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クラシック音楽とワインのマリアージュ。

クラシック音楽とワインのマリアージュ。



時代の潮流なのか・・・。

往年の指揮者と現在の指揮者との違い。

それは格段に違う。芸術的深みは薄れに薄れ希薄。

視界良好で清潔な演奏は深みに大きく欠ける。

事実クラシック音楽は完全に斜陽。とても悲しい。



鑑賞しながらのワイン。これは至福の時である。

ベートーヴェンのレオノーレ序曲第3番。

カール・ベーム指揮、ウィーン・フィル

1977年3月2日 NHKホール



ご存知の通り、大きな大戦を生き抜いた指揮者。

ワルターにもその才分を認められた。

伝説化された指揮者の一人である。



フルトヴェングラーと違いベームは来日経験が有る。

確か3回程来日している。

その時の熱狂はもの凄いと聞く。



レオノーレ序曲第3番。

ほぼ完ぺきな作品で私の好きな序曲。

第2番を内容的にも凌駕する。

ベーム指揮、どの部分も含蓄があり素晴らしい。

しかも、コンマスはゲルハルト・ヘッツェル。

そして、横にはライナー・キュッヒルと黄金期。

今でもキュッヒルは名コンマスとして活躍。

キュッヒル氏は親日家で奥様は日本人です。



聴きながらのワイン。

激しい序曲にはやさしい味。

リースリングを自然と頂いた。

しかも、そこはワイン屋の店主、変化を加味。

ですから南オーストラリア。

ミスターリグスはシラーズが特に素晴らしい。

旧世界の模倣であったであろう造りから脱却。

既に確立したスタイルで特質だ。

ワイン専門店 ピノ ノワールです。
リースリング。

流れるように口中に広がる。

まさにそれは清流。

とても清い味わいである。

辛口仕立てでもそこは同種、キュートで微笑ましい。

癒されるワインなのである。



詳細は【クリック】2015年11月24日

最終更新日:2015-11-24