マーラーの復活とNSG
当店ならではの素敵なマリアージュ。
それは最高峰のクラシック音楽と至高のワイン。
マーラーの復活。
迷いに迷った作品でもある。
その割に完成度が高く感動的である。
声楽を加える交響曲はもはや斬新ではない。
何故ならば、先駆者ベートーヴェンがいるからだ。
あの巨大な足跡の追随になってしまう。
ですから交響曲か交響詩で出版するのか悩み。
結局は交響曲第2番としてである。
マーラーは声楽を伴う作品の天才。
失恋からこの傑作は開花。
そしてシュヴァルツコップの歌声は素晴らしい。
★ グスタフ・マーラー
交響曲第2番ハ短調
エリザベート シュヴァルツコップ
ヒルデ・レッセル・マイダン
オットー・クレンペラー 指揮
フィルハモニア管弦楽団及び合唱団
1961年11月、1962年3月 録音
おすすめ度:★★★★★
一言:死ぬまでに一度は聴け!!
そしてブルゴーニュ。
昨今の価格を考えると良心的。
ブルゴーニュの畑は細分化が進む。
オノレ・ガヴィネ、そして息子のモリス。
そして3人の子供に相続。
結果、3ヘクタールずつを所有となる。
http://pinotnoirno1.blog.fc2.com/img/2016052316532442e.jpg/" target="_blank">http://blog-imgs-92.fc2.com/p/i/n/pinotnoirno1/2016052316532442e.jpg" alt="ガヴィネ" border="0" width="256" height="256" />
★ 2013 NSG
アニー ガヴィネ
おすすめ度:★★★★★
一言:表現の仕方が巧である。
NSGは面白い産地。
北と南では味わいの違いが顕著。
ムザン谷を軸に北、南部と楽しめる。
また北南のブレンドタイプもある。
このNSGは北部オー・ゼルビュ。
そして南部のレ・プリュレ、シャリオの区画。
詳細は【クリック】2017年10月24日
前衛芸術楽劇 サロメ
狂気の楽劇であるサロメ。
20世紀初頭の斬新な楽劇。
当時、大人気を博しながらも上演禁止の歌劇場もあった。
しかもニューヨークでは当時一度も上演されなかった。
ワーグナー亡き後のドイツ音楽界の有望株がリヒャルト・シュトラウス。
彼の出世作であるサロメ。
ホフマンスタールの蜜月関係の作品ではないが内容と音楽は絶品。
これが、ばらの騎士を作曲した人物かと思ってしまう。
今回のヘロデ王役のポポフは素晴らしかった。
先王を殺し妃を奪い、その娘も狙う狂権ヘデロ。
ヨカナーン、預言者らしい振るい舞いとサロメの一目ぼれ。
サロメはヘデロに命令され踊る。
サロメの7つのヴェールの踊り。
一種異様な響きはこれから起こる物事を暗示している。
ここで、それを察知できる聴き手はハラハラするのである。
踊る褒美にサロメはヨカナーンの首を要求。
苦悩するヘデロ、ポポフの役造りは完璧だった。
要求通りヨカナーンの首を切る。
そして、サロメも殺される。
前衛楽劇サロメは狂気の世界である。
★ マリンスキー劇場管弦楽団
ワレリー・ゲルギエフ 指揮
サロメ・・・フドレイ
ヨカナーン・・・クブファー
ヘロデ・・・ポポフ
ヘロディアス・・・ゴゴレフスカヤ
2014年10月17日(金) 演奏会形式 NHKホール
数々のサロメを愛聴してきた私。
ワーグナーの楽劇で最高の録音を残したショルティ。
その時にブリュンヒルデ役であったビルギット・ニルソン。
サロメでのこのコンビも素晴らしい。
前衛音楽は一度は聴くべし。
震撼度:超ド級
完成度:★★★★★
音楽センス:★★★★★
詳細は【クリック】2017年10月23日
静岡県 藤枝市 ワイン専門店ピノ ノワール
オペラ考察
Aさん:当店常連様ワインとクラシック音楽好き。
店主:若い頃ヴァイオリンを習い志した。通称ピノさん。
Aさん:オペラには人間社会の縮図が展開されているね。
店主:そうですね。
数百年前のオペラが今でも通用。
Aさん:文明が進化しても人間の根本は同じ。
店主:モーツァルトのドン・ジョヴァンニ。
このオペラがまさにそう・・・。
女好きでナルシストしかも周囲の人間を自分の為に利用する。
現代でもいそうな人間。
Aさん:自分の近くにいたら怖いですね。
店主:しかし彼は憎めない面をも持つ。
Aさん:少し安心した。
