意外かもしれない・・・。
クラシック音楽は時代で解釈が違う。
Aさん:10年以上通う熱き常連様。
店主:ヴァイオリンを習い志した。経験豊かなソムリエ。
店主:同じ作品でも時代で解釈が違う。
この点もクラシック音鑑賞の楽しさですね。
フルトヴェングラー時代の第9。
そして近年の演奏は随分違う。
極端に言えば・・・。
怖れずに言えば・・・。
別の作品に聴こえてしまう。
Aさん:だよね。
ラトルとベルリン・フィル最後の演奏。
マーラーの交響曲第6番。
それとバーンスタインとウィーン・フィル。
驚くほどに解釈が違う。
あのバーンスタインが色褪せて聴こえる。
今はネット社会で物流や時間の速度が速い。
その影響かラトルは場面展開が見事。
ラトルはあの時代の作品を見事に指揮する。
これが古典派だと重々しく残念。
店主:ワインも時代で変わります。
脱パーカーの傾向です。
私はソムリエとして時代を考慮した仕入を行っています。
樽の効いたシャルドネ・・・。
それか爽やかなシャルドネ。
最近スペインのシャルドネがいい。
同じイベリア半島のポルトガルと比較は興味が尽きない。
個を大切にするポルトガルは土着品種を発掘する楽しさ。
いやいや追及する素晴らしさがあります。
一方、スペインは暗中模索から開放された。
素晴らしいワインが頭角を現しています。
スペインはフランコの独裁。
ポルトガルはサラザールの独裁。
荒廃したブドウ畑は近年復興されました。
私のお勧めはスペインのシャルドネ。
カスティーリャ・ラ・マンチャです。
新樽100%のフレンチオーク樽で熟成。
品格あるシャルドネで落ち着いています。
Aさん:ピノさんの所でシンフォニアを随分買った。
テンプラニーリョもいい・・・。
この辺りのスペインの愛好家を増やしたいね。
せっかく、世界中の産地を扱っているんだから。
私が当店へ飽きずに通っているのは種類が豊富。
そして説明の的確さがあるから・・・。
店主:もうお客様には感謝しかありません。
★ シンフォニア コレクション シャルドネ
2019年10月17日
最終更新日:2019-10-17