贈答にもいいね。(スペイン赤白2本組)
ワインの楽しさはその多彩さ。
ですから当店では一つの国に囚われず・・・。
視野を広くワインを取り扱っています。
スペインは個性的な味わいが多い。
一言で言えば幅が広い。
しかしそれは柔軟とも言える。
やはり歴史的な背景もあるのだろう。
贈答にスペインワイン。
何もフランス、イタリアの独壇場ではない。
彼らは器用にシラーやシャルドネを使う。
★ 2014 ムッソ シラー オーガニック
☆ 2014 ムッソ シャルドネ オーガニック
シラーは心地良い香りで完熟したタンニン。
ですから親しみやすい仕上がり。
シャルドネは多用な味わいが存在する。
トロピ系の香り中心で豊かな果実感。
口中に広がる旨みいっぱいの仕上がり。
【ここで簡単にワイナリーの紹介】
1911年創業。
若きチームが斬新なワインに取り組んでおります。
その活動の場はリオハやプリオラートが中心。
結果12の産地に及ぶ。
ムッソはコスパを大切に単一品種。
しかもオーガニックシリーズです。
おすすめ度:★★★★☆
詳細は【クリック】2015年10月15日
88歳指揮者のベートーヴェン
ワインのある生活だからこそクラシック音楽をご紹介。
ヘルベルト・ブロムシュテットが冴えている。
もう88歳・・・。
高齢とは思えないベートーヴェン解釈。
これには私も感化された。
新版を貪欲に研究。
第3番はその成果が垣間見れる。
溌剌とした演奏でN響も乗っていた。
私が10代の頃好きなN響の指揮者だった。
勿論今でも敬愛しています。
しかし、凄かったな・・・。思い出しても凄かった。
88歳指揮者のベートーヴェン。
第3番は退屈な面もあるので、あくび位したい。
しかしブルムシュテットの演奏だとそんな余裕はない。
驚くべき人物だ。
あっ彼ってベジタリアンなんだよな。
それが影響しているのかな?
それにしても第3番の飛躍には驚く。
第1、2番の流れが一気に革新的。
あの響きに当時の聴衆は驚いたと思う。
私の好きな作家である井沢元彦氏が常々語る。
今の我々から見ると常識だった事が当時は違う。
確か、そんな事をおっしゃっていた。
今、ベートーヴェンは素直に受け入れられている。
しかし、当時は正に革新的だった。
いやいや、はっきりと革命的であった。
ウィーン・フィルの結成当時の理念の一つ。
それがベートーヴェンを上手に演奏するであった。
この事からもわかります。
ベートーヴェンの崇高な世界体験あれ!!
ベートーヴェンはある意味クレイジーだよ。
彼のピアノ・ソナタ聴いてご覧、あれは孤高の天才だ。
詳しくは【クリック】2015年10月8日
書籍:弦楽四重奏
読書が進む季節・・・。
繊風に心が澄む・・・。
今宵涼風に身が締まる。
本を片手に弦楽四重奏を鑑賞。
純文学の美しい文章を目で追いながら。
最高でしょ。
しかしだね。
多少の知識があったらなお楽しいのにね。
それがクラシック音楽だよ。
★ 弦楽四重奏
シルヴェット・ミルヨ 著
山本省 訳
弦楽四重奏の遍歴を詳しく解説。
そして、作品群を紹介。
ボッケリーニやハイドン。
勿論素晴らしい作品を残したベートーヴェン。
難しく感じる必要はない、実は美しい旋律の宝庫です。
シューベルトやシューマンなどなど。
そしてブラームスの挑戦と進化の作品。
あの深い響き、クラリネット五重奏曲は一つの頂点だ。
ウェーバーとブラームスはクラリネットに着眼した。
初心者の人にはドボルザークがいいですね。
弦楽四重奏曲第12番 ヘ長調<アメリカ>。
彼はクラシック音楽史上最大のメロディーメーカー。
それらも重要な位置ですから紹介されています。
知識本としても一読あれ!!
ワインと文学、クラシック音楽好きが集まるお店
2015年10月6日
今月のワインはこれにシナ!!
世界各国のワイン達が日々入荷。
うんうん、みんな綺麗な面構えですよ。
って、照れないで照れないで・・・。
照子さんと呼びますよ。または照男さんだ。
と、無事に前置きは終わりました。
果てしなきワインの旅路。
それは風景が変わる楽しい旅である。
南アフリカの風景もまた興味深い・・・。
17世紀の大航海時代がもたらしたワイン。
西洋の貪欲さがこの地に恵みと悲劇を与えた。
★ 2014 ワンダリング ビースト シラー
プティノ
南ア スワートランド
良質な赤の産地。
非常に古い地層で年間雨量も少ないのが特徴。
ピノ タージュやシラー、CSが特に注目。
そしてシャルドネやシュナン ブランも目が離せない。
驚く程に濃厚。
しかも密度が濃いので舌上に残る。
南アのワインはどれも特徴的。
しかし、これは断トツに・・・。
脳裡に焼き付く、残る・・・。
余韻の残存が次日も感じる程に・・・。
生産者のプティノはかなりの情熱人。
相まって相乗効果の賜物である。
その土地のポテンシャル、気候、造り手の知恵。
これらの絡みが格上のワインを生む。
おすすめ度:★★★★★
一飲みは必須だ!!
