トップ > Pick up > 日常風景・・・。

日常風景・・・。

日常風景・・・。



Cさん:当店通い歴10年、探究心が強い常連様

店主:ワインとクラシック音楽の伝道師




私が尊敬する指揮者フルトヴェングラー。

ワイン専門店としての意義や責任。

人との出会いやワインとの出会い・・・。

大いに語りましょう・・・・。





店主
:もうフルトヴェングラー歴は30年以上。

飽きずに研究しています。

私が中学生の時、田園調布で開業されている歯科医の親戚宅で初めてフルトヴェングラーの演奏を聴き虜となりました。

地下は二重ドアの音楽ルームで特注の棚に整理されたLPレコードが見渡す限り並んでおり圧巻でした。


タンノイのスピーカーから流れる音色は迫力があり、

マリア・カラスの東京公演やハンス・ホッターが歌う冬の旅、極めつけはフルトヴェングラー指揮のベートーヴェンで魂が揺さぶられました。

とても感銘を受け現在でも同じ心境です。

Cさん:ワインもそうだけど・・・。

教えてくれる人が身近にいるのは大切だよね。

私がワインやクラシック音楽、文学が好きになったのはピノさんのお蔭。

ワインにしても無理に高いワインを勧めない・・・。

そこが良心的だと思うよ・・・。

店主:こちらこそ、ありがとうございます。

一つの店に長く通う・・・。

それは大変な事だと思います。


Cさん:ピノさんとお話しをして勉強になる事が多いからね。



店主:そう言って頂いてありがとうございます。

東京の渋谷にあったパスティスというレストランに○本さんという方が働いていました。

今は惜しくも閉店しましたが・・・。

彼は私をワイン好きにした張本人。

当時、スーパータスカンブームで興味深いワインが多かった。

またボルドーの格付ワインに魅了されました。

その頃は格付ワインも手頃でした。

ムートンとか格付第1級ワインも1万円を超える位、
またブルゴーニュの村名も著名なドメーヌでさえ手頃でした。

ですから様々楽しみました・・・。

そして○本さんを見つけては質問をしていました。

とても楽しい時間・・・・。

ですから人生は出会い、だと痛感しております。

当店では専門店らしくお客様を華やかなワインの道へ導きたい。

私はワインの伝道師だと自負しております・・・。

Cさん:その心意気心意気!!



2019年1月11日

静岡県 藤枝市 ワイン専門店

最終更新日:2019-01-11