ドイツリートとイタリア白
天才作曲家リヒャルト・シュトラウス。
ドイツ、ミュンヘンで1864年生まれた。
父親は有名なホルン奏者。
ワインはトスカーナの白。
Aさん:読書派の知的な紳士
店主:ヴァイオリンを習い志した。経験豊かなソムリエ。
N響第1932回定期演奏 ライブ録画〜
2020年1月22日 サントリーホール
ファビオ ルイージ指揮
ウェーバー作曲
オイリアンテ序曲
店主:レコード時代はオイリアンテは大曲と組み合わせでした。
ドイツ ロマン派の幕開け的存在のウェーバー。
歌劇、魔弾の射手は金字塔。
イタリアがオペラの聖地でしたが・・・。
ドイツでも素晴らしいオペラがあると知らしめた。
最近は演奏されない作品になってしまいました。
プログラムで取り上げて頂きたい。
まさにドイツ音楽そのものです。
ファビオ ルイージ指揮
リヒャルト・シュトラウス作曲
4つの最後の歌
クリスティーネ・オポライス ソプラノ
店主:あまりに偉大な作品過ぎて、ここぞの時鑑賞。
それが、4つの最後の歌です。
裕福な生家で音楽的才能に優れた一人のドイツ人。
当時バイエルン王国、統一ドイツ帝国、ヴァイマール共和国。
そして第三帝国、戦後の連邦共和国と激動を乗り越えた。
財産も二度失ったと言います・・・。
あのワーグナーに没頭し没落したバイエルン王国。
最先端な政治体制のヴァイマール共和国、そしてヒトラーの独裁政権と戦後・・・・。
何故、天才が翻弄されるのかと悲しい。
Aさん:彼は作風を見事に変えている。
父親は保守的な人だよね・・・。
ですから大のワーグナー嫌いだ。
しかしワーグナーはホルンの腕前を認めていた。
彼なくしてはホルンの響きが満足いかないとね。
店主:リストが発案した交響詩を継承し進化させた。
彼の業績はオペラでも開花しました。
サロメは斬新で、これが、あの薔薇の騎士の作曲家かと思いました。
Aさん:シュトラウスはかなりの恐妻家。
しかし愛情があり長い結婚生活だよね。
最後、気力も体力も財力もない状態で作曲。
それが4つの最後の歌だよね・・・。
5つのオーケストラ歌曲から4つを抜粋。
それは彼が死去してからだね・・・。
店主:ただ一つシュトラウスは注文を付けた。
それが当時最高の歌手、キルステン・フラグスタートで一流の指揮者の場合のみ。
となれば私が尊敬するフルトヴェングラーの出番だ。
忘れもしない・・・。
1950年5月22日が初演日となります。
音質は悪いが最高の名演となります。
写真がピンボケですいません!!
★ ポッジョトンド ビアンコ
天才アントニーニの実家のワイナリー。
もう、この点で買いが決定です。
当店では人気のポッジョトンド。
ヴェルメンティーノ主体にアンソニカ。
どうしてもトスカーナは赤に目がいきます。
それはそれでいいのですが・・・。
白も銘ワインが様々あります。
まず、ヴェルナッチャ ディ サン ジミニャーノ。
これは石を舐めた様なミネラル感にビター感で秀品。
ヴェルメンティーノも個性がはっきりしている。
オレンジピール、レモンなどの香りが強烈です。
明るい品種ですから気分的にも最高!!
ご来店待ってるよ。
駐車場でのワイン渡しもOKだぜ!!
2020年5月4日
最終更新日:2020-05-04