エストニア公演を聴きながら・・・。
パーヴォ・ヤルヴィは世界的指揮者。
N響の首席になり5年となる。
お互いが強固な信頼関係で結ばれている。
所謂、黄金時代である・・・・。
そんな首席が母国エストニアで演奏。
エストニアは支配された歴史が長い。
音楽が国民を鼓舞した。
★ 武満徹 作曲
ハウ・スロー・ザ・ウインド
世界で通じるクラシック音楽系作曲家。
他には芥川龍之介の息子の也寸志など少ない。
武満の世界は深い内観的だ。
★ シューマン 作曲
チェロ協奏曲
ソル・ガベッタ チェロ
ロマン派を代表する作品。
シューマンらしい濃密な作品。
★ ブルックナー 作曲
交響曲第7番
2020年2月22日 エストニアコンサートホール
やはりメインは第7番。
1時間に及ぶ長作・・・。
しかし聴き手はほんの僅かな時間に感じる。
あのブルックナーに包まれる感覚・・・。
何度聴いても神秘的な作品です。
ワインはスペインワインにした。
即決独断である。
脳にワインの味わいのリストが詰まる。
ですから即決独断で選ぶ!!
★ パソ ド マル
スペイン ガリシア州
トレイシャドゥーラ50%
トロンテス30%・ゴデーリョ20%
当店販売価格¥1890(税込)
面白いセパージュ・・・。
ガリシアの雄トレイシャドゥーラ主体。
そしてアロマティック第一のトロンテス。
果実の厚みを演出するコデーリョ。
まさしく役割をしっかり演出している。
金木犀などの香りが鼻腔の奥まで届く。
酸は穏やかで程よいビター感。
味わいの厚みがしっかりあり飲み応え十分。
最高のマリアージュでした。
2020年6月8日
最終更新日:2020-06-08