バルトークと料理ワイン
当店店主は芸術とワインに造詣が深い。
先日、バルトークの中国の不思議な役人を鑑賞。
しかもブーレーズとデュトワの並行。
ブーレーズは合唱が付随。
前者はフランス音楽の本流を継承する作曲家でもある。
デュトワは音の魔術師と例えられる指揮者兼ダンディ男。
バルトークのパントマイム用に作曲された奇抜な作品。
これは文句無しに素晴らしいが、とても難曲。
ですから、あまり理解をされずに今日に至る。
しかし作曲家本人は最高の出来と胸を張る。小生も同感である。
時に名曲は理解されるまでに時がかかる場合がある。
バルトークとコダーイはハンガリーの民族愛の塊。
小国としての同国を考えればそれは理解出来る。
島国であった日本人には考えられない苦しみである。
話が脱線したので本線へ・・・。
ブーレーズは表情は硬くバルトークへの尊敬がわかる。
緻密に研究をし指揮。
一方デュトワは引き込む指揮。色彩豊かで鮮やか。
しかもモダンは演奏で素晴らしかった。
バルトークの晩年は悲しいものであった。
しかし、大きな傑作を残して死去。
管弦楽のための協奏曲である。
一聴きアレ!!
卵の天ぷらにマルベックロゼ。
たまご料理にロゼは合います。
そしてブラン ド ノワール。
簡単天ぷらで楽しみました。
アルザスのピノ ブランにお手製肉団子
2023年2月12日
最終更新日:2023-02-12