休みの過ごし方・・・。
休みの過ごし方は三者三様。
ストレス解消派、自己研鑽派。
まさに三者三様ですね・・・。
Gさん:当店通い歴10年以上の常連様
店主:ワインとクラシック音楽大好き人間
店主:昨日は定休日でした。
自宅でクラシック音楽を聴きながらワイン。
まあ、これは私のいつものスタイルです。
やはりブラームス愛が止まりません。
彼の音楽は日本人好みです。
渋さばかり目立つが実は柔軟さもある。
特に長大な作品、交響曲第1番 ハ短調。
ドイツの名指揮者フルトヴェングラーを聴く。
彼はベートーヴェンやブラームスを得意とした。
1951年10月27日北ドイツ放送交響楽団とのライブ。
まあ一般的には1952年1月27日のライブが有名ですね。
Gさん:今の若者はモノラル録音は親しみがない。
ですから音質的にも難しいよね・・・。
あの戦争の生生しい足音が聞こえる緊張感。
あれはライブ録音から聞こえる。
1951年と戦後になるがまだまだ戦争の後は痛々しい。
悲しいのはフルトヴェングラーは戦後の活躍が短い。
これは大きな損失だよ、全く。
ブラ1を聴いたらさ、この後は第4番の終楽章で締める。
そうじゃないの?
店主:そうですね・・・。
1948年10月24日ベルリン・フィルとのライブ録画。
これは手兵ベルリン・フィルですから圧巻。
ホールが焼失しティタニア パラストでの演奏。
ですから映画館ですね・・・。
そしてワインは濃厚系・・・。
南イタリアのバジリカータです。
必然的にアリアニコですね・・・。
アリアニコは価格帯と味わいに幅があります。
★ アリアーニコ デル ヴルトゥーレ ピアーノ デル チェッロ
価格は中間ですがわかりやすいお味です。
南東の日当たりのいい畑ですので完熟系。
やはり南イタリアの日差しは強烈だとわかります。
とても充実感を感じます。
芳香性の強い木の香りに熟したチェリーのニュアンス。
充実感の中には複雑さや個も含まれます。
好き嫌いがはっきりするような1本です。
ブラームスは北ドイツ生まれの寒い地で生まれた。
ですから音楽にもその流れがあります。
ですからワインは温暖な産地も意外といいです。
Gさん:それは勉強になるね・・・・。
私はブラームスの作品とシャブリが定番。
シャブリの凛とした酸味がブラームスに合う。
しかし、それは大発見だ・・・。
2020年5月21日
最終更新日:2020-05-21