

熟すのが遅く、黒海周辺では10月頃となる。

そのディミャットを主体にユニ・ブラン他。




☆ モント ロイヤル ブリュット

  ヴィラ・ヤンボル

  ブルガリア トラキアン・ヴァレー




綺麗なスパークリング。

軽い足取りで爽やか。

毎日続く蒸し暑さから開放してくれる。

シャンパーニュもいいが気軽に楽しむのも必要。

そんな時にこのスパークリングは最高でしょ。



詳細は【クリック】2017年7月14日

静岡 藤枝市 ワイン専門店ピノ ノワール

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当店ソムリエおすすめワイン

当店ソムリエおすすめワイン



ワインは地理や歴史などを知ればグンと面白くなる。

ですからワイン好きは博学が多いのかもしれない。

今回はコルシカ島のピノ ノワール・・・。

そこでだ、コルシカ島のお勉強となる。





地中海で3番目に広いと言っても日本の広島県くらい。

有名なのはナポレオンの出身地だろう。

周辺国に翻弄された歴史。

これはシチリア島などと同じである。




また島は独自の進化や固有種がある。

マダガスカル島がその例である。

コルシカ島でも土着品種が興味深い。

シャカレッロ、ニエルキオ、ニリュチュウ。

など多彩である。




★ 2016 ピノ ノワール ニリュチュウ

  ウマヌ

  フランス コルシカ島

  ピノ ノワール80%、ニリュチュウ20%

  おすすめ度:★★★★★

  一言:興味ある方は飲まれよ。



ここでワイナリーの概要を簡単に。

1975年設立された共同組合。

加盟者は40軒、800ha。

ウマヌとはコルシカ人の意味である。

島人は特に郷土愛が強いと思う。



素晴らしい感性を持つワイン。

香りの華やかさと同時に香辛料的。

広がる味わいはストレート。

中域も味わいが乗り余韻も申し分ナシ。



これはおすすめです。



2017年7月13日

静岡 藤枝市 ワイン 専門店ピノ ノワール

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プイィ ロシェとヨッフム

プイィ ロシェとヨッフム



当店店主はワインとクラシック音楽に造詣が深い。

そんな私の私流マリアージュをご紹介。






ブルックナーの大家、オイゲン・ヨッフム。

国際ブルックナー協会の会長でもあった。

晩年に来日し座りながらブルックナーを指揮。

彼らしい威厳のある演奏だったと記憶しています。



流石にドイツ、オーストリア系は素晴らしい。



★ ベートーヴェン作曲

  交響曲第5番

  オイゲン・ヨッフム指揮

  ロンドン交響楽団



モダンな演奏に慣れた方には違和感があるのかも。

しかし苦難から歓喜の方程式のあるべき姿。



これには白がいい。

マコネ地区最少であるプイィ・ロシェ。

何と32haである。



☆ 2014 プイィ ロシェ

  ドメーヌ ローラン コニャール

  当店販売価格¥4,052(税込)

  おすすめ度:★★★★★



GFやレモンの香り。

また白桃も感じる。

風味ある味わいで南に位置すのがわかる。

あまりご対面できないワイン。

ですから貴重な体験でもありました。



2017年7月10日

静岡 藤枝市 ワイン専門店ピノ ノワール

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書籍:ブルーノ ワルター

書籍:ブルーノ ワルター



毎月、数多くの書籍を乱読する私。

タイトルから興味が沸く場合や趣味から派生して購入する場合。

また、暇潰しに購入する場合と様々です。

そんな乱読人間の私が、ご推薦する書籍は指揮者。






一人の人物の歴史。

皮肉な事に苦難が多ければより人間味がでる。

ある意味、芸術家は悩む事で創作に幅が生まれる。



ブルーノ・ワルター。

クラシック音楽愛好家なら知る指揮者。

指揮者と言っても作曲もする。

一昔前はフルトヴェングラー含め作曲家でもある。



★ ブルーノ ワルター

  エリック・ライディング

  レベッカ・ペチェフスキー

  高橋宣也 訳

  おすすめ度:★★★★★



この書籍、分厚い。

何と578ページ・・・。

しかも¥6500+税とこれまたずっしり。

速読人間の私でも完読するまでに1年もかかった。

読み終えた時はフルマラソンを走破したような気分である?




