ハート トゥ ハート シャルドネ。
リーデル愛好家は多い。
当店でも幅広く扱っております。
ハート トゥ ハート シャルドネ。
人気だったのに廃番・・・。
ですから2700円(税込)のところ。
在庫を1480円(税込)で販売。
数は少量ですのでお早目に・・・。
ワインの種類は縦横無尽。
ワインで地元藤枝に貢献する専門店。
2015年10月4日
カリニャンを再考いや最高。
う〜ん気に入ったこのタイトル。
さすがであると自己満足。
男の自己満足は気持ちが悪い何て言わないで・・・。
ワインの捉え方はその人次第。
それでいい。
ポピュリス・・・。
人々に味わって頂きたい。
願望も込めて。
以前、白を紹介させて頂きました。
思った以上の反響で驚いた。
ですから今回は赤。
ポュリスらしくカリニャンで勝負。
低価格なイメージもあるかもしれない品種。
しかしUCデイヴィス校出身の4人に掛かればまさに奇跡。
本来の果実味と全面に演出された親しみやすさ。
単調にならないのは伸びのある酸の成せる技。
これは本物だ。
14 ポピュリス カリニャン
生産量も僅かで貴重。
詳細は【クリック】2015年10月2日
生誕150年のシベリウス
当店店主はクラシック音楽に造詣が深い。
実に感動的な作品を創作するジャン・シベリウス。
生誕150年である。
北欧の天才作曲家であり私が好きでもある。
素晴らしい作品が多いが今回は第5番。
この5番は先の偉人ベートーヴェンを意識する。
ですが私はシベリウスと言いたいのか、全く私流である。
年齢的にも充実し長女の結婚や初孫と幸せ中。
しかし世界は第1次世界大戦・・・。
第4番の苦心を引きずりながらの作品。
変ホ長調の雄大な響き。
Vnが得意なシベリウスとしては何故、この調性かと不思議。
管楽器を鳴らせたかったに違いない・・・。
第2楽章の小動物が動き回るような様子。
聴いていて微笑んでしまう。
リズムが大切な楽章。
単純な運びではあるが逆に難しい。
音楽ってこれなんだなと思う。
第3楽章が終楽章である。
終わりの9小節は珍味である。
最初に鑑賞した時は狐につままれた状態であった。
極寒の地の作曲家だけあり寒冷地を感じさせる。
小国フィンランドは強国に挟まれた国。
ですから愛国心を感じる作品は心を打つ・・・。
一聴きアレ!!
詳細は【クリック】2015年10月1日
私流ワインの味わい方
嗜好品の楽しみ方は三者三様。
これでいいのだ。
ワインにも味わいの調性がある。
南伊のアリアーニコを飲んでこれは穏やかなヘ長調だな。
カヴァを頂いて春めいていてト長調だな。とか。
今の季節はホ短調でしんみりしたいけど・・・・。
メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲。
略してメンコンのホ短調、心に染みるんだ。
スメタナの交響詩モルダウ。心が洗われるんだ。
ブラームスの傑作第4番。何回聴いても感動的なんだ。
さてさて本題へ参りましょう。
今回のブルゴーニュは二長調である。
★ 2013 サントネ プルミエ・クリュ パスタン
ドメーヌ フィリップ・ジャノ
まだまだ若いドメーヌ。
サントネが注目の造り手。
有名生産者、産地の高騰を考慮するとサントネは注目。
北から・・・。
ムルソー、ピュリニー、シャサーニュと有名産地が続く。
そしてサントネ。
ですが、知名度は三者に比べグンと落ちる。
歴史もありシャサーニュと地続きである。
大半が赤ですが白も酸がしっかりとしおすすめ。
飲みやすいのが身上のサントネ。
サントネのGCといわれるグラヴィエールと地続き。
ですからサントネをじっくり味わいたい人におすすめ。
まさにサントネはニ長調である。
おすすめ度:★★★★☆
詳細は【クリック】2015年9月29日
ザルツブルク音楽祭とイタリアワイン。
ワインのある生活だからこそ格上の音楽をご紹介。
今年のザルツブルク音楽祭。
注目はメスト指揮でベートヴェンのフィデリオ。
このオペラの要役の一つフロレスタン。
新演出で際だっていたと言う。
それを耳にしたら本場で浸かりたい私のお耳。
メストはR・シュトラウスのばらの騎士でも定評がある。
個人的見解だがシンフォニー指揮者には向いていない。
オペラの指揮に天分がある・・・。そう思うのだ。
そんなオペラ的な事を想いワイン。
私の大好きなイタリアで楽しむ。
ポッジョ・アル・テゾーロが造り出すボルドータイプ。
野心的、意欲的生産者が多いボルゲリ。
同地で存在感のある造りに定評のあるデゾーロ。
CF100%のデディカート・ア・ヴァルテル。
印象的なワインであった。
またユニークな作品メディテッラ。
シラー主体にM、CSと意外に協調性有であった。
そんなデゾーロから・・・。
★ 2009 ソンドライア
イタリア トスカーナ
CS65%、M25%、CF10%
当店販売価格¥6048(税込)
男性的なスタイル。
香りにドライフルーツ、ブルベリーのジャム。
豊かな味わいで肉付きがいい。
ですから質感を楽しめ!!