店主:私はウェーバーの魔弾の射手のマックスとアガーテに憧れる。
Aさん:カスパールの横槍でも愛を貫く。
店主:そうです。
ドイツ人の好きなオペラだと思います。
深い森を連想させる・・・。
Aさん:しかし上演機会が少ないように感じる。
店主:華やかさに欠けるので興業的に敬遠されるのかも。
しかし名オペラです。
特にフルトヴェングラー指揮がお勧め。
1954年ザルツブルク音楽祭でのライブ録音。
クルト ベーメのガスパールは正に悪魔に魂を売った男。
Aさん:名演の誉れ高い演奏ですよね。
Aさん:ベートーヴェンのフィデリオ。
店主:これだってフロレスタンに濡れ衣を着させる。
どこかの会社であるそうな展開。
しかし、その彼女が男装して救う。
そこは、やはり造り話の世界ですね。
Aさん:そうだそうだ・・・・。
店主:しかしベートーヴェンは人類愛や平等精神をこのオペラに投入した。
Aさん:ですから今でも名作オペラです。
詳細は【クリック】2017年10月21日
マーラーの復活と南アワインの妙なマリアージュ
Aさん:当店常連様ワインとクラシック音楽好き。
店主:若い頃ヴァイオリンを習い志した。通称ピノさん。
Aさん:マーラー・ブームから既に数十年。
日本でも完全に定着したね。
店主:昨日は、南アワインとマーラーの交響曲第2番でした。
今注目の産地は南アです。
★ 2010 サイン レッド
当店販売価格¥4,362(税込)
Aさん:セパージュは?
店主:これは面白いです。
シラー主体にトゥリガ・ナシオナル。
そしてムールヴェードル他です。
Aさん:トゥーリガナシオナル?
店主:これは素晴らしい品種です。
果皮は小さく濃厚。
ポルトガルを代表する品種です。
Aさん:南アは器用な産地なんですね。
店主:紆余曲折あった国と言えるかもしれません。
品種のピノ タージュにしてもそう・・・。
今は栽培面積も拡大し人気品種。
Aさん:そうですか、南アのワインですね。
店主:そしてマリアージュをクラシック音楽と・・・。
マーラーの復活。
異なる材料と時の組み合わせ。
こんな所がサイン レッドに合います。
Aさん:復活は80分以上の大作。
おすすめ音源はありますか?
店主:マーラーの薫陶を得たクレンペラー指揮。
独唱にシュヴェルツコップ、レッセル・マイダン。
1961年11月、62年3月のスタジオ録音です。
Aさん:誉高き演奏として有名ですね。
店主:クレンペラーはマーラーを側で見ていた。
物凄く、今の言葉で言うとストイック。
指揮者として力量があったマーラーでも楽譜上と実際の響きに違和感があったらしく訂正を重ねた。
Aさん:芸術家は究極の完成を求めますからね。
店主:南アワインとマーラーの2番は私流マリアージュです。
お試し下さい。
詳細は【クリック】2017年10月20日
リヒャルト・シュトラウスとポンソ
当店から素晴らしいマリアージュをご紹介。
後期ロマン派の流れをくむR.シュトラウス。
作曲家でもあり指揮者としても活躍。
数々の交響詩、そしてオペラなど作品は多彩。
私の大好きな薔薇の騎士は当時から大人気のオペラ。
作品はエレガントで音符を絵具変わりに、正に音の画家。
その美しい色彩を堪能出来るのが一連の交響詩である。
その中でも死と変容は彼自身の病状体験から創作された。
決めの1本は我が愛するポンソしかないだろう。
★ 2013 モレ サン ドニ キュヴェ デ グリーヴ
ドメーヌ ポンソ
☆ リヒャルト・シュトラウス
交響詩 死と変容
カール・ベーム指揮
ロンドン交響楽団
1977年8月10日 ライブ録音
体験した者だけに許される、忘れえぬ体験。
妖艶な芳香が切ない旋律に寄り添う。
一瞬だから輝く生、そして執着。
常在する不安。
そして誰にでもある青春・・・。
言うなれば短編音楽小説、それが交響詩。
ベルリオーズの幻想交響曲からリストにより確立。
そしてシュトラウスが更に発展させた交響詩。
生粋の、しかも南部のドイツ人が、フランス人作曲家顔負けの繊細で写実的な作品を創作。
これには驚きの二文字である。
詳細は【クリック】2017年10月19日
(静岡 藤枝市 ワイン専門店ピノ ノワール)
対談:ヴァイオリン協奏曲
Aさん:当店常連様ワインとクラシック音楽好き。
店主:若い頃ヴァイオリンを習い志した。通称ピノさん。
Aさん:三大ヴァイオリン協奏曲って何かな?