ワルターが死去し約半世紀。

ワルターやフルトヴェングラー。

そしてトスカニーニが活躍していた頃は最盛期。

最近のクラシック音楽の斜陽は悲しい。



マーラーと同じくユダヤ人のワルター。

名前を変えて音楽活動をする。

マーラーとの関係は深く普及に貢献。



しかし一大転機はナチスが政権を奪取してからだろう。

コンサートでは妨害にあい米国へ亡命。

音楽的才能は豊かであっても人種差別は悲しい。



クラシック音楽で巨匠と呼べる人は少ない。

そんな巨匠であっても駆け出しの頃は随分心労があった。

両親への手紙は飾りのない言葉でその思いを書いている。

後年、愛娘が夫に射殺されるなど暗さもある。

しかしその音楽は実に明るく明瞭。

彼の指揮するモーツァルトはモーツァツトが無邪気に躍る。

また得意のブラームスの第2番、大自然を感じる。

しかし、どこか寂しさも感じるのがブルーノ・ワルターだ。



詳細は【クリック】2017年7月7日

静岡 藤枝市 ワイン専門店ピノ ノワール

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対談:ヴァイオリニスト

対談:ヴァイオリニスト



Aさん:当店常連様ワインとクラシック音楽好き。

店主:若い頃ヴァイオリンを習い志した。通称ピノさん。





店主:ジャック・ティボーのモーツァルト最高。

技巧派ではなく人情派。

来日する為に飛行機事故でストラディヴァリウスと共に亡くなる。

Aさん:偉大なヴァイオリニストを失いましたね。

彼の演奏するフランクのヴァイオリン・ソナタも素晴らしい。

店主:ハイフェッツが演奏するブルッフのスコットランド幻想曲。

彼の重要なレパートリーでこれを聴け的な名演。

Aさん:やはり自分の音を持っている演奏家がいいね。

店主:そうです・・・。

ミルシティンやフランチェスカッティなど独自の音を持っている。

特にフランチェスカッティの艶やかな音色は絶品です。

ワルター指揮でベートーヴェンのVnコンチェルトは最たる例。

Aさん:女性ならジネット・ヌヴー。

店主:信念を感じますね。

Aさん:彼女もティボーと同じく飛行機事故で亡くなった。

店主:クラシック音楽の大損失です。

彼女の代表的な演奏であるブラームスのコンチェルト。

今聴くと、古めかしいスタイルですが、先程言った様に信念を感じる。

Aさん:女性で今活躍しているのはムターですかね。

店主:カラヤンに見出された少女が今や大御所。

あっ大御所なんて言うと彼女に怒られそう・・・。

綺麗な色気ある女流ヴァイオリニストに変貌。

演奏の出来栄えにムラがあるのが難点。

Aさん:そうだ・・・。

イダ・ヘンデルも高齢ながら女流ヴァイオリニストでがんばっている。

店主:彼女はもう引退していると思う。

来日した時、コンサートで聴きました。

その時には、もう高齢でした。

クラシック音楽でもヴァイオリン協奏曲は華。

Aさん:そうです。

店主:ですからソリストは重要ですね。

Aさん:同感!!



詳細は【クリック】2017年7月6日

静岡 藤枝市 ワイン専門店ピノ ノワール

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こんな人達に飲んで頂きたい。

こんな人達に飲んで頂きたい。



こんな人達に飲んで頂きたい。



会社では上司に頭が上がらない。

(ミスをした時身代わりになったのに・・・。)

そして部下の対応に苦慮する。

(毎月一回、食事代を出し悩みを聞くのに・・・。)

また帰宅すれ若い時は天使であった、お局様の圧力。

(これが結構キツイ・・・。)

そしてそして娘には、厳しい視線を送られる。

(父親参観は何があっても駆け付けたのに・・・。)

極めつけは、ペットの猫には甲高い声を上げられる。

(エサ代は私が稼いでいるのに・・・。)



こんな人達には癒しが必要。






アラマヤ。

アヤマラ

ラヤマラ

何かのオマジナイかっ!!




失礼、アマヤラ。

そう、アマヤラ ホワイトがいい。



注目の国アルゼンチン。

高品質で手頃なワインの聖地。

アルゼンチンの雄、トロンテス。

しかもリースリングもブレンド。

トロンテスはいくつかの分枝種があるがどれもいい。



シトラスのような綺麗な香り。

標高1800M由来の酸。

やさしい果実味が口中を潤す。

余韻にほんのり甘味を感じこれまた癒される。

この仕上がりは圧力、ストレスを感じる人達の救世主だ。



☆ 2015 アマラヤ ホワイト

  アルゼンチン

  トロンテス、リースリング

  当店販売価格¥1,620(税込)


詳細は【クリック】2017年7月4日

静岡 藤枝市 ワイン専門店ピノ ノワール

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対談:わが祖国とマルサネ・ブラン

対談:わが祖国とマルサネ・ブラン



Aさん:当店常連様ワインとクラシック音楽好き。

店主:若い頃ヴァイオリンを習い志した。通称ピノさん。






店主:マルサネ ブランとスメタナの交響詩。

最高のひと時でした。

Aさん:やはり交響詩:わが祖国ですか?

