ワインがある生活だからこそクラシック音楽を。
フランスの作曲家は才能、個性が多彩である。
その中でもフランス音楽の雄と言えばどビュッシーとラヴェルであろう。
ラヴェルはインスピレーションから作品が創作される。
絵画であったり詩であったり様々である。
彼の重要作品である交響詩「海」。
葛飾北斎の浮世絵が影響していると言われる。
因みにベートーヴェンは自然から影響を受けた作曲家。
彼の散歩好きは有名。
ドビュッシーがピアノ・コンチェルトを書かなかったのに対し、ラヴェルはとてつもない名曲を二曲残した。
戦争のために右手を失ったピアニストの為に作曲した作品。
それが後世でも傑作の誉れ高い、左手のためのピアノ協奏曲。
そして死の6年前の作品がピアノ協奏曲ト長調だ。
数々あるピアノ・コンチェルトの中でも素晴らしい出来である。
初めて聴いただけでも夢中になる作品である。
ですからクラシック音楽初心者の方でも十分堪能できる。
特に終楽章は、ガーシュインのラプソディ・イン・ブルーのようにジャズの影響が色濃い。
サンソン・フランソワはラヴェルも得意としていた。
煙草、酒、女性そしてジャズを愛したフランソワの感性には合う。
ラヴェルのピアノ・コンチェルトを流しながら、ピノ ノワールを頂きたい。
★ NV ザ スーツケース
ドゥリュー
ピノ ノワール
米国 カリフォルニア メンドシーノ
当店販売価格¥5210(税込)
カリフォルニア最北の産地メンドシーノ。
昔は人も住まない寒冷地であったと言う。
今ではその気候を生かしピノ ノワールやシャルドネの聖地。
ラヴェルの濃密で革新的であり洗練された作品にはブルゴーニュよりカリフォルニアのピノ ノワールがいい。
★ ラヴェル作曲
ピアノ協奏曲ト長調
サンソン・フランソワ
1960年7月 サル・ワグラムで録音
ラヴェルと感性豊かなピノ ノワールはいいね。
2019年9月15日
最終更新日:2019-09-15