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芸術三昧

芸術三昧



文化度の高い生活をご提案。

ワインに付加価値を付けてご提案。






19世紀のクラシック音楽を牽引したベートーヴェン。

20世紀のクラシック音楽を華やかにしたストラヴィンスキー。

その作風を巧みに変えた。カメレオンと言われる所以だ。

ですから生涯を追っての鑑賞は醍醐味がある。

中でもバレエ音楽春の祭典は傑作中の傑作。



緊迫感のある拍子や音色。

太古の儀式の鮮烈な描写。

木管楽器の巧みな演出。

それは何も木管だけではなく弦楽器。

そして金管楽器、打楽器まで全てに対してだ。



初演はピエール・モントゥー指揮。

1913年5月29日。

シャンゼリゼ劇場であった。

演奏後は賛否で荒れた。

私はモントゥー指揮で別の録音を所有している。

おどおどしく生々しい存在感のある表現。



時代は下り現代。

だいぶ洗練されスマート。

1972年11月、75年2月録音。

クラウディオ・アバド指揮。

ロンドン交響楽団。



悲しいのは亡き指揮者になってしまった。

アバドはベルリン フィルと蜜月関係を維持。

良好な関係であったと思う。

しかしその天分を精一杯発揮できなかったと思う。

その点、若き日に指揮したロンドン交響楽団は冴えている。



意外とブルゴーニュが合う。

あくまでも個人的にですが・・・。



★ 2015 ラドワ 1ER ラ コルヴェ

  ラヴォー ガストン エ ピエール

  当店販売価格¥8350(税込)



当時に衝撃作品も今や名曲。

素晴らしいブルゴーニュの1級畑と楽しむ。

味わいに定評ある造り手だからこその選択。

やはり感性が揺さぶられる・・・。



2019年9月16日


最終更新日:2019-09-16