Gさん:古参の常連様、文化度が高い教養人
店主:ヴァイオリンを習い志す
店主:ワインとクラシック音楽を楽しむ。
それは楽しい発見が多いです。
同じ文化で育まれたので共鳴します。
Gさん:しかし・・・。
ワインはともかくクラシック音楽は敬遠される。
コンサート会場も中高年ばかりですよね。
昔は学生も多かったけどね・・・。
店主:そうですね・・・。
まずはワインから・・・。
ワイン屋ですからワイン好きが集まります。
ワインを知りたいという初心者の方も多いです。
そんなお客様に丁寧にアドバイスをして常連様になって頂く。
それが当店の方針で、結果長く営業できております。
クラシック音楽は好みのジャンルの一つです。
ですから好き嫌いでいいと思います。
確かに苦手な方が多いジャンルです。
難しい・・・のイメージを打破するのは難しい。
ですけれど長い歳月を要するクラ音ですから知れば面白い。
例えば序曲など小品を聴く・・・。
Gさん:昔はレコードでベートーヴェンの第5番にエグモント序曲とかあった。
意外と序曲が良かったりしたね。
序曲ではなく前奏曲とかもいい。
有名なのはワーグナーのマイスタージンガーだね。
店主:昂揚感がありますね。
全曲鑑賞しましたが、意外とワーグナー節全開。
ですから前奏曲で満足するのも手です。
シューマンの作品もいいです。
マンフレット序曲とか・・・。
フルトヴェングラー指揮が素晴らしい。
内面に豊かさを感じる演奏です。
ブルゴーニュの古酒と合わせると感動です。
ACブルあたりでも十分です・・・。
ウェーバーの序曲・・・。
オイリアンテとか魔弾の射手ですね。
後者とバローロは相性がいいです。
ネッビオーロの魅惑は、物語的に魔弾の射手とも抜群。
Gさん:そう考えていくと多彩な組み合わせが生まれる。
ピノさんが熱心なのもわかる・・・。
今夜はドビュッシーとシャンパーニュでも楽しむかな。
何かいいのある・・・・?
2019年7月15日
最終更新日:2019-07-15