ショスタコーヴィチを語る
ソ連の偉大な作曲家。
それがショスタコーヴィチだ。
Bさん:常連歴10年以上、ピアノ弾きが趣味
店主:ヴァイオリンを習い志した、経験豊かなソムリエ
店主:やはり週に何回はショスタコを聴きます。
あの時代背景を感じながら鑑賞。
もの凄い圧政下で民衆は苦しみ抜いた。
またスターリンは側近もなにもかも粛清。
権力に近ければ近いほどその対象。
ジダーノフ批判で先がないショスタコーヴィチ。
彼は第5番で名声を取り戻した。
しかしそれでも地位は盤石でなありません。
プロパガンダの映画音楽など作曲。
当局に従順な姿勢を見せました。
それは表面上な事ですが・・・。
Bさん:そうだね。
ショスタコは天才で巧だ。
非難的要素を作品から解釈できるね。
彼は表情はほとんど変わらない。
しかし内面では葛藤があった。
スターリンが亡くなった後初演された第10番。
構想は戦時中だがとりかかったのはスターリン死去後。
ですから思いが伝わる。
店主:私が大好きなムラヴィンスキーが初演。
私はショスタコの前で指揮したカラヤン盤が愛聴盤。
御前演奏ですから緊張感があります。
終楽章のアンダンテの序奏からフィナーレへ。
猪突猛進・・・・。
これは凄い演奏です。
ワインはリラックスして・・・。
リースリングと時短料理。
エビをナンプラーで炒める。
そして、ピノ ノワールに鴨。
これは最高でしょ。
ピノはスペイン産。
ヴェルデホ贈答。
シャルドネ、SB以外って素敵ね。
2021年10月10日
最終更新日:2021-10-10