クラシック音楽とイタリアワイン
クラシック音楽とワイン。
この関係性を突き詰めるのが楽しい。
では、今回も熱きテーマを求めて・・・。
Gさん:あらゆる事に精通した古参の常連様
店主:吹けば飛んでしまう小さなワイン屋を経営
店主:先日、Eテレで懐かしい映像が流れていました。
カラヤン、バーンスタイン、ベーム。
そしてカルロス・クライバー・・・。
往年の指揮者達ですね。
バーンスタインの第9でウィーン・フィル以外は全て見た事があります。
カラヤンは60代と全盛期の指揮。
チャイコフスキーの第4番。
演出効果を狙い過ぎて・・・。
カラヤン中心過ぎて・・・。
今は指揮者とオケは平等な関係。
あの時代は指揮者は専制君主状態ですね。
それにしてもカラヤンはチャイコ好き。
何度もレコーディングしています。
バーンスタインはウィーン・フィルと蜜月関係を築いた。
その足がかりとなる第9でした。
熱演で素晴らしい演奏でした。
そしてベームです。
コンマスにゲルハルト・ヘッツェル。
横にライナー・キュッヒルと感激な布陣。
現在、ゲストコンマスとしてキュッヒルはN響で活躍。
最近はテクニックが落ち気味ですが・・・。
もう年齢ですから仕方ありません。
ベームのモーツァルトは素晴らしい・・・。
Gさん:ベームとワルターのモーツァルトはいいね。
ベームはウィーン・フィルと数度来日したね。
ピノさんの年齢だとコンサートで聴いていないでしょ。
当時、クラシック音楽好きは熱狂したよ。
やはりフルトヴェングラー時代の音色を持つ。
言ってみれば本場のクラシック音楽だからね。
クライバーもよかった。
流れるような響きで絶頂期のウィーン・フィル。
このブラームスの第2番はキュッヒルがコンマスだ。
店主:そうです・・・。
ゲルハルト・ヘッツェルは登山中に落下し亡くなっています。
大切な手をかばっていたと言います・・・。
ウィーン・フィルと言えば歴代のコンマス。
ボスコフスキーとかヘッツェルとか腕自慢ばかりでした。
ワインはやはりイタリアにしました。
クラシック音楽を聴きながらトスカーナ。
文化人になった気持ちになります。
しかもえっへん!!
変化球を加えた。
プティ・ヴェルト主体にしました。
拍手、拍手・・・。
モンティが造る1本です。
区画を細分化し厳しく管理。
自ずと素晴らしいワインに繋がります。
★ 2012 モンテティ
プティ ヴェルド55%、CS25%
CF20%
当店販売価格¥5980(税込)
圧倒的な果実味、それでいて美しい。
美感を兼ね備える。
不思議に思うのはイタリアは洗練される。
シラーにしても本場よりトスカーナのシラー。
コルトーナのシラーは美しい。
やはりPVもトスカーナ流に変貌している。
往年の指揮者を楽しみながら・・・。
ワインとも語り合う。
最高でした・・・。
ACブルも絶賛販売INGだ!!
当店販売価格¥3890(税込)
2020年8月17日
最終更新日:2020-08-17