弦楽四重奏曲とワイン
Kさん:常連歴10年以上のワインと料理に没頭
店主:ヴァイオリンを習い志した 経験豊かなソムリエ
Kさん:私は数年コンサートは行きません。
自宅でコンサートがすごく楽しい。
最近はドボルザークの弦楽四重奏曲第12番を聴く。
と言うか若い頃から好きでした。
無性に鑑賞したくなります。
店主:通称アメリカですね・・・・。
あらゆる弦楽四重奏の作品で断トツの人気作。
やはりアメリカで影響を受けた作品。
その後に続く作品ですね。
これは拍手です・・・・。
私はスメタナ四重奏団で聴きます。
第1ヴァイオリンのヨゼフ・スーク。
彼はドボルザークのひ孫ですね・・・・。
祖母がドボルザークの娘さん。
ですから正統派で完璧な演奏です。
これは一度鑑賞して欲しいです。
こんな様にコンサートにわざわざ行かずに楽しめる。
Kさん:私はチェリビダッケのようにコンサートに固執してはいません。
晩年のチェリだって精力的に録音活動をしている。
過去の演奏の聴き比べ・・・。
そして何回でも楽しめる、それはやはり素晴らしい。
そう思うでしょ。
店主:まったく同感です。
そして片手にワイン、しかも最高の1本。
こんな楽しい時間をいつまでも楽しみたい。
人間や動物もそうですが生きられる時間がある。
これは為政者でも富裕層でもまったく同じ。
楽しまないと損ですよ・・・。
今回はワシントン州のワインです。
カリフォルニアについで面白い産地です。
品種が多彩な産地でついつい目がいってしまいます。
9人の世界的に活躍している醸造家で造る。
夢が広がるワインです。
カベルネ ソーヴィニヨン主体のボルドー品種。
そしてシラーを少量となります。
香りや味わいとバランスが素晴らしく。
カリフォルニア程主張はしない。
飲み飽きしない作品です。
まさしくクラシック音楽と楽しみたい。
そんな作品です。
おすすめです。
2024年10月
最終更新日:2024-10-18