毎月、数多くの書籍を乱読する私。
タイトルから興味が沸く場合や趣味から派生して購入する場合。
また、暇潰しに購入する場合と様々です。
そんな乱読人間の私が、ご推薦する書籍です。
★ ブルゴーニュと日本をつないだサムライ
山本昭彦 著
イカロス出版
大変勉強になり面白かった。
私がワインを初めて飲んだ頃はブルゴーニュも手頃でした。
ACブルは千円代後半から二千円代・・・。
著名ドメーヌの1級やGCでさえ迷わずに購入できました。
この頃、縦横無尽に飲んだ経験が今に繋がります。
その時のブルゴーニュも偉大な先人。
坂口さんの努力の賜物だと痛感致します。
坂口さんの人生とブルゴーニュの変遷を交え話は進みます。
現在の著名な造り手との厚き信頼関係。
その土壌があり今日我が日本で楽しめる。
名著発見!!
★ ベートーヴェンの生涯
青木やよい 著
平凡社
青木やよい先生のゲーテとベートーヴェンも素晴らしかった。
女流作家は才能ある人が多い。
尊敬する塩野七生先生や青木やよい先生など。
女性は対象人物に恋をしながら描く。
塩野先生はカエサルを生き生きと描き読者を惹きつけた。
そして青木先生はベートーヴェンに恋し描いた。
活字を越えベートーヴェンの魂に触れられた。
ベートーヴェンの最晩年の光景は涙が出た。
実は最晩年の箇所は病院の待合室で読んだ。
待合室で涙が止まらんかった・・・。
追伸、芸術は偉大だ!!
文学であれ音楽であれ!!
ベートーヴェンを感じたのはフルトヴェングラー指揮。
ベートーヴェンを感じたのは青木やよい。
2019年6月11日
最終更新日:2019-06-11