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対談:ワーグナー、グールド、オペラ

対談:ワーグナー、グールド、オペラ



Dさん:当店通い歴11年のワイン好き

店主:ヴァイオリンを習い志した






店主:クラシック音楽の歴史上あまりに存在感があるワーグナー。

その人生は波乱万丈。

大胆であり幸運の持ち主・・・・。

彼の楽劇はその集大成ですね。

ニーベルングの指輪を聖地で聴いてみたい。

ドイツの田舎バイロイトです。

Dさん:時の権力者はバイロイト詣でをしています。

メルケルはワーグナーも好き。

またフルトヴェングラー好きとしても有名。

権力に悪用された時もある。

ヒトラーも熱烈なワーグナー好き。

まあワーグナー家から近付いた気配もあります。

一時期、イスラエルでワーグナーの演奏が禁止された事もあった。

バレンボイムなどがワーグナーを取り上げたのは話題でした。

音楽作品に罪はありませんからね。

ワーグナー自身は反ユダヤの思想を持っていたとも言われる。

店主:ワーグナーが尊敬したベートーヴェン。

聖地で唯一演奏されていいのがベートーヴェンですね。

彼は第9をピアノ用にして演奏していた。

義父のリストもベートーヴェンの交響曲をピアノ用にしていた。

グールドが弾いた第5番もなかなかいいですね。

グールドで言えば・・・。

勿論、バッハの演奏は素晴らしいがブラームスもいい。

独自のバランス感覚で現代人受けします。

ドイツの大御所ピアニストの難しさがありません。

ベートーヴェンはポリーニなどイタリア人が聴きやすい。

我らのベートーヴェンという意識が希薄なのかも。

トスカニーニとフルトヴェングラーは違う。

イタリア人指揮者はドイツ物を意識していない。

やはりイタリアはクラシック音楽母体。

素晴らしい音楽家が多く輩出されています。

オペラ作曲家は圧巻!!

本日はヴェルディのオペラでも鑑賞しようかな。



2019年8月23日


最終更新日:2019-08-23