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ベートーヴェンのフィデリオと楽しむ

ベートーヴェンのフィデリオと楽しむ




ワインのある生活だからこそクラシック音楽をご紹介。

クラシック音楽とイタリアワインは合わせやすい。

多彩なイタリアワインは選択の幅が広いからだ。

また多彩な産地故にソムリエがいる店で購入。

助言を求め購入したい。






2015年ザルツブルク音楽祭。

8月4日、ベートーヴェンのフィデリオ。

これは偉大なベートーヴェン唯一のオペラ。

指揮はフランツ・ウェルザー・メスト。

ウィーン・フィル。

オーストリアを代表する指揮者メスト。

インテリ家系出身で見るからに知性の塊。



2014年ザルツブルク音楽祭では、ばらの騎士。

言わずと知れたR・シュトラウスのオペラ。

なかなかいい演奏でした。

メストの演奏は数々聴いた。

ブラームスの小品から大曲まで・・・・。

しかし決して面白い演奏ではない。

がっかりする内容が多い・・・・。

今回のフィデリオも安全運転であった。

ですが、このオペラは素晴らしい。

オペラ史上の大救出劇に思う。

時代を考慮したら絶対王政への批判なのか!!



と、やはりおいしいワインがいい。



★ 2016 センツァ ランコーレ

  サンジョヴェーゼ、メルロー

  プティ・ヴェルド

  イタリア トスカーナ



以前、ポレッティの手掛けるランコーレで感動。

涙はでないものの私の機微に触れた。

流石はアンドレア・パオレッティである。

数々の偉大なワインに携わった伝説の人物。



そのランコーレのセカンドが入荷。

当店の人脈筋から貴重なセカンドである。



自由な発想がランコーレの生命線。

その理念はセカンドでも垣間みれる。

ベートーヴェンのフィデリオの理念と合う。

レオノーレの尽力が報われフロレスタンが解放される。

そんな気分とは絶妙なマリーアジュだ。



2019年7月29日

最終更新日:2019-07-29