ブラームスとワイン
後期ロマン派の巨人。
ヨハネス・ブラームス。
彼は北ドイツ出身の大音楽家です。
先人ベートーヴェンを常に意識した。
悩める男は生涯独身であった。
Gさん:登山やワイン、音楽好きの常連
店主:ワイン、クラシック音楽を愛する
店主:私はブラームスを偏愛しております。
彼の根底にある人間の情に感化されています。
恵まれた環境ではなく町の酒場でピアノを弾いた。
彼の作品の根っこはその庶民の生活音です。
私は恵まれた環境で育ちました・・・。
ヴァイオリンやピアノを習い家庭教師もいました。
勉強熱心の両親でしたから・・・。
また両親もクラシック音楽を聴いておりました。
カザスルのチェロが流れていたりティボーのヴァイオリンが流れていました。
また父はドイツ リートが好きでハンス・ホッターやディースカウが歌う冬の旅を好んで鑑賞していた。
その流れでブラームスに触れ感化されました。
ブラームスのドイツレクイエムはまだ初期ながら後世に残る傑作。
一因は母の死が影響したとも言えます。
ルター訳を採用しドイツ人によるドイツ人のレクイエムです。
Gさん:カラヤン指揮が意外といい。
彼はブラームスのシンフォィニーはあまり得意ではない。
晩年に来日したライブ録画を聴くと残念。
チャイコフスキーは録音回数も多くあの手なら素晴らしい。
ブラームスはベートーヴェンを意識した。
楽聖は巨人だからね・・・。
店主:通説では交響曲第1番は評論家の為に書いた。
しかも長い年月をかけた。
これは楽聖への深い尊敬です。
ですからベートーヴェンの第10番何て言い方もする。
交響曲第1番は何度も聴かなくては真価はわかりません。
小泉元首相の書籍に記載がありました・・・。
車中でもどこでも聴いて理解した、と。
官邸ではオペラを鑑賞していたのは有名です。
彼もベートーヴェンと同じくヴァイオリン協奏曲は1曲のみ。
ロマン派の大作です。
当時の大ヴァイオリニスト、ヨアヒムの助言を得て進む。
このヨアヒムは若い頃から親交がありました。
しかし喧嘩もしたりとまさに友人なんでしょうね。
Gさん:アイザック・スターンのヴァイオリンがいいね。
銘器グァルネリ・デル・ジェスが素晴らしい・・・・。
陰影のある音色で魂の響き。
時にデーモニッシュにもなる・・・。
店主:本物の銘器はグァルネリです。
グァルネリ・デル・ジェスは何回か見ていますが造りは荒い。
気性が荒かったと思う・・・。
極端に個体数が少なく残念です。
ワインは家飲み需要の高まりで売れています。
中でも気軽にランブルスコが人気。
一度は飲んで欲しい庶民派の赤泡です。
クリーミーな泡立ちと辛さ甘さが絶妙に絡む。
ランブルスコから泡物が好きになる通もいます。
当店販売価格¥1890(税込)
そして少し奮発してボルドー。
贈答だけでなく家飲みでも人気。
外食を控えているので皆様少し奮発しております。
ボルドーの巨人コス デストゥルネルの作品。
メルロー主体にCSの比率。
★ 2015 グレ バイ コス デストゥルネル
当店販売価格¥6470(税込)
それではご来店を心からお待ちしております。
2020年9月13日
最終更新日:2020-09-13