トップ > Pick up > ブルックナーとバルベーラ ダスティ

ブルックナーとバルベーラ ダスティ

ブルックナーとバルベーラ ダスティ



アントン・ブルックナー。

いい響きである。

クラシック音楽の歴史上別格に位置する。

交響曲や宗教曲で天分を発揮。

彼の謙虚な人柄からは考えられない作品。




未完に終わった交響曲第9番。

しかし最後らしくその完成度は群を抜く。

神秘的な要素を帯び聴き手を感化させる。

これぞブルックナーである。

ブルックナーを難しくさせている版の存在。

私は原典版が好きだ。

今回は無論、原典版、しかもムラヴィンスキー。



ワインはイタリア古酒。

しかもバルベーラである。

あっ因みにイタリアワインは多彩。

ソムリエがいるお店で購入は必須。

ソムリエですかとお店の方に尋ねるのもいい。



★ 2001 ポモロッソ バルベーラ ダスティ

  コッポ

  イタリア ピエモンテ

  当店販売価格¥7961(税込)



何かと便利な品種。

安価なタイプからあり重宝する。

青山でのワイン修業時代・・・。

頻繁に楽しんだ品種、今よりあの頃の方が多彩であった気がする。

当時、こどもの城がありその裏手に住んでいた。

立地は最高、南青山まで徒歩で3、4分。

表参道は5、6分。

先輩に骨董通りは基本の道と教えられた。

キラー通りも基本中の基本・・・。

渋谷駅は徒歩で15分位・・・。

ここは藤枝生まれの私には異空間。

ヴァイオリンを習っていた時は北池袋に住んでいた。

池袋と神宮前5丁目は随分違う・・・。

家賃が高い為に古いアパートでした。

勝手にプレジデントマンションと呼んでいた。

勿論、お風呂はなかったので銭湯通い。

神宮前何丁目か忘れたが銭湯があった。

隣の部屋の人とは銭湯で意気投合。

お互い大型バイクに乗り明治通りを法定内で爆走行。

私はヤマハのXJR-1200。

(以前はNSR250を愛乗でしたのでCBR900と迷った。)

彼はカワサキのZZR-1100でした。

青山劇場で公演があると楽屋へ納品が多かった。

警備の方と仲良くなり・・・。

その彼をバイトと称して一緒に納品・・・。

夜、配達があると言い社用車を借りて首都高ドライブ。

何周も回った・・・。(社長ゴメンなさい。)

新宿では、御茶目な恰好で深夜ダッシュ!!

多分、区が責任を持ってモザイクをしてくれたと思う。



あっ思い出した!!

大型バイクで深夜・・・。

晴海ふ頭へ頻繁に行った。

深夜も深夜・・・。

勝鬨橋を越えて!!

深夜、横浜も良く爆音響かせて行ったな。

私はベビー・フェイスのマフラー。

彼はデビルだった記憶がある。



あ、思い出した。

南青山のバーでクリスマス後にポインセチアを大量にもらった。

今思うと、バーの定員が不要になり私に押し付けた!!

配達の軽トラに大量・・・。

明治通りで同僚と歩く人に声を掛けたら数分で終了。



あっ思い出した。

富裕層の億ションへワインの配達。

老夫婦がくれた数個のチョコ・・・。

あのチョコは世界最高の美味だった。

あのチョコは何!!



あっ思い出した。

目白通りの大物政治家の家。

私が尊敬する立身人物の邸宅・・・。

当時、その方は既にいないが・・・。

並外れた記憶と心使いの・・・。

有名な、あの門であの門であの人が門前払い。

目白通りを通過すると歴史の重みを感じた。



と脱線したので本線へ・・・・。



樹齢が高いVVで生産者渾身の赤。

長期熟成向きで大変おいしゅうございます。



ドライフラワー、根っこや漢方のニュアンス。

果実味に生命感がある。

穏やかな酸で若いバルベーラと趣が違う。

余韻にスパイシーさを伴い大変おいしゅうございます。



如何かな!!



2019年8月27日

最終更新日:2019-08-27