家飲み・・・・。
自宅でコンサートの時代。
数年はこの状態が続くでしょう。
最近のクラシック音楽を語りましょう。
Tさん:当店通い歴13年以上のワイン好き
店主:ヴァイオリンを習い志した、経験豊かなソムリエ
店主:スイス ロマンド管弦楽団は懐かしい。
エルネスト アンセルメ指揮で聴いた。
質感ある懐かしい音色でした。
アンセルメはフルトヴェングラーとも親交があった。
大戦末期、スイスへ逃れたフルトヴェングラーを助けたと聞きました。
彼は数学者として知能は優秀。
そして統率力もある。
長い間、スイス ロマンドに君臨。
その同オケで2019年12月5日ジュネーブで録音
リオネル・ブランギエ指揮です。
コルサコフのシェエラザード。
名曲中の名曲・・・・。
Tさん:子供の英才教育の一環で聴かせたい。
物語の内容がわかりやすく人気だね。
オーケストラレーションが巧な作曲家。
以前、チェリビダッケ指揮で鑑賞。
これも素晴らしい・・・。
まあ、誰の指揮でも作品がいいから引き立つ。
ベルリオースの幻想交響曲もそうだね。
店主:やはり名曲は名曲です。
ワインも同じだと思う。
やはり名作はあります。
クリュ ブルジョワの雄。
それがシャス スプリーンです。
東京青山での修行時代に社長主催飲み会で私はセレクトした。
そんな思いである1本です。
もう20年以上前の事です。
当店販売価格¥7280(税込)
そんな時代から支持されていた・・・。
当時、5代シャトーも1万円前後。
オーパス ワンもそうだった。
著名ドメーヌに村名ワインは数千円でした。
あの頃、死ぬほど飲んだのが蓄積。
今に生きてます・・・。
Tさん:ピノさんと私はほぼ同じ年。
だからわかるよ・・・。
たんなるACブルなんて超手頃だった。
ピュリニー モンラッシェも気軽に楽しめた。
ルフレーブの1級畑でもね・・・。
生産量がピュリニーより多いムルソー。
ムルソーも気軽に楽しめた。
1級畑ペリエールでさえ・・・(笑)
あの時代のムルソーはザ ムルソーでした。
ナッティーでオイリーなニュアンス。
今のムルソーの路線とは違う・・・。
店主:スイス ロマンドの演奏には・・・。
イタリアのネッビオーロが合う。
頑なに路線を維持するロアーニャ。
バルバレスコの著名生産者。
パイエは代表する畑ですね。
今回はランゲ ロッソをお勧め致します。
樹齢が若い樹を使用。
ロアーニャは樹齢に拘りますからね。
バローロのピラ、バルバレスコのパイエの若いネッビオーロ。
ですから高品質なランゲ ロッソです。
当店販売価格¥6290(税込)
香りはロアーニャ節炸裂です。
魅惑的な香りは感動的。
しおれたバラの花びら、ドライフルーツ。
出汁の様なじんわりとした旨味。
美しく印象的な酸・・・。
どの角度、あらゆる角度から旨いを実感。
日本人好みの作品だと思います。
2021年4月15日
最終更新日:2021-04-15