店主:ベートーヴェン、メンデルスゾーン、ブラームス。
そうなりますが・・・。
私は、三大〜は無理だと思います。
Aさん:他にもあるよね。
店主:バルトーク、チャイコフスキーだってある。
Aさん:コルンゴルトもSFチックでいいしね。
店主:そうです。彼は天才ですからね。
ドボルザークも素晴らしい。
演奏機会があまりないのが残念です。
Aさん:どの作品も素晴らしい名演は存在する。
店主:ブラームスはアイザック・スターンが最高。
銘器グァルネリ・デル・ジェスを弾きこなす。
Aさん:チャイコはパールマンがいいね。
店主:他にはミルシティンも技巧的で素晴らしい。
昔はハイフェッツもよく鑑賞しました。
ミルシティンもハイフェッツもスターンもロシア系。
確かユダイ系でもあると思います。
Aさん:ユダヤ系の人はヴァイオリンは凄いね。
店主:戦後ドイツは素晴らしいヴァイオリニストが誕生しなかった。
それはユダヤ人の教師を失ったからと言われていますね。
ユダヤ系ではありませんがドロシー・ディレイ。
彼女は優秀な教師でしたね。
Aさん:私の好きなパールマン。
そして五嶋みどり、諏訪内晶子も薫陶を得ている。
店主:日本の名教師は江藤俊哉氏だと思います。
諏訪内晶子も門下生ですからね。
ピアニストもヴァイオリニストも系譜を辿るのは面白いですね。
詳細は【クリック】2017年10月19日
対談:バルトークの作品。
Aさん:当店常連様ワインとクラシック音楽好き。
店主:若い頃ヴァイオリンを習い志した。通称ピノさん。
店主:バルトークの弦チェレ聴きましたか?
パーヴォ・ヤルヴィ指揮、N響・・・。
Aさん:あの作品は素晴らしい。
けれど難解だよね。
店主:弦楽器、打楽器、チェレスタを同じ線に乗せる。
ユニークなアイディアで非凡です。
ですから独自の緊張感が生まれる。
特に弦楽器は緊張感を助長させやすい。
また場面展開にティンパニが活躍。
Aさん:しかし今回の演奏会でも聴衆の理解度は今一に感じた。
店主:バルトークの作品は基本、難解です。
パーヴォも語っています。
彼は天才だと・・・。
しかもストラヴィンスキーのように派手ではないとね。
ですから、時代に埋もれそうな感じもあります。
Aさん:また民族音楽に貢献もあったしね。
店主:彼の基本はハンガリーです。
アメリカへ渡っても魂は祖国。
アメリカでのアパート生活には苦労。
騒音で作曲が進まない状況。
しかも病魔が襲う・・・。
彼は信念と良識と謙虚さを持った人物。
しかも動植物に関心があり良きパパでした。
最後に弦チェレのお勧め音源ですが・・・。
★ バルトーク作曲
弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽
ムラヴィンスキー指揮、レニングラード・フィル
1967年5月24日 ライブ録音
店主:このCDは他にオネゲルとストラヴィンスキーの作品。
オネゲルは典礼風でストラヴィンスキーはアゴンです。
Aさん:同時代の作曲家達ですね。
店主:弦チェレは第2次世界大戦前の作品。
そしてオネゲルの典礼風は大戦後直ぐに作曲。
作風はまるで違いますが混沌とした状態は感じる。
Aさん:ある意味、現在の世界の状態も近い。
店主:恐ろしいですね・・・。
詳細は【クリック】2017年10月16日
静岡県 藤枝市 ワイン専門店ピノ ノワール
ケース買いも大大大歓迎です!!
