クールクライメイトのシラーズ
ワインを知るなら芸術も深く知りたい。
アントン・ブルックナー。
私にとってその名前は聖なる名である。
10代の頃からブルックナーを聴くのが習慣。
ほぼ無信教ですが「ブルックナー教」かもしれない。
やはり当時、幻の指揮者であったチェリビダッケ。
彼が来日しブルックナーの4番を鑑賞。
樫本チケットセンターさんの配慮でゲネプロも見学。
これは一生の体験であった。
コーダを何度も確認していた。
弦楽器のマルカート気味なトレモロは印象的でした。
(楽譜の指示とは違うけど)
アバド指揮で7番を鑑賞しながら・・・・。
あの神秘的で禅を想わす精神性。
これがオーストリアの作曲家かと思う。
東洋にも通じると思う。
実際ブルックナーは日本でとても人気の作曲家だ。
ヤラ・ヴァレーは冷涼な産地。
クール・クライメイトのシラーズは注目。
上品で酸味をきっちり感じる。
軽やかなステップで心地良い。
気軽に楽しみたい作品である。
ワイン評価
私的評価:点88点
【判断基準】
95点以上:芸術的
91〜94点:最高に旨い
88点〜90点:良いワイン
80〜87点 普通なワイン
2024年4月27日
最終更新日:2024-04-27