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モーツァルトとシャンパーニュ

モーツァルトとシャンパーニュ



当店店主はワインとクラシック音楽に造詣が深い。

そんな私から素敵なマリアージュをご紹介致します。






宗教音楽を聴き内観。

昔は宗教が心の支え・・・。

文化も宗教と密接に関係する。



モーツァルト最後の作品。

悲しい事に未完であった。

ミステリアスな背景を持つ傑作。

彼は死ぬ前日まで作曲に没頭・・・。

最後になるとわかっていたのか!!

彼特有の軽快さは抜け、密度の濃さが目立つ。



最近ではブルックナー同様に版が多数存在する。

私はジュスマイアー版が馴染である。



往年の指揮者でモーツァルトを得意としたのはワルターとベームであろう。

前者は歌い上げる素晴らしさ後者は内面を感じる豊かさ。



★ モーツァルト 作曲

  レクイエム ニ短調 K626



  カール・ベーム 指揮

  ウィーン・フィル

  エディト・マティス

  ユリア ハマリ

  ヴィエスワフ オフマン

  カール・リッダーブッシュ

  1971年4月 録音



やはりヴィンテイージ シャンパーニュがいい。

私の好きなピエルソン・キュヴリエ。

知る人ぞ知るRM。

店舗では私が力説して販売。

ですからコンスタントに売れる泡。

ピノ ノワール100%のブラン ド ノワール。

その上品な口当たりは格別です。



★ 2012 キュヴェ ミレジムGC

  ピエルソン キュヴリエ

  


モーツァルトの作品は全般的にシャンパーニュと合う。

彼の作品は若く溌剌とした時期に作曲された。

若くに亡くなった故に大御所的な作風は皆無。

私の好きなオペラ、ドンジョヴァンニ。

主人公は女ったらしの憎めない奴。

聴きながらのシャンパーニュは私の王道です。



2019年4月24日
静岡県 藤枝市 ワイン専門店

最終更新日:2019-04-24