詳細は【クリック】2015年10月5日
ハート トゥ ハート シャルドネ。
リーデル愛好家は多い。
当店でも幅広く扱っております。
ハート トゥ ハート シャルドネ。
人気だったのに廃番・・・。
ですから2700円(税込)のところ。
在庫を1480円(税込)で販売。
数は少量ですのでお早目に・・・。
ワインの種類は縦横無尽。
ワインで地元藤枝に貢献する専門店。
2015年10月4日
カリニャンを再考いや最高。
う〜ん気に入ったこのタイトル。
さすがであると自己満足。
男の自己満足は気持ちが悪い何て言わないで・・・。
ワインの捉え方はその人次第。
それでいい。
ポピュリス・・・。
人々に味わって頂きたい。
願望も込めて。
以前、白を紹介させて頂きました。
思った以上の反響で驚いた。
ですから今回は赤。
ポュリスらしくカリニャンで勝負。
低価格なイメージもあるかもしれない品種。
しかしUCデイヴィス校出身の4人に掛かればまさに奇跡。
本来の果実味と全面に演出された親しみやすさ。
単調にならないのは伸びのある酸の成せる技。
これは本物だ。
14 ポピュリス カリニャン
生産量も僅かで貴重。
詳細は【クリック】2015年10月2日
生誕150年のシベリウス
当店店主はクラシック音楽に造詣が深い。
実に感動的な作品を創作するジャン・シベリウス。
生誕150年である。
北欧の天才作曲家であり私が好きでもある。
素晴らしい作品が多いが今回は第5番。
この5番は先の偉人ベートーヴェンを意識する。
ですが私はシベリウスと言いたいのか、全く私流である。
年齢的にも充実し長女の結婚や初孫と幸せ中。
しかし世界は第1次世界大戦・・・。
第4番の苦心を引きずりながらの作品。
変ホ長調の雄大な響き。
Vnが得意なシベリウスとしては何故、この調性かと不思議。
管楽器を鳴らせたかったに違いない・・・。
第2楽章の小動物が動き回るような様子。
聴いていて微笑んでしまう。
リズムが大切な楽章。
単純な運びではあるが逆に難しい。
音楽ってこれなんだなと思う。
第3楽章が終楽章である。
終わりの9小節は珍味である。
最初に鑑賞した時は狐につままれた状態であった。
極寒の地の作曲家だけあり寒冷地を感じさせる。
小国フィンランドは強国に挟まれた国。
ですから愛国心を感じる作品は心を打つ・・・。
一聴きアレ!!
詳細は【クリック】2015年10月1日
私流ワインの味わい方
嗜好品の楽しみ方は三者三様。
これでいいのだ。
ワインにも味わいの調性がある。
南伊のアリアーニコを飲んでこれは穏やかなヘ長調だな。
カヴァを頂いて春めいていてト長調だな。とか。
今の季節はホ短調でしんみりしたいけど・・・・。
メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲。
略してメンコンのホ短調、心に染みるんだ。
スメタナの交響詩モルダウ。心が洗われるんだ。
ブラームスの傑作第4番。何回聴いても感動的なんだ。
さてさて本題へ参りましょう。
今回のブルゴーニュは二長調である。
★ 2013 サントネ プルミエ・クリュ パスタン
ドメーヌ フィリップ・ジャノ
まだまだ若いドメーヌ。
サントネが注目の造り手。
有名生産者、産地の高騰を考慮するとサントネは注目。
北から・・・。
ムルソー、ピュリニー、シャサーニュと有名産地が続く。
そしてサントネ。
ですが、知名度は三者に比べグンと落ちる。
歴史もありシャサーニュと地続きである。
大半が赤ですが白も酸がしっかりとしおすすめ。
飲みやすいのが身上のサントネ。
サントネのGCといわれるグラヴィエールと地続き。
ですからサントネをじっくり味わいたい人におすすめ。
まさにサントネはニ長調である。
おすすめ度:★★★★☆
詳細は【クリック】2015年9月29日
ザルツブルク音楽祭とイタリアワイン。
ワインのある生活だからこそ格上の音楽をご紹介。
今年のザルツブルク音楽祭。
注目はメスト指揮でベートヴェンのフィデリオ。
このオペラの要役の一つフロレスタン。
新演出で際だっていたと言う。
それを耳にしたら本場で浸かりたい私のお耳。
メストはR・シュトラウスのばらの騎士でも定評がある。
個人的見解だがシンフォニー指揮者には向いていない。
オペラの指揮に天分がある・・・。そう思うのだ。
そんなオペラ的な事を想いワイン。
私の大好きなイタリアで楽しむ。
ポッジョ・アル・テゾーロが造り出すボルドータイプ。
野心的、意欲的生産者が多いボルゲリ。
同地で存在感のある造りに定評のあるデゾーロ。
CF100%のデディカート・ア・ヴァルテル。
印象的なワインであった。
またユニークな作品メディテッラ。
シラー主体にM、CSと意外に協調性有であった。
そんなデゾーロから・・・。
★ 2009 ソンドライア
イタリア トスカーナ
CS65%、M25%、CF10%
当店販売価格¥6048(税込)
男性的なスタイル。
香りにドライフルーツ、ブルベリーのジャム。
豊かな味わいで肉付きがいい。
ですから質感を楽しめ!!
