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シューベルト冬の旅とポマール

シューベルト冬の旅とポマール



贅沢にも四季を楽しめる日本。

季節季節に合うワイン、料理、音楽を味わう。

それらにより五感で季節を感じる。





本格化した寒さに銘醸ブルゴーニュは一段と深みを与える。

深々とした寒さにシューベルトのリートが恋しくなる。

しかも久しぶりにレコードで・・・。

声楽はやはり針を通しての温もりが一番なんだな。




フランツ・ペーター・シューベルト享年31歳。

ロマン派を代表する大作曲家。

ですがその人生があまりにも短いのが残念である。

しかし、後世の私達に名曲を数多く残してくれている。

私が愛する冬の旅。

ミュラーの詩を元にシューベルトが手を加え作曲。

優れた歌曲はすぐれた詩によって生まれる正に模範例。

冬の旅の特徴としてピアノが詩の風景を見事に描写。

ロマン的気持ちが写実的な動画のように描かれている。



ワインを飲みながら冬の旅を鑑賞する。




 【おすすめレコード】




  ハンス・ホッター(バリトン)

  ジェラルド・ムーア(ピアノ)



  【合わせたいワイン】



★ 2012 ポマール

  ドメーヌ パラン



シンプルでありながらブルゴーニュらしい。

それがパランのワインである。

生み出されるワインもクラシカル。

ポマールらしくスパイシーな感じ。

不思議な事にポマールは若いうちからなめし革のニュアンスを感じる。

またそれら感じさせてくれポマールを意識する。

その点ではパランは模範的。



シューベルトは気さくで人柄が円満。

大のワイン好きというかアルコール好き・・・。

私は彼とお会いした事はありません。

ですから、ちょっとしたうわさですけどね。

シューベルトさん節度を持って楽しみましょうね。



2018年12月30日

静岡県 藤枝市 ワイン専門店ピノ ノワール

最終更新日:2018-12-30