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普段の会話・・・。

普段の会話・・・。



Aさん:ワインとクラシック音楽派。

店主:ワインとクラシック音楽の使徒。




グスタフ・マーラー。

世紀末にウィーンで活躍した音楽家。

ユダヤ人としての苦悩を抱えた偉大な人物。






店主:数十年前・・・。

バーンスタインやインバルがマーラーで評価された。

マーラー・ブームは凄かった・・・。

Aさん:日本でも頻繁に演奏されていたね。

店主:私はまだ若く理解できませんでした。

しかしマーラーの第1番を円光寺さん指揮でコンサートを聴いて興味が湧きました。

しかし、それはあくまでも第1番だけでした。

Aさん:わかる・・・。

第2番以降は長大で難しい・・・。

若年では理解できないかも・・・。

店主:そして・・・。

私も様々人生経験を積みました。

またユダヤ人の苦悩も考える様になりました。

様々な線が交わり構築される・・・

素晴らしい作品だと感じました。

Aさん:ユダヤ系音楽家は素晴らしい人が多い。

ヴァイオリニストからピアニスト。

作曲家・・・。

社会的に成功したいる人。

著名な人物が多いですね。

店主:メンデルスゾーンは凄い。

若くして亡くなった。

その損失は多大です・・・。

彼が長寿でしたらと考えると。

昨日ブロムシュテット指揮でマーラーの第1番を鑑賞。

現役最高齢指揮者・・・。

しかし若い・・・。

Aさん:初期の作品は若い表現がいいよね。

ピノさんこの時、ワイン何にした?

店主:若いピノ ノワールです。

産地はオレゴン州。

この時期ピノ ノワールがグンとおいしく感じます。

Aさん:オレゴン州は新世界ワインのピノの聖地だね。

店主:まさしくそうです。

ピノ ノワールの品評会などが盛んです。

最近のブルゴーニュの高騰を考慮するとNZとかオレゴンは狙い目。

当店の常連様はよくわかっています。

当店の常連様は視点が鋭い人が多いです。

Aさん:いやいやピノさんの啓蒙のお蔭だよ。

店主:そんなお言葉を頂けるなんて・・・!!

Aさん:泣かない泣かない!!

店主:ウエストマウント ピノ ノワール。

明るい色調に軽めではありますが情報量の多いワイン。

抜栓後、開くのでとても気軽。

その点もブルゴーニュとは違います。

あくあでもテロワール重視か飲み手重視か、です。

旧世界のピノ、新世界のピノ、どちらも興味深い。

あっ価格は当店販売価格¥2780(税込)です。

Aさん:これは買いやすいね。



2018年11月

最終更新日:2018-11-13