クラシック音楽を語る
天才チェリスト。
ジャクリーヌ デュ プレ。
若くして亡くなりとても悲しい。
死去し33年が経過しております。
モーツァルトにしてもメンデルスゾーンにしても。
シューベルト、リパッティにしても若くして亡くなり大損失だ。
Gさん:ピアノがご趣味のダンディ紳士
店主:ヴァイオリンを習い志した三度の飯より音楽
店主:ヴァイオリンを習う前はチェロに憧れていました。
カザルス、そしてデュ・プレです。
カザルスにはとても傾倒しました。
デュ プレは情熱的な音楽家でまさに天才。
カザルスやロストロポーヴィチから薫陶を得る。
彼女はストラディバリウスの銘器ダヴィドフを贈られた。
その楽器との出会いはまるで物語です。
そして今でも活躍するバレンボイムの奥様でもありました。
Gさん:彼女と言えば・・・。
エルガーのチェロ・コンが有名だね。
あの溌剌とした彼女からあの暗い響きが胸を打つ。
しかしだね。
クラシック音楽界ではイギリスは弱いね。
エルガーやホルストは近代の作曲家。
そしてデュ・プレやホルン奏者のデニス・ブレイン。
店主:そうですね。デュ・プレもブレインも近代。
しかし個性派揃いですね。
あのハイドンはロンドン滞在中に驚愕、軍隊。
そしてロンドンなどの名曲を残しました。
ホルンのブレインは私も好きです。
幾つか音源も所有しております。
ホルンと言えばベルリン・フィルのサラ・ウィリス。
彼女は現代の名手で美しい。
フルートの女性の独壇場だった美人に対抗できる。
あっ、これは個人的見解で音楽になんら影響はございません。
サイモン・ラトル、そして古くはコリン・デイビス。
バルビローリもイギリス生まれの指揮者です。
私はデイビス指揮のメンデルスゾーンのスコットランドをよく聴きました。
奥ゆかしさ溢れる演奏で気に入っていました。
コリン・デイビスもラトル、バルビローリはサーの称号を頂きました。
そして、忘れてはならないのがビーチャム
超金持ちの御曹司で確か慈悲でオケを編成。
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団も彼が創設。
物凄い財力です。
製薬会社創業家の御曹司。
今でも製薬分野はイギリスが強いですね。
Gさん:バルビローリはデュ・プレを高く評価。
エルガーのチェロ協奏曲で共演をしている。
ソ連への演奏旅行で共演をしています。
若い頃は情熱的でいいと評価。
情熱的過ぎると批判も当時はありましたから。
批判を恐れていては芸術家はできませんね。
しかし、ラトルはサーの称号に忠実。
世界最高のオケからイギリスで活躍。
しかもイギリス人作曲家を取り上げています。
また、ベートーヴェンにしても忘れられた作品を蘇らせている。
ある意味天才だよ。
店主:ラトルがロンドン交響楽団の首席に就任。
それには驚きました・・・。
フルトヴェングラー時代、カラヤン時代は首席のイスを死守した。
やはり時間をかけて鍛え上げて手兵にする。
それを考えると首席のイスを明け渡すのは凄い。
ベルリン・フィル首席の冠は絶大ですからね・・・・。
日本人の〜指揮者は一度だけ指揮をして再度お声がかからない。
そんな厳しい世界ですから・・・。
能力だけの勝負ですね・・・。
2020年7月28日
最終更新日:2020-07-28