ベートーヴェンの第9
当店店主はワインとクラシック音楽に造詣が深い。
そんな私から・・・。
伝説の名演を知ってるか!!
ベートーヴェンの第9番。
不滅の名演・・・・。
それはフルトヴェングラー指揮。
最初に聴いた時は感動し震えた。
まだ10代の中学生の時でした。
通称、バイロイト盤・・・。
1951年7月29日 ライブ録音。
フルトヴェングラーの魂がオケに伝道。
一音一音が意味を持ち繋がる。
第1楽章ではベートーヴェンの横顔が見えた。
終楽章でのシュヴァルツコップの熱も感じる。
奇跡的名演を体感してほしい・・・。
ドイツ人が振る第9は本物だ・・・。
私のお宝レコード
そしてもひとつのバイロイト盤。
同じ録音日ながら・・・。
一時期話題となった盤です。
フルトヴェングラーとウィーン・フィル。
そして1952年2月3日のライブ録音。
音質もまずまずである。
1942年4月19日のライブ録音。
問題の録音・・・。
ヒトラー誕生日の前夜演奏。
宣伝大臣ゲッペルスも聴衆として参加。
演奏後フルトヴェングラーとの握手が戦後問題視。
フルトヴェングラー自身はユダヤ人音楽家を救い。
本人の政治的意図はなくても大いに利用された。
哲学系の第9。
クレンペラーは考えさせられる。
あのブラームスでも難しい。
誠に不思議な指揮者だ。
そして渋いベートーヴェンはさよなら。
爽やかなイケメン的。
それがシューリヒトだ。
私がフルトヴェングラーと共に尊敬。
端的な表現ながら奥が深い。
見事な指揮者だ・・・。
バーンスタインの第9。
彼はベルリンの壁崩壊時も第9を指揮。
アメリカ人指揮者ながらとても奥深い演奏をする。
有難い事にたくさんの音源がある第9。
今のご時世だから一度鑑賞して下さい。
2021年12月30日
最終更新日:2021-12-30