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モーツァルトとイタリアワイン

モーツァルトとイタリアワイン



芸術を愛する人々が集う店。

当店はワイン・・・。

クラシック音楽・・・。

文学好き、絵画鑑賞・・・・。

歴史好き古城巡り・・・。



話題に華が咲くワイン専門店と自負している。






イタリアワインとモーツァルトは共鳴する。

これは不思議なのかもしれない。

だってモーツァルトはオーストリア出身。

しかし私の独自研究結果は完璧なマリアージュだ。



ジャック・ティボーは尊敬するヴァイオリニストだ。

しかし彼の死は突然であった。

1953年9月1日、3度目の来日で向かう途中に飛行機事故。

ストラディバリと共に・・・。

彼と銘器、クラシック音楽界の損失はあまりに大きい。

勿論、私が生れる以前のことである。

人間味あるキュートな音色。

技巧派とは違い心の機微で鳴らす。

ですからチェロのカザルスとピアノのコルトーと三重奏団を結成。



昔の大家は、人間臭くていい。



★ ヴァイオリン協奏曲第5番 

  シャルル ミュンシュ指揮

  1942年 録音



彼が、生涯愛したモーツァルト。

私は以前、彼の自叙伝を読んだ。

彼がヴァイオリンを弾くとモーツァルトが踊る。

ですから、うるさい大家もドアの側でじっと聴き入る。

なんて、微笑ましい逸話でしょうね。

第5番はヴァイオリンを習ったことのある人は誰でも一度は弾く。

難しい作品ではないが、聴かすには難しい。

発展したモーツァルトを垣間見れる興味ある作品である。

そして、ここで黄金のマリージュ。

私独自の方程式。

イタリアワインとモーツァルトだ。

正直言えば・・・・。

ケッヘル500番代が勝利の方程式だ!!



★ 2003 ヴィーノ ノビレ ディ モンテプルチアーノ

  ボリツィアーノ

  プルニョーロ ジェンティーレ

   当店販売価格¥12136(税込)



単一畑アシノーネである。

同じサンジョヴェーゼでも随分違う。

やはり格段に上品なドレスをまとう。

ヴァイオリン協奏曲第5番の様な流れる作品に合う。



最高の時間・・・・。



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2019年10月4日

最終更新日:2019-10-04