おすすめ度:★★★★☆
詳細は【クリック】2015年9月27日
素敵な贈り物をしましょ。
人生は贈り物の日々である。
頂いたり、贈ったりを繰り返す。
人間関係が希薄な現代社会、ですから余計に必要な事。
さて人生でどれくらい、それを繰り返すのでしょうね。
私は友人の記念日に必ずワインと共に本を贈る。
勿論、その人に合ったワインと本である。
これが喜ばれる・・・。
それには普段からのリサーチが欠かせない。
赤なのか白なのか・・・。
ブルゴーニュなのかナパ・ヴァレーなのか。
ムルソーなのかリオコのシャルドネなのか。
職場の人間関係で悩んでいる、とか。
失恋で落ち込んでいる、とか。
相手の気持ちになって贈る・・・。
では、あなたならこんなワイン、誰に贈ります?
☆ 2012 ディアマーレ ビアンコ
ディアディマ
イタリア トスカーナ
シャルドネ主体にヴィオニエ
当店販売価格¥6120(税込)
飲み口のやさしい素敵なワイン。
トスカーナは赤に注目が集まる、しかし白もいい。
少量だが、ヴィオニエが効いている。
華やかな香りが顕著。
そしてシャルドネからのふくよかさで幸せ一杯である。
あなたなら、どなたに贈ります?
詳細は【クリック】2015年9月25日
楽劇と楽しむイタリアワイン
連休は如何でしたか?
私はオペラいや楽劇を楽しみました。
リヒャルト・ワーグナーのニーベルングの指輪。
第2作ヴァルキューレ。
演奏時間は約4時間。
ですから毎夜分割で鑑賞。
まあ、指輪自体は15時間の作品ですからね。
本場バイロイトでは休み1日をとり6日が必要。
私は第3幕のヴォータンの告別が好き。
デタラメな主神ヴォータンも智女神エルダとの子供ブリュンヒルデは愛しいのだ。
しかも長丁場を我慢。
ち、違う、楽しんでくるとさすがに感極まる。
今回はヴォータンにハンス・ホッター。
ブリュンヒルデはビルギット・ニルソン。
ゲオルク・ショルティ指揮、ウィーン・フィル。
そしてワインは私の大好きなイタリア。
サンジョヴェーゼ主体のユニークな赤。
★ 2010 チェントセイ・オルチャ・ロッソ
テヌータ ポメッティ
サンジョヴェーゼ90%、CS10%
当店販売価格¥4104(税込)
サンジョヴェーゼを60%以上が規定。
SVは環境が変われば様相も大きく変化する。
ましてやCSをブレンドされている。
個性派役者でどちらも主役を張れる品種。
このパターンでは生産者の力量が大きく問われる。
次第によっては上品にも下品にもなってしまう。
と、強めに語りましたが、とても品がいい。
畑の素性の良さと丁寧な作業が垣間見れる。
ザクロ、ラズベリーなど綺麗な香り。
一歩引いた謙虚な味わいは何とも不思議である。
三者三様の連休の過ごし方でいいのである。
詳細は【クリック】2015年9月24日
おすすめイタリアワイン
各国のワインを扱う当店。
それそれの歴史やスタイルがありそこが興味深い。
南伊は土着品種が多彩。
中でもアリアニコのポテンシャルは高い。
他の品種にはない高貴さを併せ持つのが魅力。
そして長期熟成にも向く。
ですから古酒に出会ったら少々お高くても飲め!!
