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弦楽四重奏曲とワイン

弦楽四重奏曲とワイン



弦楽四重奏曲とワイン



クラシック音楽で最高峰が弦楽四重奏曲。

オーケストラは多様な音色と圧倒的な音力で楽しむ。

しかし・・・。

弦楽四重奏曲はシンプルである。

私も年齢を重ね最近はカルテットを好む。






私が愛するショスタコーヴィチ。

彼の弦楽四重奏曲第7番は素晴らしい芸術だ。

ショスタコ自身も愛した作品。

昨年、コンサートで聴いたヴェリタス弦楽四重奏団。

特にヴィオラの小倉幸子さん。

彼女はフィルハーモニア管弦楽団の首席でもある。



天才メンデルスゾーン。

彼のあまりに早すぎる死は音楽史上の大損失。

モーツァルトにしても天才は若死が多い。

メンデルスゾーンが20歳の作品・・・。

彼らしい正統派で第1番となります。

若々しく彼らしく模範的・・・。



そして昨年知り感銘を受けた作曲家。

それがフィリップ・グラスである。

井上道義指揮、N響の首席ティンパニスト。

2人のティンパニストと管弦楽のための協奏的幻想曲



自宅で体操をしながら聴いています。

ミニマル音楽の第一人者です。




彼の弦楽四重奏曲カンパニー。

時間は数分ですがグラスの世界観が表れている。

自身が参加する演劇の間奏曲として創作された。



ワインは最高峰で緻密なピノ ノワール。

カリフォアルニア、ソノマの孤高産地。

寒冷なメンドシーノ・・・・。



ブルゴーニュ的手法に最先端な技術の融合。

キャピオーのピノ ノワール。



彼ショーン・キャピオは世界で研鑽。

そして私の好きなパインリッジでも研鑽。

その貴重な経験が活かされています。



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★ 2016 キメラ ピノ ノワール

  キャピオー

  当店販売価格¥7300(税込)



果実味が豊かで冷涼産地としては驚嘆。

また力ある酸の独自の質感。

不思議なのはヴォルネイ的な繊細さもある。

飲んでいて物語ある素晴らしい作品です。



カルテットとピノ ノワール。

体験して頂きたい・・・。




2020年8月1日

最終更新日:2020-08-01