当店常連様。
混載でケース買いが多い。
当店では輸入元のダンボールを使わさせて頂いています。
断トツ人気はヴィレッジセラーズのダンボールである。
持つ穴があり強固。
もう長く使っている常連様もいます。
トランクから愛用のダンボールを出す姿はかわいらしい。
☆ 2016 ソアーヴェ クラシコ
サルトーリ
イタリアを代表する白(上画)。
最近はクリュの概念を取り入れ飛躍。
★ 2016 CS オーク樽熟成
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そしてそして新樽100%のCS。
ドンナ マルツィアは当店人気。
今回は新作ですよ。
これは好き嫌いが分かれると思う。
アメリカンオーク樽由来の甘味が全体を覆う。
ボルドーのCSと比べると随分違う。
★ 2016 モンテプルチアーノ ダブルッツォ
エラ
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人気のモンテプルチアーノ ダブルッツォ。
今や、同じ中部のトスカーナのキアンティと人気を両分。
親しみある仕上がりが人気の秘密。
★ 2002 シャトー ダリコー
メルロー主体
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人気の古酒。
私の好きな2002年。
手頃なボルドーの古酒。
ですから瞬殺間違いナシですよ。
詳細は【クリック】2017年10月14日
静岡県 藤枝市 ワイン専門店ピノ ノワール
芸術的マリアージュ
当店店主はワインとクラシック音楽に造詣が深い。
そんな私から素敵なマリアージュをご紹介。
私は幼少期からクラシック音楽に接する環境。
父はバルトークやショスタコーヴィチを鑑賞。
母は古典派音楽に造詣が深かった・・・。
クラシック音楽が流れている時のゆったりとした時間が幼い頃の私は好きでした。
そんな環境から数々の所謂、名演に接してきた。
中でもマタチッチは心にはっきり残る名演。
実力以上のN響・・・。
そう伝説的名演・・・。
ブルックナーの交響曲第8番。
ロブロ フォン マタチッチ指揮。
NHK交響楽団。
コンマスに若かりし頃の堀正文氏。
1984年3月7日 ライブ録音。
オケとは不思議なもので信頼し合えば実力以上の力を発揮する。
マタチッチはこの演奏の翌年86歳で死去。
また親日家としても有名でした。
老齢な為に手や腕は小振りで指揮。
しかしN響は細かな指揮から最大限の表現をする。
ブルックナーってこんなにアグレッシブ?
ブルックナーってこんなにセクシー?
と、聴いていて問うてしまう。
芸術家の使命感には改めて脱帽。
最大限の敬意を払いたい。
名演には銘ボルドーで楽しむ。これぞ私流。
★ 2011 シャトー レオヴィル バルトン
格付第2級
当店販売価格¥14,688(税込)
ブルゴーニュばかり楽しんでいると改めてボルドーもいい。
しかも第2級でも筆頭格。
値段もこれなら納得。
まだまだ若い色調に香り。
しかし随分ボルドーも飲みやすくなった。
この熟成年数で十分に楽しめる。
綺麗にタンニンが溶け込み果実と融和。
流石に第2級ともなれば香り味わいの情報量が豊富である。
ブルックナーの作品とボルドーは合うと改めて再認識。
芸術的マリアージュを是非一度お試しアレ!!
詳細は【クリック】2017年10月13日
静岡県 藤枝市 ワイン専門店ピノ ノワール
お久し振りです。ジャドさん。
元祖、輸入ブルゴーニュ?
それがルイ・ジャド・・・。
悲しいかな優良レストランでは敬遠気味?