マストロベラルディーノの熟成タウラージはおすすめだ。
飲者はアリアニコの素晴らしさに感電してしまうだろう。
そして他にもアリアニコでおすすめがクイントデーチモ。
著名なエノロゴ、ルイジ・モイオ自身が立ち上げた。
★ 2012 テッラ デグラーノ アリアニコ
様々な区画のブレンド。
ブラックベリー、ざくろ、リコリスなどの香り。
職人が責任を持って仕上げた質のある果実味。
そんな極上液体が口中に広がる。
とても充実感があるし印象的だ。
芳醇さとエキスの厚みによるものだろう。
これぞアリアニコだし、こうあるべきである。
当店でも人気を争うアリアニコ。
価格も様々で財布と相談で選べる品種である。
詳細は【クリック】2015年9月21日
藤枝、焼津、静岡からもご来店。
ワインを通じて地元に貢献。
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああ西洋の文化に酔いしれる私。
芸術的家飲みは私の範疇である。
オーストリア ウィーンの白。
そして芸術花開くパリで活躍したドビュッシー。
うんうん最高のマリーアジュじゃないのかい。
同国の白ならばグリューナー・ヴェルトリナー。
爽やかな物ばかりかと思いきや長熟タイプもある。
どれも品質は高くおすすめである。
☆ 13 ウィーナー ゲミシュター・サッツ
ヴァインゲート・マイヤー・アム・プァールプラッツ
グリューナー・ヴェルトリナー主体
特徴である白コショウのアクセント。
鼻に気持ち良く抜ける香り。
シトラスのニュアンスも感じます。
やさしい味わいには、何だかほっとする。
各種バランス絶妙で完成度が高い。
ドビュッシーの美しい管弦作品。
牧神の午後への前奏曲。
時間は微睡む・・・。
一時の物語である。
若い時は全く理解できなかった作品。
それもそのはず、ドイツ物ばかり鑑賞していたからだ。
この作品ばかりは年を重ねなくてはわかるまい。
パリでの火曜会の主催マラルメ。
象徴派詩人としてつとに有名。
彼からインスピレーションを受け作曲。
あらゆるクラシック音楽の踏襲から抜け自由。
これが、後の音楽に影響を与えぬわけがない。
詳細は【クリック】2015年9月15日
クラシック音楽を聴こう(ブルックナー編)。
当店ではワインのある生活だから格上の音楽をご紹介。
アントン・ブルックナー。
彼の交響曲で有名なのは4番と後期3部作。
しかし、第3番もいい。
彼は改訂を繰り返すのでいくつかの版が存在する。
これが難しくする原因の一つである。
ですから、あまり何版かを気にせずに楽しむ。
これが秘訣。
ですから、どの作品も進化なのか後退する。
それは、マーラーにも言える事。
私は因みに鋭い第1稿を評価している。
聖地バイロイトで尊敬するブルックナーに献呈。
紆余曲折を経て初演、大失敗。
どんな気持ちであったか・・・。
初演の失敗は作曲家に精神的負担を多大にかける。
ラフマニノフも自身の作品の評価を気にして苦悩。
やっとでピアノ協奏曲第2番を作曲して経緯もある。
ジョージ・セル指揮がなかなか完成度が高い。
卓越した指導力でクリーヴランド管弦楽団を全米で知れたオケに飛躍させた。
時代を感じさせる演奏ではあるが聴き応え十分である。
詳細は【クリック】2015年9月14日
米国のカリニャン。
当店から発掘物をご紹介。
アメリカのカリニャン。
これは面白いぞと私的審査後合格販売。
どのワイン達も専門店の棚に並びたい。
ですから審査は彼らもド緊張するのだ。
私は、まるで宮本武蔵の巖流島の境地である。
彼らだって関ヶ原の戦い前夜なのだろう。
誰しも敗軍の将にはなりたくないのである。
とは言っても、これはいつもの確実な手順。
冷静さを持ち合わせている私は着実確実に判断するのだ。
★ 2014 カリニャン
ポピュリス
アメリカ カリフォルニア
カリフォルニア大学ディヴィス校の同窓生4人。
異なるワイナリーで研鑽を積む。
彼らが立ち上げたワインは個を感じる。
私は個人的にカリニャンは好きだ。
スペイン原産でマスエロの別名を持つ。
現在では南仏で栽培が盛んであり量産ワインが多い。
しかし、VVのカリニャンは極めて素晴らし仕上がり。
濃密が信条の同品種を支えているのはそのタンニン。
タンニン量が極めて豊富で飲んだ後にそれはわかる。
口中にしっかりと持続的に残るからだ。
生産量も少なく今後が楽しみなポピュリスである。
おすすめ度:超★★★★★
詳細は【クリック】2015年9月13日
今宵はベートーヴェンの協奏曲を。
ワインのある生活だからこそ格上の音楽をご紹介。
最高の演奏だね。
バックハウスがピアノを弾きベームが指揮。
オケはウィーン・フィル。
完璧だ・・・。
ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番。
https://www.youtube.com/watch?v=o-3X8lmAt2g">詳しくは【クリック】
どうですか?
彼のピアノ協奏曲は第5番を頂点にどれも素晴らしい。
第5番は洗練されていて美しい。
苦労の痕跡が見当たらない完璧さ。
それに比べ他の4作品は苦心の痕跡がみえ楽しい。
バックハウス、ピアノの職人である。
ベートーヴェンの流れをくむピアニスト。
亡くなり約半世紀。今だに根強い人気。
がっちり構築された弾き方は私好み。
サポートするカール・ベーム。
第二次世界大戦中もドイツに残り活動。
これはバックハウスにもいえる事。
ですから往年の演奏スタイルがわかり興味深い。
今宵はベートーヴェンの夕べで楽しんで下さい。
詳細は【クリック】2015年9月12日