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ストラディヴァリウス展

ストラディヴァリウス展



店主:幼少期からヴァイオリンを習い志す、愛器は1850年製ニコラ・ヴィヨーム。

百戦錬磨のソムリエ






六本木ヒルズで行われたストラディヴァリウス展。

300年目のキセキ展を観覧してきました。

ギター1本とヴァイオリン20本の展示。

私は仕事を休み観覧、ワインよりヴァイオリンである。

初日という事もあり長蛇の列でした。

これは意外であった・・・。



約55個のパーツから造られ約600g程。

銘器ともなれば数十億円の値となる。



現在の原型を完成されたアンドレア・アマティの作品1本。

まずは最初に展示されていた・・・・。

あのアマティ一族の創始・・・。



そして感動的であったのがストラドの傑作。

書籍で散々読んだあの銘器、サン・ロレンツォ。

1718年製ですから今年300歳。

美し過ぎて目のやり場に困った。

ヴァイオリンは女性に例えられる。

そのフォルムは経験を積んだ才女である。

私の前で素っ裸の美女が何も纏わずに佇む。

回りは人だらけ・・・。

しかし私は一対一の熱い気持ちでした。



ストラド程の銘器は名前がつく。

それは銘器が辿った運命の証・・・。

数多くの逸話が残っていて興味がある方は書籍があります。

ストラドに取り憑かれた男タリシオ。

彼の生涯は魂をストラドに捧げた。

彼が手放さなかった超銘器メシア。

この銘器は拝めなかったのが残念。



ストラディバリウスは長寿の人、93歳で亡くなる。

ですから創作期間を4つに区分されている。

黄金期は1700〜1725年とされている。

ヴァイオリニストによっては黄金期ではなく後期の作を好む人もいます。

ピンと張りつめた音より深みが増しているからです。



ストラドをストラドらしく演奏するのはジノ・フランンチェスカーティである。

彼はの愛器は1727年製ハート。

銘器は過去の演奏家を記憶する。

また素晴らしいヴァイオリニストは自分の音にする。

それは時間を経て自身の音色に染めるのである。

フランチェスカーティの優美な音色は素晴らしい。

ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲。

ブルーノ・ワルター指揮で聴いて下さい。

これがストラドの美声だ!!

因みに水を差す様ですが私はグァルネリ・デル・ジェス派です。


2018年10月11日

静岡県 藤枝市 ワイン専門店

最終更新日:2018-10-11