店主:そうです。

スメタナが、わが祖国を作曲に着手した頃に耳が聞こえなくなった。

しかし今でも交響詩の名曲です。

今でも忘れぬ1990年5月12日。

前年にビロード革命により共産党が崩壊。

ですから、民主化後初のプラハの春での、わが祖国。

亡命していたクーベリックが指揮。

民衆にも人気のハヴェル大統領ご臨席。

勿論、感動の渦でした。

Aさん:私もその演奏は聴きました。

そもそもクベリックが第1回を指揮していますよね。

店主:今回は2017年5月13日のライブ録画。

スタインバーグ指揮、N響。

やはり激動の中の演奏と違い感動の渦はない。

しかし一連の交響詩は素晴らしい。

改めて認識しました。

そしてワインですがブランにしました。



☆ 2014 マルサネ アン ラレー

  ドミニク・ギヨン

  当店販売価格¥6,264(税込)



同村は赤が約80%と白は珍しい。

しかし北部は石灰岩を含み白向きです。

しかもアン ラレーは標高も高い。

ですから綺麗な酸とミネラルを感じます。

Aさん:ギヨンは好きな造り手です。

店主:実力あるドメーヌです。

著名なドメーヌで栽培長を務めた事でもわかりますね。

ワインのある生活だから高尚な日々を送りたい。

私は常にそう思っています。



詳細は【クリック】2017年7月3日

静岡 藤枝市 ワイン専門店ピノ ノワール

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対談:おすすめピノ ノワール

対談:おすすめピノ ノワール



Aさん:当店常連様ワインとクラシック音楽好き。

店主:若い頃ヴァイオリンを習い志した。通称ピノさん。






店主:ルー・デュモンとスタジオジブリのコラボ。

ピノ ノワールが入荷致しました。

勿論、シャルドネも同時入荷です。

Aさん:今勢いのある仲田氏のワイン。

期待出来るね。

店主:飲みながらベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲。


ピンカス・ズーカーマンのVnにズビン・メーター指揮。

イスラエル・フィル、2016年12月25、26日ライブ録画です。

Aさん:メーターは81歳。

驚きの若さと意欲だね。

店主:アバドと同じスワロフスキーの門下生です。

そして、ヴァイオリンのズーカーマン。

彼はスターンに見出された逸材。

Aさん:ですから黄金の組み合わせですね。

店主:素晴らしい演奏でした。

では本題、ピノ ノワールはまだ閉じ気味でした。

しかしクランベリー、ラズベリーの香りを感じました。

まだ酸味が強いですが次第に落ち着いてきます。
偉大なワインではなく気軽に楽しめます。と追記です。

Aさん: いいですね、この時期は気軽に楽しみたい。

ところで、右下の落款は誰作ですか?

店主:宮崎駿氏です。

そして文字は鈴木敏夫氏です。

Aさん:それは感動ですね...。

コレクターが喜びそうですね。

店主:私としては数年後に楽しむ為に数本。

そしてコレクションとして数本。

購入するのがベストだと思います。



詳細は【クリック】2017年6月29日


静岡 藤枝市 ワイン専門店ピノ ノワール

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対談:名ヴァイオリニスト

対談:名ヴァイオリニスト



Aさん:当店常連様ワインとクラシック音楽好き。

店主:若い頃ヴァイオリンを習い志した。通称ピノさん。





店主:昔からダヴィット・オイストラフが好きでした。

Aさん:人気なヴァイオリニストですね。

店主:包容力がある演奏なんて評論家は言います。

しかし、それは外見から感じる演奏。

実際、表現だけで解釈すると実に繊細。

人間味があり聴き手を魅了する。

Aさん:現代の演奏家にはいないタイプですよね。

店主:悲しい事に私が生まれた頃に死去。

ですからコンサートでは勿論聴けなかった。

しかし息子のイーゴリーは池袋の芸術劇場で聴きました。

フランクのヴァイオリン・ソナタでした。

私は2階の側面に面した席でしたので、横から良く見えました。

父、息子とも演奏スタイルは実に似ていた。

Aさん:親子で共演した録音が存在しますね。

店主:やはり銘盤はJ.SバッハのBWV.1043。

2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調です。

録音は1961年、指揮はグーセンス。

典型的なバロック音楽で気分転換には最高。

Aさん:スターリンが1953年に死去。

それ以降オイストラフは西側で演奏できるようになった。

店主:そうです。長い間制約を受けました。

録音も比較的に豊富。

ですから十分に楽しめます。



詳細は【クリック】2017年6月24日

静岡 藤枝市 ワイン専門店ピノ ノワール

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