おすすめ度:★★★★☆
詳細は【クリック】2015年9月27日
素敵な贈り物をしましょ。
人生は贈り物の日々である。
頂いたり、贈ったりを繰り返す。
人間関係が希薄な現代社会、ですから余計に必要な事。
さて人生でどれくらい、それを繰り返すのでしょうね。
私は友人の記念日に必ずワインと共に本を贈る。
勿論、その人に合ったワインと本である。
これが喜ばれる・・・。
それには普段からのリサーチが欠かせない。
赤なのか白なのか・・・。
ブルゴーニュなのかナパ・ヴァレーなのか。
ムルソーなのかリオコのシャルドネなのか。
職場の人間関係で悩んでいる、とか。
失恋で落ち込んでいる、とか。
相手の気持ちになって贈る・・・。
では、あなたならこんなワイン、誰に贈ります?
☆ 2012 ディアマーレ ビアンコ
ディアディマ
イタリア トスカーナ
シャルドネ主体にヴィオニエ
当店販売価格¥6120(税込)
飲み口のやさしい素敵なワイン。
トスカーナは赤に注目が集まる、しかし白もいい。
少量だが、ヴィオニエが効いている。
華やかな香りが顕著。
そしてシャルドネからのふくよかさで幸せ一杯である。
あなたなら、どなたに贈ります?
詳細は【クリック】2015年9月25日
楽劇と楽しむイタリアワイン
連休は如何でしたか?
私はオペラいや楽劇を楽しみました。
リヒャルト・ワーグナーのニーベルングの指輪。
第2作ヴァルキューレ。
演奏時間は約4時間。
ですから毎夜分割で鑑賞。
まあ、指輪自体は15時間の作品ですからね。
本場バイロイトでは休み1日をとり6日が必要。
私は第3幕のヴォータンの告別が好き。
デタラメな主神ヴォータンも智女神エルダとの子供ブリュンヒルデは愛しいのだ。
しかも長丁場を我慢。
ち、違う、楽しんでくるとさすがに感極まる。
今回はヴォータンにハンス・ホッター。
ブリュンヒルデはビルギット・ニルソン。
ゲオルク・ショルティ指揮、ウィーン・フィル。
そしてワインは私の大好きなイタリア。
サンジョヴェーゼ主体のユニークな赤。
★ 2010 チェントセイ・オルチャ・ロッソ
テヌータ ポメッティ
サンジョヴェーゼ90%、CS10%
当店販売価格¥4104(税込)
サンジョヴェーゼを60%以上が規定。
SVは環境が変われば様相も大きく変化する。
ましてやCSをブレンドされている。
個性派役者でどちらも主役を張れる品種。
このパターンでは生産者の力量が大きく問われる。
次第によっては上品にも下品にもなってしまう。
と、強めに語りましたが、とても品がいい。
畑の素性の良さと丁寧な作業が垣間見れる。
ザクロ、ラズベリーなど綺麗な香り。
一歩引いた謙虚な味わいは何とも不思議である。
三者三様の連休の過ごし方でいいのである。
詳細は【クリック】2015年9月24日
おすすめイタリアワイン
各国のワインを扱う当店。
それそれの歴史やスタイルがありそこが興味深い。
南伊は土着品種が多彩。
中でもアリアニコのポテンシャルは高い。
他の品種にはない高貴さを併せ持つのが魅力。
そして長期熟成にも向く。
ですから古酒に出会ったら少々お高くても飲め!!
マストロベラルディーノの熟成タウラージはおすすめだ。
飲者はアリアニコの素晴らしさに感電してしまうだろう。
そして他にもアリアニコでおすすめがクイントデーチモ。
著名なエノロゴ、ルイジ・モイオ自身が立ち上げた。
★ 2012 テッラ デグラーノ アリアニコ
様々な区画のブレンド。
ブラックベリー、ざくろ、リコリスなどの香り。
職人が責任を持って仕上げた質のある果実味。
そんな極上液体が口中に広がる。
とても充実感があるし印象的だ。
芳醇さとエキスの厚みによるものだろう。
これぞアリアニコだし、こうあるべきである。
当店でも人気を争うアリアニコ。
価格も様々で財布と相談で選べる品種である。
詳細は【クリック】2015年9月21日
藤枝、焼津、静岡からもご来店。
ワインを通じて地元に貢献。