よくご相談で、「ルイ・ジャドを酒店で勧められますが、ワインリストにあまり載せたくない。
ピノさん、ルイ・ジャド以外の造り手でおすすめを。」と悲観的な事を言われる事がある。
ここ数十年、いやいや数年でワイン市場は劇的変化。
また流通、管理などの面で質が大幅に向上。
結果、日本で紹介されるドメーヌ、ネゴシアンが増えた。
ネゴシアンでさえ、ミクロ・ネゴシアンなる少量生産すら存在。
好奇心多き日本人は元祖系に今更注目しなくなったのだ。
しかし、ルイ・ジャドは豊富な種類とヴィンテージ。
安定した造りには定評がある。
ですから酒屋さんはお勧めしたのだと思う。
決して酒屋さんの勉強不足ではないし感性を疑ってはならない。
では、何故、不人気気味なのかと疑問に思う。
それは先程の意見がおおよそ当たっていると思う。
改めて、良質なブルゴーニュである。
そのずば抜けた知名度が逆に不人気を招いているのかもしれない。
しかし、我々はワインの味わいが全てである。
味わいが合格ならそれでいいはず・・・。
ですから自信を持ってご紹介。
★ 2008 ボーヌ プルミエ クリュ ブーシュロット
ルイ・ジャド
当店販売価格¥7,660(税込)
ボーヌといってもポマール側の1級畑。
しかしポマール的ではなくあくまでもボーヌ。
タンニンの質が上品。
全くテロワールは面白い。
豊かな果実味で表現がポマールと随分違う。
飲みやすいブルゴーニュです。
贈答にも最適です。
http://pinotnoirno1.blog.fc2.com/img/abcdef.jpg/" target="_blank">http://blog-imgs-114.fc2.com/p/i/n/pinotnoirno1/abcdef.jpg" alt="abcdef.jpg" border="0" width="300" height="160" />
詳細は【クリック】2017年10月11日
静岡県 藤枝市 ワイン専門店ピノ ノワール
一音一言物申す。(シベリウス編2)
当店店主はワインとクラシック音楽に造詣が深い。
私から一音一言物申すと題しまして語らせて頂きます。
ジャン・シベリウス好きなんだな・・・私。
クラシック音楽の作曲家では皆様知る著名な人物。
交響詩フィンランディア、愛国心から創作された傑作。
人生に迷いを感じたり絶望の壁にぶち当たったら聴いて欲しい。胸に熱いものが込み上げて来るから・・・。
傑作、交響曲第2番。
根底にある美しい気持ちや北欧の風景が浮かぶ。
日本人は特に第2番が好き、北欧らしい旋律に憧れを感じるのかもしれない・・・。そう老後はフィンランドだ。
ヴァイオリン協奏曲は難曲なれど霊感漂う神秘の作品。
琴線に触れるとは正にこの事、芸術のあるべき姿だ。
偶然か神のいたずらか同時代を活躍した作曲家ドヴォルザークとシベリウス。
前者は最大のメロディー・メーカーとして現在でも君臨。
後者はフィンランドでユーロ導入まで紙幣として採用。
まさに19世紀音楽界の両横綱だ。
ドヴォルザークの交響曲第8番・・・。
アレ何よ。本当っ涙止まらん!!
そして私の好きなシベリウス。
美しい名曲からすると意外ですが私生活は節度がない。
色男道を実践。
ワインも大好き葉巻も嗜む。
借金も日本円で約4億と天文学的数字。
それでも作品は独自の美しさ・・・。
それでも響きは北欧の美しさ・・・。
それでもそれでも聴き手の気持ちを離さない説得力。
シベリウスはフィンランドを持ち続けた偉大な作曲家。
ここで【一音一言】
度々、日本にも来日するエサ=ペッカ・サロネンのシベリウスを聴きたまえ。
情熱的で深遠なシベリウス世界を楽しめます。
追伸
サロネン指揮のストラヴィンスキーの春の祭典。これまた凄い。
シベリウスの作品、一聴きあれ!!
詳細は【クリック】2017年10月10日
静岡 藤枝市 ワイン専門店ピノ ノワール
マグナムで楽しめ!!
これからの時期。
そうワインがよりおいしくなる・・・。
マグナム片手に参加せよ。
ボトルの迫力は圧巻!!
ゆったりとした熟成スピードから美味しさを保つ。
重宝するよ。
これからの季節、マグナムは重宝致します。
パーティーなどに花を添える。
そんなオーラを醸す。
★ 1998 ドン トッマーゾ キアンティ クラシコ
レ コルティ
1500ml
サンジョヴェーゼ100%
当店販売価格¥16,200(税込)
おすすめ度:★★★★★
実力に定評ある造り手。
そりゃそうだ、昔はアンティノリに販売。
満を持して自社詰めを開始・・・。
私はモノセパージュが好き。
サンジョヴェ100%で真価を魅せてくれる。
流石ジュピターの血である。
同種の特徴である酸が全体を上品にさせる。
余韻にミネラルを感じ素晴らしい仕上がり。
勿論、飲み応えも十分で満足感が高い1本です。
【贈答にもね】
http://pinotnoirno1.blog.fc2.com/img/ppppppppp.jpg/" target="_blank">https://blog-imgs-114.fc2.com/p/i/n/pinotnoirno1/ppppppppp.jpg" alt="ppppppppp.jpg" border="0" width="296" height="296" />
詳細は【クリック】2017年10月7日
静岡県 藤枝市 ワイン専門店ピノ ノワール