毎月、数多くの書籍を乱読する私。
タイトルから興味が沸く場合や趣味から派生して購入する場合。
また、暇潰しに購入する場合と様々です。
そんな乱読人間の私が、ご推薦する書籍は考古学。
歴史が好きな私。
必然的に出会った運命の書籍。
★ 骨と墓の考古学
谷畑美帆 著
角川ソフィア文庫
おすすめ度:★★★★★
建設作業中に骨が出土。
状態が良ければ脳みそもまだ残っている。
骨に残る跡もあれば残らない跡もある。
そこから過去の病気や社会状態を考える。
日本人は江戸時代の時が一番低身長だったと言います。
食肉が基本禁止されていたのが一要因。
また栄養源が偏り病気も横行。
しかし完璧なまでの下水処理。
具体的には汚物は肥料でリサイクル。
同じ頃のロンドンはテムズ川に流し放題でコレラが蔓延。
江戸は世界屈指の人口を抱えながら整備された巨大な都市。
東京を散策しながら悠久の時を感じるのもいいね。
2018年8月3日
静岡県 藤枝市 ワイン専門店
最終更新日:2018-08-03