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チャイコフスキーとシラーズ

チャイコフスキーとシラーズ



当店店主はワインとクラシック音楽に造詣が深い。

そんな私から素敵で大胆な思わず驚き、驚愕!!

そんなマリアージュをご紹介致します・・・。




アンドリス・ネルソンス。

2017年から歴史あるライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の21代カペルマイスターに就任。



2018年3月の演奏会。

モーツァルトの交響曲第40番。

チャイコフスキーの交響曲第6番、所謂、悲愴。

誰もが一度は聴いた事がある名曲?

ドストエフスキーのカラマーゾフの兄弟的・・・。

と言うのは難しくて途中で断念?では悲しい。

誰が何と言おうと名曲中の名曲である。

一度も鑑賞したことがない人は読書とは違うのでただBGMとして流すだけでも挑戦して下さい。

小泉純一郎さんは私と同じくクラシック音楽愛好家。

著書で初めて鑑賞する作品はまず耳に通すと記述がある。

そうです!!まずは慣れるが必要である。



と、完全に脱線したので本線へ



えっカペルマイスター、太った・・・。

が印象的。

ぽっこりお腹で私と似た体形に親近感。



歴史あるオケも地域色薄れた・・・。

悲しいね・・・。



往年の演奏家ばかり鑑賞の私。

モーツァルトのシンフォニーはワルターが格別。

ブルーノ ワルター。

尊敬できる人間性を兼ね備えた指揮者兼作曲家。

第40番は冒頭からポルタメントがかかる。

それから半世紀、演奏解釈は進化なのか退化。

削ぎ落した純な響き・・・。

センチメンタルな気分にはならないね。



そしてチャイコの最後のシンフォニー。

交響曲の方程式、苦難から歓喜へ・・・。

それを崩す斬新な終わり・・・。

静寂でシンフォニーは終わる。

まさに鼓動である。

チャイコは初演の翌月53歳の若さで死去。

彼は意外と悩み多き人物であった。

その死には憶測が今でもある・・・。

ミステリアスなシンフォニーを残し・・・。

それが更にミステリー感を呼ぶのである。



ワインは豪州のシラーズ。

全く音楽とは真逆・・・。

これがお互いが存在感を高めいい。



★ 2013 パイロット ヴュー シラーズ

  ウッドストック

  南豪州 マクラーレン・ヴェイル

  当店販売価格¥4,354(税込)



銘醸地マクラーレンヴェイル。

同産地は高級ワインが多彩。

特にシラーズは印象高い。



2018年6月26日
静岡県 藤枝市 ワイン専門店



最終更新日:2018-06-26